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みやこさんの「黒澤明監督の映画ランキング」

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更新日: 2020/10/22

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ランキング結果

1羅生門(映画)

羅生門(映画)

引用元: Amazon

制作年1950年
上映時間88分
監督黒澤明
メインキャスト三船敏郎(多襄丸)、森雅之(金沢武弘)、京マチ子(真砂)、志村喬(杣売り)、千秋実(旅法師)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

白黒なのに、カラー映画に決して負けない大迫力の演出!

はじめて見た黒澤作品で、非常に思い入れがあります。
原作は芥川龍之介の『羅生門』と『藪の中』で、ストーリーのほとんどはタイトルになっている羅生門よりむしろ藪の中をメインに据えています。原作を先に読んでいたため、このふたつを合わせるとこういう演出になるんだ!という新鮮な驚きがありました。
羅生門に降る豪雨のシーンは大迫力で、引き込まれます。白黒映画で、雨をはっきりと映すために、水に墨汁を混ぜて降らせたという噂もあります。
他にも見上げた太陽の日差しの強さや、京マチ子の高笑いの演技など、カラー映画に慣れきった現代人でもはっと息を呑むほどの大迫力のシーンが盛りだくさんです。

2夢(1990年)

夢(1990年)

引用元: Amazon

どこか不安げで美しい、独特の空気感

短編映画をひとつに集めた、いわゆるオムニバス映画です。タイトルの通り、黒澤監督が見た夢がモチーフになっている、とのことです。
そのためか、どこか現実感の稀薄な、不安げな空気感が全体に漂っていますが、それがとってもアンニュイで魅力的です。ストーリーがとびきり面白い、というよりは、ひとつひとつのシーンもがとても「画になる」作品です。

3生きる(映画)

生きる(映画)

引用元: Amazon

制作年1952年
上映時間143分
監督黒澤明
メインキャスト志村喬(渡邊勘治)、日守新一(木村)、田中春男(坂井)、千秋実(野口)、小田切みき(小田切とよ)、左卜全(小原)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

しんみりと心に響く「ゴンドラの唄」

シンプルなタイトルで、ずばりそのまま生きるとはどういうことなのか、を問いかける映画です。
静かに雪の降る公園の中で、志村喬(主演)がぶらんこを漕ぎながら「ゴンドラの唄」を歌うシーンがとても有名です。かすれた声とやさしい旋律、白黒フィルムに映える雪の白さが非常に印象的で、おもわず涙が浮かびます。

4赤ひげ

赤ひげ

引用元: Amazon

制作年1965年
上映時間185分
監督黒澤明
メインキャスト三船敏郎(新出去定/赤ひげ)、加山雄三(保本登)、山崎努(佐八)、団令子(お杉)、桑野みゆき(おなか)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

「医者」にできることとは? 職業倫理を超えて人と人の愛情に触れる物語

患者さんのために一生懸命向き合い、治療をしてくれる、ひとりのお医者さんのお話です。
若いときに医者を志していた経験があるため、自分の夢や理想を思い出して非常に胸に響きました。夢や理想や愛情だけでは人を助けることができないかもしれないけれど、そんな現実を知って猶、人を助けたいと思うことの尊さや大切さを学びました。

5七人の侍(映画)

七人の侍(映画)

引用元: Amazon

制作年1954年
上映時間207分
監督黒澤明
メインキャスト島田勘兵衛(志村喬)、菊千代(三船敏郎)、岡本勝四郎(木村功)、片山五郎兵衛(稲葉義男)、七郎次(加東大介)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

納得の代表作! 大迫力の立ち回りシーン

おそらく最も有名で世界的にも人気の高い作品。50年以上昔の作品なのに、現代を生きるわたしたちが見ても明快でおもしろく、まっすぐと心に響く作品です。作品終盤、立ち回りのシーンはとにかく派手でかっこよく、大迫力。
しっとりとした邦画よりも、どちらかというとハリウッド映画などの派手な洋画が好きな人におすすめです。

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