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2位ツナグ(小説)
引用元: Amazon
第32回吉川英治文学新人賞受賞作[1]。2014年2月現在、69万部のベストセラーとなっている。 2014年2月1日発売の『yom yom』2014年冬号より、続編となる「ツナグ2」の連載が開始されている。
感動で涙が止まらない
死者と会わせてくれるツナグという人がいて、その人に様々な人物が頼みに来るという短編集です。人生において人それぞれの後悔を持っていて、死者と会うことで納得できた人もいれば、後悔が増えた人もいて、ひとりひとりに感情移入して涙します。
3位冷たい校舎の時は止まる(上)
引用元: Amazon
雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。
予想外の結末
男女8人の高校生が校舎に閉じ込められるところから物語が始まります。なぜ閉じ込められているのかを知るために、一人の自殺したクラスメイトを思い出さなければいけません。非現実的な設定ですが、どことなくリアルで結末は予想外でした。
4位ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
引用元: Amazon
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』は、辻村深月による日本の小説。第142回直木賞候補作、第31回吉川英治文学新人賞候補作。 テーマは「女子」の「格差」で、作者の故郷である山梨県を舞台に、30歳前後の女性たちの“息苦しさ”が描かれる。
題名に鳥肌
母親を殺してしまった女性と彼女のかつての友人の二人をメインに描かれています。彼女たちの心情などがとても細かく繊細に表現されていて、共感できるところが多いです。そして、なによりも最後で題名の意味が分かり、鳥肌が立ちました。
5位スロウハイツの神様(小説)
引用元: Amazon
『スロウハイツの神様』(スロウハイツのかみさま)は、辻村深月による日本の小説。書き下ろし。
人間が好きになる
辻村深月さんの作品は描写が繊細で、登場人物の気持ちに寄り添っていますが、この本はとくにそうです。ひとりひとりの心情が、直接表現されてなくても、自然と察することができます。また、人間のいい部分を全体的に感じることができました。
後味がいい
一人の女子高生について描かれている物語で、彼女の感性や考え方についてとても繊細に描かれています。そして、結末が予想外なのですが、読後感がとてもいいです。ドラえもんのひみつ道具も登場してファンタジーのような雰囲気も感じられます。