群青 愛が沈んだ海の色に関するランキングと感想・評価

サンゴとってこいや！

20世紀フォックス配給の日本映画。長澤まさみ主演。
長澤が初の過激なラブシーンを演じるのではないか？と話題になったがふたを開ければ肌を露出するシーンすらなかった。騙された！沖縄が舞台なのに！
長澤まさみは沖縄で父親と暮らす高校生で幼馴染の男の子二人（良知真次、福士誠治）がいたが一人は漁師として沖縄に残り、もう一人は那覇の大学に行くことになっていた。漁師の子は歓送会の夜にまさみのことを思う沖縄民謡を歌って、その夜に結ばれる。
「海人の嫁さんもいいかな～って」
というまさみの一言を本気にして漁師の子（良知真次）はまさみの父親（佐々木蔵之介）に嫁にくれというが、「結婚どうこういう前に一人前の海人になれ！」と言われ、深い海に潜ってサンゴを取ってプロポーズしようとするが、そのまま溺れ死ぬ。
このショックで鬱病になったまさみは比嘉な一日海を見て、彼が帰ってくるのを待ち、夜になると母親の残したピアノを（夜中なのに）延々と引き、最後は睡眠薬を飲み始める。
島民はメンヘルまさみに気を使って「夜は寝ているからピアノの音なんか聞いていない」と言い張る。やっぱりまさみがカワイイからみんな気を使ってるんだな。
那覇からまさみの様子を聞いて一時帰宅した幼馴染（福士誠治）はまさみに気を使いできることがあったら何でも言ってくれというと、「一也（漁師の海人）を連れてきて」と無理難題。福士誠治は海に潜ってサンゴを取ってこようとするが・・・

当初は予定されていた濡れ場も諸般の事情で削除されており、ガッカリにもほどがある。しかしまさみはこの後ラブコメ路線でヒットを連発するのだから、濡れ場なんてやらなくてよかった？

映画マイスター

しばりやトーマスさん (男性・50代)

7位(67点)の評価

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