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1位ヒッチコック / ヨルシカ
公式動画: Youtube
2位ただ君に晴れ / ヨルシカ
公式動画: Youtube
「思い出」になってしまった青春ばかりが綺麗に見えてしまう
青春と言うのはどんなに馬鹿みたいでくだらないものでも、過ぎ去って過去になった途端に非常に輝かしく思えるものです。例え「君」と話したことすらなかったとしても、その愛しかったという気持ちだけが名残惜しいのか潔くなれないのか、残り続けてしまったりします。そんな、今はどうにもならない思い出が懐かしくなる曲です。
3位言って。 / ヨルシカ
公式動画: Youtube
言わなければいけないのは、本当は自分の方
ヨルシカの曲は基本的に、自分が伝えたいと思っているはずの気持ちは、実のところ本当に自分でも伝えたいと思っているのか? ということに焦点が充てられている気がします。この曲は「言って。」というタイトルで、歌詞も相手に「もっとちゃんと言って」と書かれていますが、実際のところ何も言えていないのは自分なんですよね。相手に言って欲しい気持ちと、自分が言わなければいけない気持ちの、その二つが重なっている名曲です。
「好き」を「好き」でいられたらいいのに
この曲は他の曲に比べても非常に具体的で、ストーリー性が非常に強い曲です。私の古い友達で音楽が非常に好きだったけれど、それで演奏家の道に進んで音楽を「仕事」にしてしまったら、音楽を好きになれなくなってしまったという方がいました。この曲を聞くと、その友達のことを思い出します。好きな物を、ただ「好き」のままでいるのは難しいなって思ってしまう。そんな曲です。
5位雨とカプチーノ / ヨルシカ
公式動画: Youtube
美化することもなく、そのままの姿を覚えていたいだけ
ヨルシカが「今」ではなく「過去」や「思い出」を重要視しているアーティストであるのはもう言わずもがなの話です。雨とカプチーノも過去をテーマとしていますが、この曲はその過去を「忘れたくない」という思いが強く感じられます。他の曲はどちらかと言えば「忘れられない」というイメージが強く、この曲はほんの少しだけ違いが感じられます。特にこの曲から強く感じられるのは、過去を美化したくないという思いです。過去はそのまま、思い出だからって綺麗にしたくない、という気持ち。色褪せてしまうのは嫌だけど、溢れてしまうのも嫌。そんな不可能ではあるけれど、素直な願いが感じ取れる歌です。
届かせたいのに届かない
初めてヨルシカを知った曲でもある為、非常に印象の強い曲です。何かしらの想いや願いを届かせたいと思いはするもののそれを実行に移すことが出来なかった、というのは一部の人が持つ特有の価値観な気がします。この曲はそんな言葉にしにくい思いを端的に表現してくれている名曲です。