作品のほとんどは“愛”がベースとなっている市川拓司。2003年に発刊されたファンタジー恋愛小説『いま、会いにゆきます』が大ヒットし、恋愛小説の旗手として知れ渡るようになりました。今回はみんなの投票で「市川拓司の人気書籍ランキング」を決定します。幼馴染3人の運命を描いた作品『そのときは彼によろしく』(2007年)や、2006年に『ただ、君を愛してる』の題名で映画化され大ヒットを記録した『恋愛寫眞』(2003年)など多くの著書があるなかで上位に輝くのは!?あなたのおすすめする作品も教えてください。
最終更新日: 2020/11/01
このお題は投票により総合ランキングが決定
1962年に東京で生まれた「市川拓司」。大学卒業後、出版社に就職したものの3ヶ月で退社。2年間のフリータ生活を経て、税理士事務所に勤めながら妻のために小説を書き始めました。1997年からネット上で数多くの作品を発表しはじめ、2002年に『Separation』でデビュー。翌2003年に発売された『いま、あいにゆきます』は、ベストセラー小説『世界に中心で、愛をさけぶ』に折り込みチラシとして挿入されたことをきっかっけに大ヒットを記録しました。その後、『恋愛寫眞』(2003年)や『そのときは彼によろしく』(2004年)など、数々の恋愛小説を生み出しています。
幼い頃から多動多弁で先生から”問題児”とされていた市川拓司。発達障害に詳しいライターから勧められたメンタルクリニックで受診した結果、”注意欠陥・多動性障害(ADHD)とアスペルガーにほとんど該当する”と診断されました。自身の発達障害を”個性”と捉え、2016年に『ぼくが発達障害だからできたこと』を出版。読んだ人に自信と勇気を与えることができるこの本は話題となりました。
このランキングにおける「市川拓司の書籍」の定義は、彼が手がける小説作品です。共著・アンソロジー作品からも投票が可能です。
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1位いま、会いにゆきます(小説)
2位恋愛寫眞 もうひとつの物語
3位そのときは彼によろしく(小説)
4位こんなにも優しい、世界の終わりかた
5位ぼくらは夜にしか会わなかった
1位いま、会いにゆきます(小説)
2位恋愛寫眞 もうひとつの物語
3位そのときは彼によろしく(小説)
4位こんなにも優しい、世界の終わりかた
5位ぼくらは夜にしか会わなかった
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不器用すぎる恋愛の結末に胸が締め付けられそうになる
ずっと他人に気を遣いながらも片思いばかりを繰り返してきた大学生の誠と誠の同級生で大学生とは思えないほど幼い見た目のちょっとオリジナルな女の子である静流の片想いの物語です。
誠は大学の同級生のみゆきに恋をしつつも静流のことも気になってしまうし静流はそんな誠が好きだと公言しながら誠の片想いの邪魔をするつもりはないと言って少し奇妙な関係が続きます。
お互いを思いやる気持ちの強さが伝わってきて前に進まないもどかしさを感じつつ、台詞回しがとても心に刺さってきてずっと見ていたいと思わせる関係でもあります。
胸が苦しくなるようなラストまで、独特の世界の中で育まれる誠と静流との恋愛を応援しつつ羨ましく感じる作品です。
読後はしばらく放心してしまいます。
最高にきゅんとする作品です
私が、市川拓司さんという名前を意識したきっかけの作品です。
宮崎あおいさんと玉木宏さん主演で映画化され、小学生当時一度テレビで宣伝を観て「絶対観たい!」と思っていましたが、結局上映期間中に観に行くことはありませんでした。
公開から年以上経っても当時の宣伝が忘れられず、やっとDVDを観る機会がありました。最初から最後まであっという間にみることができ、原作もすぐに読みました。
純愛ストーリーというととっつきにくい感じがありますが、市川拓司さんの作品はどれも素直に読めて、きゅんとします。市川拓司さんの小説のなかでも、一番おすすめします。
自分をただ好きでいてくれるなんて何て羨ましいんだと思いました。
