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まっしーさんの「吹奏楽の難曲ランキング」

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更新日: 2020/10/16

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まえがき

ひと言で「吹奏楽曲の難曲」といっても、山ほど難曲があるので、それに順位を付けるなんてほとんど無理筋の話ではあるのですが、ここは まっしーの独断と偏見で5曲選んで順位を付けていきます。

単に「難しい曲」というのを選定基準にするのではなく、「話題性のある注目の名曲」という観点でも選びたいと思います。

ランキング結果

1華麗なる舞曲 / C.T.スミス

華麗なる舞曲 / C.T.スミス

引用元: Amazon

作曲・編曲C.T.スミス / -
演奏時間約9:00

C.T.スミス作品の中でも特に難しい名曲中の名曲

C.T.スミスの作品はどの曲も超難曲として有名ですが、その中でも特に難しいのがこの「華麗なる舞曲」。それゆえにチャレンジ精神を刺激される人も多く、吹奏楽経験者ならば一度は演奏してみたいと思うであろう名曲中の名曲。

吹奏楽コンクールで一世を風靡した超難曲

「レクイエム」というタイトルからは想像できないほど激しく盛り上がる非常に難易度の高いB.アッペルモントの名曲。

2018年の全日本吹奏楽コンクールで精華女子高校や上磯中学校が金賞に輝いて大きな話題になると、その翌年には全国大会で11団体が演奏し、そのうち5団体が金賞を受賞するという一大センセーショナルを巻き起こした曲でもあります。
比較的新しい作品であり、この曲にチャレンジしたいという中高生や吹奏楽経験者も多いと言われる話題の超難曲。

祝祭的華やかさと楽しさ満点の超難曲

この曲を端的に表現するなら、「超絶に難しくて超絶にかっこよくて、超絶に楽しい曲」だろうか。
C.T.スミスの作品だけあって超難曲であるが、タイトルのイメージのとおり、祝祭的な華やかさがあり、吹奏楽経験者ならば誰しも一度はチャレンジしたいと思うであろう名曲中の名曲。

美しいコラールの響く超難曲

C.T.スミスの作品の中でも特に美しい響きのある超難曲。
とはいえ、タイトルにある「讃美歌」という穏やかな言葉のイメージからは想像できないほど、冒頭から金管楽器のハイトーンと木管楽器の高速パッセージとユニゾンのメロディーが連なり、非常に高度な技術が要求される曲でもある。

2005年と2012年の全日本吹奏楽コンクールで精華女子高校が金賞に輝いた際の演奏は、必聴の名演。

グレード「7」とも評される超難曲

一般に吹奏楽曲のグレード(難易度)は最高で「6」とされる中で、この曲は「7」とも評される高難度の曲である。
ピーター・グレイアムの作品の多くは特に難曲が多いとされているが、とりわけこの曲の難しいとされる理由は、演奏に求められる細かな精緻さにあるのではないか。

曲名の「ハリソン」とは、大英帝国時代の時計職人の名前であり、当時大航海に必要とされた「高精度時計」を開発した人物である。ハリソンの追い求めた「高精度」がP.グレイアムによって譜面上で表現されている。

2003年の全日本吹奏楽コンクールでの洛南高校による演奏(金賞受賞)は必聴の名演である。

あとがき

「吹奏楽の難曲」をランキングにするのは、とにかく難しかった!!
不思議なことに、難しい曲であればあるほど演奏にチャレンジしたくなってきたのですが、どなたか共感いただける方はいらっしゃるでしょうか(笑)

とにかく難しくも楽しいランキング作成でした!

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