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Twitterでシェアまえがき
単にスタイルが格好良いものから、その生い立ちがかっこよかったり、デザイナーの情熱がかっこいいクルマも。
いずれも甲乙つけがたい魅力的なクルマが揃う中、ぼくがかっこいいと思うクルマのベスト5です。
ランキング結果
1位ランボルギーニ ガヤルド
Lamborghini Gallardo LP560-4. by Brandon Lim/ CC BY
ガヤルド(Gallardo)は、イタリアの自動車メーカーのランボルギーニが製造していたスポーツカーである。
ミドシップ化したのに「紛れもないコルベット」
画像の「C8」世代からエンジンがミッドシップマウントへと変更されているものの、それでもパっと見た印象は「紛れもないコルベット」。
大きくレイアウトが変わったのに印象をキープするという、シボレーのデザイナーはまさに「いい仕事をした」ということになりますが、欧州のスーパースポーツにはない攻撃的なルックスが素敵です。
3位アウディ TT
もしかしたらポルシェになっていたクルマ
初代アウディTTのデザイナーはもともとポルシェに在籍していたのですが、ポルシェにてボツとなった自分のデザインを温め続け、その後アウディに移籍。
そこで重役にデザインを提案したところ一発で採用となったのが初代TTだと言われていて、つまり「初期デザインは時代よりもずいぶん早かった」のかも。
もしかするとポルシェからこのクルマが発売されていた可能性もゼロではないわけですが、これだけデザイナーの魂がこもったクルマも近年では珍しいと思います。
4位ベンツ Gクラス
40年くらい変わらないのに、今でも通用するスゴさ
もともとは軍用として40年ほど前に登場し、未だフルモデルチェンジを経験していないクルマ(先般の変更は”フェイスリフト”扱い)。
40年前の段階で、すでに完成されたデザインを持ち、すでにアイコンとなっていることからもその”レベルの違い”がわかります。
おそらくはあと40年経っても、同じスタイルのまま「電動化」されて生き残っていそう。
5位日産 GT-R
何モノにも似ていないオリジナリティ
多くの国産スーパースポーツは「何かに似ていたり」する中、GT-Rはイタリアのスーパースポーツにも、アメリカのマッスルカーにも似ていないクルマ。
つまりは「外国コンプレックス」を感じさせない独自のスタイルを持っているということになり、日本の自動車業界が新時代に突入した事を実感させるクルマです。
デザインだけではなく、登場初期から欧州のスーパースポーツに真っ向から喧嘩を売る姿勢もカッコ良かったと思います。
あとがき
ちょっと見方を変えると、「あえて」ハイブリッドで世界に存在感を示したホンダNSX、ずっとそのレイアウトと印象が変わらないポルシェ911も”かっこいい”クルマだと思います。
今の時代にはない「昔ながらのスーパーカー」
以前に乗っていたランボルギーニ・ガヤルド。
現代のスーパーカーほど洗練されておらず、荒削りなところが「いかにもスーパーカー」といった印象です。
初登場は2004年ですが、今でも街なかで見かけると「おっ」と思って振り返ってしまいます。
全高は1165ミリとかなり低く、今の世の中では1200ミリ以下の全高を持つクルマは希少だと思います(フェラーリでも1200ミリ以上)。