恋をすると死んでしまう病気(正確には成長するとある程度の年齢で病が発症する)の女性が自分の人生をかけて自分に強いコンプレックスのある少年を愛する話です。キスだけのプラトニックな二人ですが、こんなにも愛し合い好きになってもらえるなんてなんて羨ましいんだと若かったころは思いました。大人になりそれがどんなに切なくて苦しいのかを理解できるようになったいまもう一度読み直すのもまた違う目線で読むことができるかもしれません。市川先生の作品は切なくて暖かい作品が大好きです
これを読んだらいつでも号泣
私の中での泣ける小説ランキング、ナンバーワンです。初めて読んだときはラストで驚いて号泣、2回目以降は伏線に気づいては泣いていました。泣きたいときにはこれを読むって決めているくらいです。
ちょっと不思議な感じはするけれど、切なすぎる純愛物語です。主人公たちがピュア過ぎて、心が洗われます。
切ない恋愛小説
切ない物語で、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、最後は泣いてしまいました。静流に感情移入すると本当に切なく、でも静流の思いが報われてほしいという気持ちで一気に読み進めてしまいました。こちらは映画もおすすめです。
人を好きになりたくなる
最後は両想いですが、基本的には片思いの物語として進んでいくぎこちなさが本当に愛おしい。
登場人物がみんな相手のことを思いやり過ぎて自分の気持ちを伝えきれないために、まったく前に進めていませんがこれが人を好きになるということではないかなと思わさる。
衝撃的なラストを初めて読んだ時のショックは未だに消えていません。
切ない
読んでいるこっちが切なくなりますし、どうして幸せになれないんだろうと悔しくなりました。ヒロインもとても魅力的なので、感情移入しやすく夢中になって読めましたし、何度でも読める作品で全く飽きがこないです。
幼馴染3人の絆
読んでいて情景が目に浮かぶような市川拓司さんのファンタジー要素もある素敵な世界観が楽しめます。自分の中のイメージしていた3人が映画のキャストと少し違っていたので映画は観ていないのですが、それくらい読んでいて想像が膨らむようなお話です。
不思議な世界観
「きっとこの世界には2番目に好きな人と結ばれるカップルだって星の数ほどいるだろう」という言葉が印象的です。この人の書く、切ない純愛はやっぱりすごくいいです。この本でもきっとまた、切なすぎる恋に涙が出てしまいます。
切なく少しファンタジーなラブストーリーで読みやすい
素敵なセリフ回しや小気味よい会話のテンポがさすが市川作品だと思いました。主人公の父親がとても良く、本の題名と合わさって感動させられます。ただのラブストーリーものではなくファンタジー要素もあり最後まで一気に読んでしまいました。
愛が詰まった作品です
中学時代から一途に1人の女性を愛し続けている男の話で、個人的には少し展開が出来過ぎだと感じる部分もあります。ですが幼馴染み3人の微妙な関係性や、何処か懐かしく感じるエピソードに強く心を打たれました。そして読んだ後に切なさは残るものの、愛っていいなと素直に思える作品です。
ピュアな気持ちになれる
市川拓司さんの小説は、どれも読んだ後にピュアな気持ちになりますが、この小説はとくにそうでした。人と人とのつながりは不思議です。いろいろな人に出会って楽しいこともあれば、別れもあって悲しいこともあります。ハッピーエンドな話です。
綺麗な小説です。
3人の子供の話です。
こんなキラキラした思い出に憧れ、大切な人と数十年を経て出会い、恋に気付き、確認し、友情を取り戻す。
ハッピーエンドを期待し、それを単純に喜んでしまいました。
読み終えた後、心地よい優しさに包まれました。
胸の奥を激しく揺さぶられます
タイトルの通り、世界が終わりを迎える中で愛する人に上手く伝えられなかった想いを伝えに行くという話です。しかも登場人物はそれぞれ葛藤を抱えつつも、根幹には優しさが垣間見えるため読んでいて心地良く感じられました。読み終わると、もっと精一杯生きてみようと思わせてくれる作品です。
