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サクさんの「NHK朝ドラランキング」

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更新日: 2020/02/04

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ランキング結果

1あまちゃん

あまちゃん

引用元: Amazon

放送年2013年
放送局NHK
脚本宮藤官九郎
メインキャスト能年玲奈(天野アキ)、小泉今日子(天野春子)、福士蒼汰(種市浩一)、橋本愛(足立ユイ)、小池徹平(足立ヒロシ)、杉本哲太(大向大吉)、美保純(熊谷美寿々)、宮本信子(天野夏)ほか
主題歌・挿入歌潮騒のメモリー / 小泉今日子
公式サイトhttps://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=asadora88

悲劇を喜劇に落とし込む力

中心に据えられているのは東日本大震災という誰もが無関係ではいられなかった悲劇だが、この物語は朝いちばんに観るのにふさわしい喜劇になっている。全編通して喜劇だからこそ震災という悲劇がより残酷に映る部分もあるが、それは震災の現実的な残酷さときちんとリンクしたものだと思う。誰もが震災を予測せず、ごくごく日常を生きていて、そこには当然笑いがあって、というのはドラマも現実も同じだから。悲劇を乗り越えようともがく人々の姿を喜劇として描き切ったのが本当にすごいと思う。何度でも観てしまう名作。

2とと姉ちゃん

とと姉ちゃん

引用元: Amazon

あらすじ・スト-リー浜松の染物工場で働く竹蔵は亡くなる前に、長女である常子に「常子に家族を守って欲しい」と言い残す。その遺言通り、女所帯を率いて奮闘する常子だったが、女だけで生活することは苦難の連続だった。そして一家は常子の母・君子の実家である「森田屋」に身を寄せることになり、常子は森田屋の女中として働き、女学校にも通いだす。そうした生活を送るなかで、多くの出会いに恵まれた常子は「女性の生活に寄り添う仕事がしたい」と思うようになる。激動の時代を生きる女傑・常子に待ち受ける運命は……
放送年2016年
放送局NHK
脚本西田征史
メインキャスト高畑充希(小橋常子)、西島秀俊(小橋竹蔵)、木村多江(小橋君子)、向井理(小橋鉄郎)、志田未来(田所竜子)、大地真央(青柳滝子)、坂口健太郎(星野 武蔵)、 唐沢寿明(花山伊佐次)ほか
主題歌・挿入歌花束を君に / 宇多田ヒカル
公式サイトhttps://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009050445_00000

「とと姉ちゃん」という生き方に熱くなる

一家の大黒柱として生きる主人公の軽妙で優しい性格が全編通して作品を包み込んでいる。特に好きなシーンは、戦争が終わり会社に再集結して雑誌を作り始めるところ。雑誌作りに踏み切るきっかけとなる、高畑充希演じるとと姉ちゃんが発した「今の時代なんて初めから失敗しているようなものじゃないですか」という台詞が印象的で、実生活でなにか新しいことを始める度にこの台詞を胸の内によみがえらせるようになった。想い人と結ばれない、朝ドラとしては異色と言える展開や、最後まで家族を支え続ける生きざまに胸が熱くなる。

3まれ

まれ

引用元: Amazon

放送年2015年
放送局NHK
脚本篠﨑絵里子
メインキャスト土屋太鳳(紺谷希)、大泉洋(津村徹)、常盤貴子(津村藍子)、葉山奨之(津村一徹)、鈴木砂羽(蔵本はる)、山﨑賢人(紺谷圭太)、小日向文世(池畑大悟)、田中裕子(桶作文)ほか
主題歌・挿入歌希空〜まれぞら〜 /
公式サイトhttps://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=3158

リアルな夢追い物語

堅実な人生を歩むために市役所へ就職するが、夢をあきらめきれずに仕事を辞めパティシエの修行を始める…というところまではとても物語的だけれど、主人公が最後には故郷の町のケーキ屋さんにおさまるところがとてもリアル。夢を追う全ての人がどこかへ登り詰めていくわけではなく、それぞれに自分なりのゴールがあり、しかもそのゴールはとても流動的なものである、というのは多くの人の人生に当てはまるのだと思う。最初に思い描いた高みにたどりつかなかったとして、それも立派な幸せの形だな、と思える。

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