この愛のために撃ての詳細情報
制作年 | 2010年 |
---|---|
上映時間 | 85分 |
監督 | フレッド・カヴァイエ |
脚本 | フレッド・カヴァイエ、ギョーム・ルマン |
メインキャスト | ジル・ルルーシュ(サミュエル・ピエレ)、エレナ・アナヤ(ナディア・ピエレ)、ロシュディ・ゼム(ユーゴ・サルテ)、ミレーユ・ペリエ(ファーブル)、クレール・ペロ(アナイス・スジーニ)ほか |
制作 | シリル・コルボー=ジュスタン、ジャン=バティスト・デュポン |
製作総指揮 | ダヴィ・ジョルダーノ |
音楽 | クラウス・バデルト |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 2,545円(税込) |
『この愛のために撃て』(このあいのためにうて、À bout portant)は、2010年のフランス映画。誘拐された妻を救おうとする男を描いたサスペンス・アクション映画。(引用元: Wikipedia)
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迷いなく、愛の価値を高らかに謳いあげる
この映画を見ると、フランス人てのは地球一、愛に生きる連中なんだとよくわかる。フレッド・カヴァイエ監督のこの時期の作品は皆そうだが、とにかく「愛する人のため」の一点において、まったくブレがない。この監督は、愛たるものを至上の価値観とし、どのような男でもそこに命を懸けるものだということを、まったく疑っていない。
ジル・ルルーシュ演じるこの映画の主人公は、決してイケメンでもマッチョでもない、はっきりいってただのさえないオッサンだ。しかし彼には美人の奥さんがいて、反社の犯罪に巻き込まれた彼女を救うため、ものすごい奮闘を見せるのである。
超能力ゼロ、筋力も金も平凡以下。まさに愛だけがすべて。彼は絶対に折れない、あきらめない、迷わない。ただただ、妻を救うためだけに決断し続け、圧倒的な敵に立ち向かうのである。
誰もが無理だろうと思うが、やがて「負けるな、いけるぞ」と応援したくなる。そんなおじさんの大活躍を描くノンストップアクションである。
男が見れば奮い立つし、女が見れば、一生に一度でいいからこんな風に愛されてみたいとあこがれる事間違いなし。
たとえ昨日までパパ活だの三高だの追いかけていた女子たちでさえも、それがいかにチンケな価値観であったか、思い知るに違いないのである。
映画批評家
前田 有一さん (男性)
3位(70点)の評価