やはり市川拓司さんの作品です。
市川拓司さんの作品に共通して言えることですが、心が癒されます。
呼んでいる時間が幸せな作品です。
日々の生活に追われ、何が本当に幸せをもたらしてくれるかを改めて考えるきっかけになりました。
一気に読んで欲しいです。
パニックではない、切ない静かな世界の終わり
読み終わったあと、こんなに静かな世界の終わり方もあるのかと思いました。空から降る青い光に包まれると動きを止めてしまう。世界がどんどん時を止めていく中、様々なストーリーが展開されどれも切なく優しいです。世界はきっと滅ぶけれど優しい気持ちになれる一冊です。
心がずっしり重くなるけど癖になる味わいがある作品
短編集ですが総じて暗いお話で重たい気分になることは確実です。
ですがストーリーに味わいがあって妙な説得力があるので不快感はなく、いろいろと考えさせられます。
私は表題作が好きですが、いじめの被害者にとって「世界中が雨だったら」という考えは深刻なものであり追い詰められる気持ちもわかります。
「もうやめて」と叫びたくなりながら読むのは市川拓司作品では珍しいのでどうしても印象に残りました。
人生の意味を問いかけてくる愛の物語。
3つの短編が収録されていますが、今までの市川拓司の世界を裏切るようなストーリー展開が面白いです。それぞれにテーマの違うストーリーでありながら、読み終わった時に人生の意味を考えさせてくれます。SF的要素があり、読み応えのある小説でした。
心に残る少し重いストーリー
市川さんの作品の中でもかなり重めの作品だと思います。世界の外側に逃げる勇気を持っていない人はどうすればいいのか?学生時代に抱えていた鬱屈した思いを思い出すような作品でした。思春期に読んでいたら相当気持ちが持っていかれたと思うので、大人になって鈍感になった頃に読んで良かったと思いました。
10代の恋愛を切なく描いたファンタジー小説。
高校時代の初恋の悲しさ、切なさを思い出させてくれる青春恋愛小説です。誰にもあるであろう青春時代の恋の苦い思い出を、さらりとした文章で読ませる上手さを堪能できます。懐かしさだけでなく、今の自分を振り返るきっかけになった作品です。
筆者のことがよくわかる一冊
自身が発達障害であること、発達障害の特徴などがまとめてある一冊です。市川さんの本が優しすぎる、ピュアな世界観であることがなぜだかわかるような本となっていて、初めて知ることもたくさんあり、いろんなことが学べると思います。
初めて市川拓司に出会った
「吸涙鬼」という不思議な題名にひかれて、誰が作者とかを考えず、読んだお話です。市川拓司ワールドに引き込まれることになってしまったきっかけの一冊となっています。ファンタジーの要素もありつつも、不思議と温かな気持ちにしてくれる、そんな1冊です。
このつまらない世界でこの作品に出会えた奇跡
読めば読むほど次はどうなるんだろ、登場人物達の心境は、という気持ちな高まり、気が付けば読み終わっている作品です。
感動して涙が止まりませんでした。
それに切ない気持ちになりましたが、なぜか暖かな気持ちもありました。
切ない恋愛
吸血鬼と人間は本来なら結ばれることはありません。この小説に登場する人物たちも、本来なら結ばれない関係です。でも、お互い恋をしてしまうのです。困難な恋愛だとわかっているのに恋をしてしまうところが切ないです。
主人公は涙を吸って生きる吸涙鬼。
この国に対する強烈な違和感。自分はなぜこうまで人と違うのか?その虚構的解釈としての物語だと作者は言っています。愛は肯定、認め、受け入れてあげることだと思い知らされました。
装丁がまたお洒落。
もしも好きな人の心の声が聞こえたら自分ならどうなるか考えさせられる
人の心の声が聞こえれば人間関係もうまくやれるんじゃないか、と思った時期が私にもありましたがこの本を読んでそんなに単純なものではないと思い知りました。全体的に不安や悲しさの漂う作品でした。ラストもハッピーエンドではなく切ないストーリーでした。
不器用さが自分と重なる
胸にぐっとくるフレーズがたくさん出てきて、読み返すたびに感動します。
