1分でわかる「Alfred Reed(アルフレッド・リード)」
偉大な功績を残した吹奏楽の父
Alfred Reed(アルフレッド・リード)は、1921年1月25日生まれ、アメリカのニューヨーク出身。幼少期から音楽を学び、高校時代からプロのトランペッターとして活動を開始しました。そして高校卒業後は放送局の作曲・編曲家兼副指揮者をはじめ、さまざまな音楽関係の仕事に従事するようになります。これまでに『アルメニアンダンス』(1975年)、『春の猟犬』(1980年)、『エル・カミーノ・レアル 』(1985年)などの現代の演奏会やコンクールでも親しまれる名曲を多数発表。また、吹奏楽の形態の1つである「ウィンド・オーケストラ」を生み出しており、その功績から“吹奏楽の父”とも呼ばれています。
輝かしいファンファーレで始まる名曲
アルフレッド・リードの代表作の中でも名曲中の名曲。
冒頭から金管ファンファーレで華やかに幕開けすると、5つのアルメニア民謡による舞曲が続きます。
どの舞曲も民族的で色彩豊かなメロディとリズムが印象的です。
とてもカッコよくて、それでいて美しくもある、不思議な魅力のある必聴の名曲。
まっしーさん
1位(100点)の評価
楽しさが溢れ出る
「杏の木」「ヤマウズラの歌」「おーい、僕のナザン」「アラギャズ山」「行け、行け」の5つの楽章からなる組曲。
特に好きなのは「ヤマウズラの歌」と「行け、行け」で「ヤマウズラの歌」はオーボエの哀愁漂うソロやフルートの可愛らしいメロディーが散りばめられ「行け、行け」は、4分の2拍子の楽しさに満ちた音楽で終盤に向けてどんどん盛り上がっていきまさにアルメニアンダンスの楽しさが溢れ出るパートです。
ギャルみざわあゆ子さん
1位(100点)の評価
思い出深い
元はアルメニアのコミタスヴァタペットによって収集、作曲された民謡。
親しみやすさ、芸術性を感じる。
未熟ながら、演奏していて楽しい記憶がある。
私はこの曲ではじめて音楽を他者と作り上げるということを知ったと思う。
ピヨんさん
1位(95点)の評価