1分でわかる「長渕剛」
男が憧れる男・長渕剛
長渕剛は1956年9月7日生まれ、鹿児島県出身。幼少期は身体が弱く病院通いをしていたそうですが、現在は"男の中の男"とされ、醸し出す強さと逞しさが人気です。歌手としての印象が強いですが、ドラマや映画に出演するなど役者としても才能を発揮しています。
任侠ドラマ『とんぼ』でヒット曲を連発
中学時代から独学でギターを学び、大学で本格的にアーティスト活動をはじめた長渕剛。数多くの名曲を残していますが、なかでも1988年にリリースされた『乾杯』と『とんぼ』は特に有名。任侠ドラマ『とんぼ』(1988年)の劇中歌として大ブームを巻き起こし、カラオケの定番になりました。
長渕剛のテレビドラマ出演作品
初主演ドラマであり、家族をかき回す家庭教師役をつとめた『家族ゲーム』(1983年)、権力を嫌って弱いものに寄り添う医者・ポーを演じた『しゃぼん玉』(1991年)、前述の、劇中で流れる曲をすべて手掛けた『とんぼ』(1988年)など。漢らしさが際立つ作品を残しています。
まさに代表作と言っていいドラマ
長渕剛がフォーク歌手から一歩進んでカリスマ的人気を獲得するきっかけとなった作品で、まさに代表作と言ってもいいドラマ。主人公を演じる長渕剛の役どころはチンピラという一般受けしづらいものでしたが、あまりにもかっこよく、また主題歌もドラマのキャラクターにピッタリで、昭和の終わりを飾るにふさわしい人気ドラマとなっていました。
まららんさん
1位(100点)の評価
不朽の名作、その後の印象に一番残る作品
今のコンプライアンス全盛期には考えられない、テレビドラマの枠組みを超えた、やくざをテーマにした作品。血なまぐさいシーンもあるが、それよりも、丁寧に描かれた人間模様、愚直なまでの主人公のまっすぐな生きかた。後の長渕剛のキャリアに大きく影響した名作ドラマだと思います。哀川翔の下っ端っぷりもまた素晴らしい。
コンコンさん
1位(100点)の評価
長渕演じる小川英二に男の美学を教えられました。
長渕演じるヤクザ・小川英二が、虚ろな目に狂気性を秘め、対峙する相手を殴り、蹴りを入れるシーンは圧倒的な迫力で衝撃的でした。その強さの背景にある人としての正義感に共感し、男の中の男を感じる生き様に憧れたのを覚えています。同名の主題歌「とんぼ」を聞くと、今でも壮絶なラストシーンが浮かびます。
北のヒーローさん
1位(100点)の評価