市川拓司さんの作品の主人公の不器用さは少し私自身と重なるところがあり、そんな不器用さをもちながらもこの作品のなかの主人公のように愛情深く優しい人でありたいと心から思います。
深い夫婦の愛情
哀しいけれど、深い愛情をもつことができる相手に出会えたことは幸せだったと思うし、そう思って愛情を注ぐことができる夫は本当に素敵な旦那さんだと思います。こんな旦那さんをもちたいと思います。
選択的発達者のスリリングで感傷的な日常
まず、目次の多さに驚きです。
そして、発達障害があっても、自分の得意分野の世界で生きて活躍しているということが、同じ障害を持つ人の励みにも目標にもなると思います。数々の生きづらさを乗り越え、あるいはそれに寄り添いながら進む作者。敏感で繊細だからこそ生まれる物語を期待しています。
愛の尊さを教えられました
妻に先立たれて幼い息子と共に取り残された主人公の元に記憶を失くした妻が生き返って現れます。
主人公は妻に2人の想いで話を聞かせますが、その2人出会った高校生の時からのエピソードが素敵なものばかりで心に響きます。
病気持ちで少し他の人よりも劣るところが多い主人公ですが、妻を当時から愛していたことは間違いなく、その話を聞きながら記憶を失くしていた妻はもう一度主人公に恋をします。
そしてラストでは驚きの秘密が明らかになりますが、妻の命がけの愛に心が振るわされることは間違いないです。
映画も原作も素敵です
『いま、会いにゆきます』も映画化された作品です。梅雨の時期になると、いつもこの作品を思い出して、映画や小説どちらの作品にも触れたくなります。
この作品も映画公開から10年以上経ちますが、いま見ても全く色あせない素敵な作品です。小説も言葉が本当に綺麗で、すっと読むことができます。
切なくて涙が出てきますが、どこか気持ちがあたたかくなる小説です。
心がじんわり暖かくなるストーリー
映画化もされていて、私も映画で感動して原作も読みました。何度読んでも切なくて泣いてしまいます。本を最初に読んだ時はまだ学生だったのですが、結婚して子供が出来た今の方が澪の気持ちが痛いほど伝わりより深くストーリーに入り込めました。
やさしすぎる世界
市川拓司ワールド全開の優しすぎるラブストーリーでした。この本もまた、泣けます。
最初読んだときはあんまりかなと思ったり、正直理解できないところもありました。数年後にひさびさに読んだら、印象が全然違っていました。何回も読んだことが良かったのか、私が大人になったのが良かったのか、わかりませんが、ぜひ何度も読んでほしい1冊です。
切なくて泣きました
死んだはずの妻が帰ってきたという展開に、最初から惹かれました。
平凡に過ぎていく日常と、また一から恋愛をする巧と澪がとても素敵です。
また、息子の佑司が素直でいい子で、最後にママと離れてしまうところは涙が止まりませんでした。
そこで終わりではなく、澪が帰ってきた理由についても書かれているところが素晴らしかったです。
死ぬとわかっていて、それでも巧と佑司に会うために選んだ人生を思うと、切なくなるお話でした。
好きすぎて言葉では表せません。
先日亡くなられた竹内結子さん主演で映画化もされましたが、原作も読んでいて途中から涙が止まりませんでした。主人公の男性の記憶がない妻への気持ちも息子さんの気持ちも記憶がない母親の気持ちも全てが優しすぎて苦しかったです。私にも夫や子どもがいますが、同じような立場で読んだらまた見方も変わるかもしれないです。実家に置いてあるので近いうちに取りに行って読み直してみようと思いました。
泣きたかった
市川拓司さんの書いた本の中でも一番好きな小説です。最初、読書で泣きたい気分になりいい本がないかネットで探しておすすめしてあったので読んでみました。最後まで駆け抜けるようにページをめくりました。それくらい引き込まれました。最後まで読んでやっと亡き妻、澪のなぞが解けました。愛する夫と幼い息子を残して死んでしまったとしたら・・・自分に置き換えると胸がつぶれそうです。
家族愛
亡くしたはずの妻が帰ってきて、遺された息子と共にまた以前と同じように暮らす。というのは若くして配偶者を亡くしたら誰もが願うことだと思います。
