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吸血鬼といえば?コミカルなものからシニカルなもの、ホラー、学園と様々です。イケメンが好きなら「ヴァンパイア騎士」。ハーレムを望むなら「化物語」。英国物なら「ダレン・シャン」などがあります。
しかし、吸血鬼の元祖といえば?そして、一番新しい吸血鬼漫画もご紹介しましょう。
しかし、吸血鬼の元祖といえば?そして、一番新しい吸血鬼漫画もご紹介しましょう。
ランキング結果
望月淳の吸血鬼と吸血鬼を狂わす病との闘い
最も新しい現在進行形、ガンガンで連載中の吸血鬼漫画です。望月淳といえば、アニメ化もされたパンドラハーツの作者ですが、アニメでは描かれなかった事実や原作のラストに、愕然としたファンも多いのではないでしょうか。それだけに、期待大のヴァニタスの手記。吸血鬼だけが掛かるという病「呪持ち」それを唯治すことができる人間ヴァニタス、そして吸血鬼のノエ。2人は、吸血鬼と人間の戦いを止めるために、その根源にあるものを求めて戦います。ヴァニタスという名を受け継いだという、謎の人間ヴァニタスは、吸血鬼の心理が描かれたヴァニタスの書を受け継ぐ人間。吸血鬼を救うという彼の真意は?
パンドラハーツ同様、人間が敵になったり吸血鬼の中に彼らを妨害するものがいたり、と忙しく物語が展開していきます。
まさに、平成、令和の萩尾望都といったレベルの物語です。パンドラハーツのことがあるだけに、読めないラストが楽しみです。
3位ヴァンパイア騎士(漫画)
引用元: Amazon
作者 | 樋野まつり |
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ジャンル | 少女漫画 |
出版社 | 白泉社 |
連載 | LaLa(2005年1月号~2013年7月号) |
巻数 | 全19巻 |
元祖吸血鬼漫画は令和によみがえる
吸血鬼漫画といえば「ポーの一族」ですね。巨匠萩尾望都の代表作。吸血鬼の一族の生き残り、エドガーと彼が自らの手で吸血鬼にした人間、アランとの甘美な生活を描きます。1970年代の少女たちを夢中にさせたポーの一族は、1976年「エディス」でファンに惜しまれながらも最終回を迎えます。
当時の漫画といえば、現代漫画と違いスクリーントーンの種類も少なく、ほとんどの背景や点描はすべて手書きです。もちろん、コピーやパソコンに取り込んで書くなどということもない時代です。NHKの連続ドラマ「なつぞら」を見た人は、アニメを仕上げるシーンでアナログな手法で作られていた姿を見たのではないでしょうか。
そんな時代でも、今の漫画と比較しても遜色ない美しい絵が、萩尾望都先生の絵です。現代の人気漫画家の中にも影響を受けた人がいるのではないでしょうか。
その後、様々な賞を受賞、誰もが忘れかけた頃2018年に続編の「ユニコーン」が連載を再開します。
実に40年ぶりの再開に、白髪交じりになったファンも歓喜していることではないでしょうか。