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全国的なランキングなので、観光地として人気の高い沖縄県や、人口が多く大型水族館が限られる大阪府と愛知県からのご紹介となりました。
ランキングでご紹介する水族館は、どこも来館者数の多い水族館ですので、多くの方が行ったことのある水族館も含まれている可能性も高いですが、ぜひご覧ください。
ランキング結果
1位沖縄美ら海水族館
沖縄美ら海水族館_大.jpg by sinnosuke uchida / CC BY
公式サイト | https://churaumi.okinawa/ |
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交通アクセス | 那覇空港より高速道路利用で約2時間 |
入館料金 | ・8:30〜16:30(通常料金)
大人:1850円 中人(高校生):1230円 小人(小・中学生):610円 ・16:00〜(4時からチケット) 大人:1290円 中人(高校生):860円 小人(小・中学生):430円 ※6歳未満は無料 |
営業時間 | 通常期(10月〜2月):8:30〜18:30(17:30入館締切)
夏期(3月〜9月):8:30〜20:00(19:00入館締切) ※12月の第1水曜日とその翌日(木曜日)は休園 |
2位海遊館
Osaka Kaiyukan01s3872.jpg by 663highland / CC BY
交通アクセス | 大阪市営地下鉄中央線大阪港駅1番出口徒歩5分
大阪シティバス88系統・60系統 天保山ハーバービレッジ下車すぐ |
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入館料金 | 大人(高校生・16歳以上):2300円
子供(小・中学生):1200円 幼児(4歳以上):600円 シニア(60歳以上):2000円 ※3歳以下無料 |
営業時間 | 10:00〜20:00
※月によって異なります。詳しくは公式サイトをご覧ください。 |
太平洋を軸に世界の海や川を覗ける巨大水族館
日本で二番目に来館者数の多い海遊館は、展示テーマのコンセプトが明確で、真ん中をつらぬく「太平洋」を中心に、国内外を問わず世界各国の地域をテーマにした展示が行われています。
海遊館を代表するジンベエザメはもちろんのこと、イトマキエイやウシバナトビエイ、マダラトビエイといったエイの仲間がまるで空を飛ぶように優雅に泳ぎ回れるのは、この大水槽のスケール感ならではですので、ぜひご注目頂きたいです。
また、イルカのショーパフォーマンスはありませんが、ニュージーランドのタスマン海をモチーフにしたエリアでカマイルカの飼育・展示は行っており、パフォーマンスとは違った観点からその生態などを観察することができます。
2018年に登場した「海月銀河」は、宇宙をモチーフとしたクラゲ展示ですが、基本的に背景が真っ黒なので、クラゲの身体の構造や泳ぎの様子をくっきりと見ることができ、非日常的空間の体験だけでなく、生き物をじっくり観察するのにも優れています。
他にも、時期によって生き物の生態などに着目した特別展も定期的に開催されておりますので、何度でも楽しめる水族館となっています。
3位名古屋港水族館
公式サイト | https://nagoyaaqua.jp/ |
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交通アクセス | 地下鉄名港線「名古屋港駅」3番出口より徒歩5分 |
入館料金 | 大人:2030円
高校生:2030円 小・中学生:1010円 幼児(4歳以上):500円 |
営業時間 | 9:30~20:00 |
充実した展示だけでなく生き物の保護や環境問題にも注力
イルカやシャチなど海に生息する哺乳類を中心とした「北館」と、サンゴの海や深海などに生息する魚類を中心とした「南館」に分かれた巨大な水族館である名古屋港水族館は、日本で三番目に多くの来館者数を迎え入れていまとなっています。
名古屋港水族館といえばイルカやシャチのダイナミックなショーパフォーマンスなども魅力ですが、今回特にご紹介するのはウミガメに関する展示です。
名古屋港水族館では、昔からとりわけウミガメの研究や保護に力を入れており、1992年の開館当初には屋内にウミガメが産卵するための人工砂浜を設けた世界初の水族館でした。最近でも、2019年には人口砂浜の砂を、愛知県の渥美半島から採取した自然の砂に入れ替えるなどの工夫を行っています。見た目だけでは分かりにくいですが、細かな点にもこだわる名古屋港水族館の意気込みが感じられるポイントです。
同じく2019年にリニューアルオープンした「ウミガメ回遊水槽」では、3種類のウミガメ達が泳ぎ続けることができるだけでなく、岩のくぼみに休憩場所を設けるなど、より過ごしやすい環境を用意することで、さらなる繁殖などを目指していますのでぜひご覧ください。
さらに2020年には、海の環境問題などを考える「エコ・アクアリウム」を全国的にも珍しい常設展示としてオープンしており、私たちと環境とのあり方について考える機会になっていますので、ぜひ足をお運び頂きたい展示の一つです。
全国には他にも大小様々な魅力的な水族館がたくさんありますので、ぜひ皆さんも色々な水族館を訪れてみてください!
弊サイト「水族館.com 」でも全国の水族館を詳しくご紹介していますので、ご参考にしてください。
日本最大級の大水槽だけでなく希少な生き物などにも注目を
日本全国で年間の来館者が長年不動の一位である美ら海水族館は、沖縄県の主たる観光地としても有名で、水族館好きに限らず知名度が抜群の水族館です。
メイン展示の一つである「黒潮の海」で使われている巨大なアクリルパネルが2008年までギネス記録を保有していたことをご存じの方も多いかもしれませんが、これだけの大きさの水槽となったことにはいくつか理由があります。その一つがジンベエザメの食事スタイルにあります。
世界最大の魚であるジンベエザメは、オキアミなどの小さな獲物を捕食する際に、水面に向けて垂直になるため、身体が床に触れないような深さが必要でした。美ら海水族館では、定期的にエサやりの様子を見ることができますが、その姿は圧巻ですのでぜひご覧頂きたいです。
また、イルカのショーパフォーマンスが行われる「オキちゃん劇場」をはじめとした屋外施設は、厳密には美ら海水族館ではなく、海洋博公園内の無料施設となっています。ここでしか見られないミナミバンドウイルカや、全国でも二か所でしか見ることのできないシワハイルカなど、希少な生き物も飼育・展示されていますので、美ら海水族館の一環としてお見逃しなくご覧頂きたいポイントです。