ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアランキング結果
アホっぽいけど誰よりも天才
ゾロが一番好きな私でもその次か同じくらいにくる男、それがやはり主人公のルフィ船長です。
私は本来こういう一番手タイプ、リーダータイプが然程好みではないし、ましてやルフィみたいに常々トラブルの渦中にいるような人に付いていくのは怖いのですが、ただルフィは同時に人や物事の本質を一発で見抜く力に優れた天才でもあると感じます。
特にそれを感じたのがアラバスタで戦争を止めようと提案するビビに対して「海賊だから居ない方がいい」とし、あくまでも元凶は裏で支配しようとしているクロコダイルらバロックワークス一味であり、彼らを仕留めない限りは問題の解決にならないことを見抜くシーンで、こういう大局を見据える判断力、そしてそれを実行出来る戦闘力と決断力を兼ね備えた彼は正にキャプテンシーの持ち主と言っても過言ではないでしょう。
ゾロを初め一味全員が「ルフィは海賊王になる男」と言わしめる器の大きさ、それが彼の魅力です。
ゾロの超えるべき偉大な壁
ゾロにとって永遠の超えられない壁。
ゾロが大剣豪を目指すそのきっかけとなり、ゾロが唯一土下座してまで超えたいと思わしめた最強の大剣豪、それがミホークです。
彼こそゾロが目指すべき最強であり、まずイーストブルーでの出会いからして衝撃でした。ゾロの剣を悉く小さなナイフ一つで捌き、その上でなお「敗北よりも死を取る」というところから、ゾロの中にある強き心力を見抜きゾロに「この俺を超えてみよ!」とまで言い放ってみせる。
ルフィにとってのシャンクスのような存在で、彼がゾロの魅力をより強く際立たせてくれるような、そんな偉大な壁であるなぁと感じさせます。
ストイックな武士道キャラ
ワンピースの全キャラの中でも一番格好いいと私が思うのがやはりロロノア・ゾロです。
私自身がそもそもこの手の「二番手キャラ」が好きなのもありますが、ゾロの場合はそれにプラスして武士道キャラと来ている。これでハマらない訳がありません。
世界一の大剣豪になるという大それた夢を貫き、そしてそんな自分を従える器を持つ船長ルフィを誰よりも立てる。
まさに理想の二番手キャラであり、肩書きこそ「戦闘員」ですが実質の副船長です。
特に一番好きなのが一度麦わらの一味を抜けたウソップが海賊船に戻ってくるシーンで、なあなあで許しそうになっている一味をビシッと一喝し、「一味を抜けるってのはそんなに簡単なことなのか!」と戒めるところは規律に厳しく、しかし同時に誰よりも気高い芯を持った男としての格好良さが凝縮されており、私もゾロのような気高い人になりたいと常日頃思いながら、読んでいます。