1分でわかる「熱帯魚に適した水草」
熱帯魚を育てる手助けをする水草
美しい観賞魚に癒やされたり、自分だけの水族館を作ったりと、趣味やインテリアとしても人気を集めているアクアリウム。淡水魚や海水魚などの熱帯魚だけでも楽しむことはできますが、水草を入れることで見た目が良くなるだけでなく、魚の飼育を手助けしてくれます。水草のおもなメリットは、光合成で酸素を作り出し、魚の排泄物を養分として吸収することで水質を保ってくれること。また、卵を産みつける場所として繁殖を助ける、自然と同じ環境に近づけることで魚のストレスを減らすなどの役割も担っています。しかし、前景草・中景草・後景草・浮草・苔など、水草の種類は非常に豊富。レイアウトや魚との相性を考えると無限に組み合わせが存在し、初心者だけでなくベテランでも悩むことは少なくありません。
熱帯魚と水草の相性も重要
レイアウトや育てやすさはもちろんですが、熱帯魚との相性も重要です。水草の選び方において、魚やエビに食べられてしまったり、魚のヒレを傷つけてしまったりなどは初心者にありがちなミス。また、魚の好む環境と水草の自生している環境が合っていないため、枯れてしまうというケースもあります。
水の中で育つコケの仲間
深い緑色をしたしっとりとした質感が美しい水性ゴケ。
水槽にそのまま入れてワシャワシャ茂らせてもよいですし、石や流木に巻き付けて配置しても絵になります。
特に流木に活着させると、長い時間が経ったような自然な雰囲気になるのでかっこ良くレイアウトできますよ。
葉が細かいので、ある程度まとまって茂らせると生き物の隠れ家になります。
メダカなど水草に卵を産み付けるお魚の産卵床にもなりますよ。
丈夫であること以外にも、さまざまなメリットがある水草ですね。
プロアクアリスト
轟 元気さん
2位(90点)の評価
稚魚の隠れ家に最適!!
熱海魚を飼っていると、産卵する場合がありますが、稚魚の隠れ家がないと、稚魚が生まれても、熱帯魚に食べられてしまいます。
しかし、ウィローモスを水槽に入れておくことで、稚魚が食べられずに育ってくれたりします。
ウィローモスでグッピーの繁殖ができました。
くめめーんさん
1位(100点)の評価
川に生えてたアナカリス
子どもが川に釣りに行ったときに、自然に生えていたアナカリスを持って帰ってきました。その後、子どもは嬉しそうに水槽に移して「おしゃれになったね~」と言っていました。ごく普通のグッピーですが、自分でとってきたという思い出で百倍増しのようです。
rinrin(^さん
1位(100点)の評価