何故そんな不思議なことが起きたのか、家族の今まで通りの日常と、亡くした妻が帰ってきたことで起こる日常の中の変化が細かく描かれており、その差異によって切なくなるストーリーが魅力的です。
文句無しに泣ける作品
映画も大ヒットし、世間的にも知名度の高い作品ですがやはり素晴らしいです。内容として死んだ妻が戻って来る、というファンタジー色が強い作品ですが、展開にわざとらしさもないため直ぐに物語に引き込まれて行きました。しかも最後に妻が戻って来た謎は解けますが、兎に角切なくて男でも思わず泣けちゃう作品です。
大切な人のことを思う
大切な人をなくしてしまったとき、前を向いて歩いて行ける人と、ずっと悲しんでいる人がいます。亡くしてしまった人のことを思って、後悔することもあるでしょう。亡くなった人が戻って来ても、それは一時的です。いつか人は亡くなるのだから、後悔しないようにしたいと思いました。
市川拓司さんらしいSF感
若くして妻(澪)を失ってしまった巧と息子の佑司の切ないお話。
生前「雨の季節になったら戻ってくる」と言っていた澪が実際に雨の時期に戻ってきました。
澪が戻ってきた本当の理由を巧は知って、父子ふたりで力を合わせていく感動作。
三人の絆の深さにとても感動します。
優しさに溢れている作品
親子の物語としても、夫婦の物語としても、優しさに溢れていて心が温かくなる。
私が好きなのは高校時代のエピソードを聞かせるところなのですが、この出会いがあって今の優しさがあるのだと思うととても納得。
ファンタジー色はあるものの、それ以上に思いやりの心が印象的。
宝物です。
個人的な理由ですが、小・中学生だった3人の子供がお小遣いを出し合って、私の誕生日にプレゼントしてくれた本です。ストーリーも愛情に溢れていて涙無くしては読めない物語でした。読後、母親として精一杯子供達を愛し、守っていこうとおもいました。私の宝物の一冊です。
感動的なラブストーリー
死んだはずの妻が雨の季節に戻ってくるという不思議な導入部でありながら、そこにあるのは愛です。家族の絆や愛が試されるというか、雨というワードが独特な空気感を生んでいます。これほど感動的で純粋な愛が描かれたラブストーリーは見たことがありません。
哀しく切ない気分になれる
市川拓司の「いま、会いにゆきます」は、慌ただしい日々を過ごす中で、忘れがちな人と人とのふれあいの稀少性、再現不可能な出会いの大切さ、せつなさを思い出させ、ほっとするとともに胸が熱くなります。私にとってかけがえのない一冊です。
心が優しくなれる
身近な好きな人を思うとき家族を大切に思う気持ち、計ることの出来ない時空を越えた奇跡や思いを起こさせてくれる本。必ずその思いには別離の予感があってもこの世界っていいなあと思わせてくれる優しい気持ちにさせてくれます。
涙します。
私は映画を観てからこの小説を読みました。映画を観ているから話が入ってきやすくて、多少違うところはありますが、涙なしには読めませんでした。
小説の中でも会話が多く、主人公たちの会話、情緒が入ってきやすかったです。
涙なしでは見られない家族愛のストーリー
結婚して子供が生まれてからも何度も見ているが、見るたびに家族の大切さを実感させられるストーリーが良い。子役の男の子の全力疾走するシーンやお母さんと別れのシーンは、体中の水分がなくなるほど涙が溢れてしまう。
別れをテーマにした涙なくして読めない恋愛小説。
恋愛をテーマにした小説は山ほどありますが、人を愛することの大切さをここまで描いた作品は滅多にありません。出会いは必ず別れを伴いますが、その時になって愛することの意味を人は感じます。感動的な恋愛小説です。
切ない純愛
純愛で、切なくて、読んでいて涙が出ました。切ないけれど、心がぽっと温かくなる小説でした。
愛が降り注ぐ
夫婦の愛、親子の愛、いろんな愛がまさに雨のように優しく降り注ぐ作品でした。
家族を想う気持ち
家族を想う気持ちに感情移入して泣いてしまいます。初めて読んだのは学生の頃でしたが、大人になったいま、家族ができ、気持ちがもっとわかるようになりました。