イェルサレムのアイヒマン-悪の陳腐さについての報告の詳細情報
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『エルサレムのアイヒマン──悪の陳腐さについての報告』(Eichmann in Jerusalem: A Report on the Banality of Evil)は、ハンナ・アーレントが1963年に雑誌『ザ・ニューヨーカー』に連載したアドルフ・アイヒマンの裁判記録。 日本語版は『エルサレムのアイヒマン』(大久保和郎訳、みすず書房、新版2017年)。 (引用元: Wikipedia)
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感想・レビュー
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ノンフィクション本ランキングでの感想・レビュー
悪の陳腐さについての報告
「イェルサレムのアイヒマン-悪の陳腐さについての報告」を書いたことで
ユダヤ人から猛烈な批判を受ける。
その理由の一つで有る”アイヒマンは怪物的な悪の権化ではなく、
思考の欠如した凡人”という文章がユダヤ人に火をつけたという。
この文章でアイヒマンに情状酌量の余地が生まれてしまうことと、
自らの種を屠った相手が怪物でなく凡庸であることが許せないとのことだ。
なんという誇りの高さだろうと感銘を受けた。
『simple読書会』主催者
simple読書会 前田さん (男性・30代)
3位(90点)の評価