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Twitterでシェアまえがき
平均気温は26~27℃なので、年中常夏。1~5月が乾季、6~12月が雨季ですが、雨季であっても午後にスコールがざっと降る程度です。
フィリピンの魅力は1年中潜れることと、マクロから大物までいろいろなお魚が見られるので、あまり飽きることがありません。いつでも潜りに行けるところがいいですね。
フィリピンのダイビングボートはバンカーボートという浮きが両側についている船なので、船酔いの可能性も少なく快適です。
これから行ってみたい場所もランキングに入れていますので、順位はあくまでも私の主観です。
どの場所も甲乙つけがたいので、ランキングというよりもお勧めポイントまとめとして、みていだたければと思います。
ランキング結果
2位ボホール島
チョコレートヒルズという観光地が有名
セブ島から高速船で約2時間の場所にあります。
チョコレートヒルズという観光地が有名で、乾季になると植物が枯れてチョコレート色になり、Kissチョコのような小山が並ぶのでそのように呼ばれています。
バギー・ジップライン・ロッククライミングなどもアウトドアアクティビティや、イルカやメガネザルを見るツアーなど、ダイビング以外のアクティビティがたくさんあり、とても人気の観光地です。
どこまでも続いている白銀の砂浜とキラキラ光る遠浅のビーチもあり、ロマンチックな雰囲気も漂います。
リゾートの前にはハウスリーフが広がりマクロ環境が充実していますし、ボートで30分で到着するバリカサグ島はフィリピンの中でも魚影の濃さは1、2を争うほどで、ギンガメアジのトルネードが高確率で見れることでも有名です。
3位マラパスクア
ニタリザメに高確率で会える奇跡の場所
セブ市内から北にセブ島最北端まで車で4時間(マクタン島からは5時間)、さらに船で30分。とてもアクセスは良くないですが、欧米人ダイバーに人気の小さい島です。日系ショップができてからは、日本人も訪れるようになってきました。
マラパスクアとセブ島の間にあるモナドショールというニタリザメのポイントが有名です。ここにはクリーニングポイントがあり、棚のようになっている場所でダイバーたちがニタリの出現を待つスタイルです。
夜明け前に船に乗り、日の出と同時に潜水開始し、30mまで潜りますので、アドバンスウォーターダイバーのライセンスが必要です。また、30mのニタリポイントでニタリ待ちになるので、より長い時間潜るためナイトロックスのライセンスがあった方がいいです。お店に頼めばニタリダイビングでナイトロックス講習可能ですので、この機会にとってしまいましょう。
セブ島から行く場合は深夜に出発するので、体力に自信がない方は、マラパスクア島に宿泊されることをお勧めします。
その他、ニキキテグリが見られるサンセットダイブ、通り抜け可能なケーブがあるガト島、きれいな砂地とドロップオフがあるカランガマン島などラインナップは豊富。
夜になるとバーなどもあるので、ゆっくり静かな田舎の島で過ごすのもいいでしょう。
4位モアルボアル
アオウミガメとサーディンラン(イワシの大群)が有名
マクタン島から南西に車で3時間。欧米人ダイバーに愛される田舎町で、日系ショップができてからは、日本人も訪れるようになってきました。
モアルボアルはアオウミガメとサーディンラン(イワシの大群)が有名です。
実際にここで潜りましたが、イワシの大群の間を縫って泳いだり、大群が一つの生き物のように、目まぐるしく形を変えて泳ぐ光景は圧巻でした。
その他、年間を通してギンガメアジの群れやアオウミガメに出会えるペスカドール島、浅瀬の珊瑚がとても綺麗なトンゴサンクチュアリなどボートで30分圏内に、見どころポイントがあります。
5位ドゥマゲッティ
日本人にはまだ馴染みのないスポット
ネグロス島の南東に位置するドゥマゲッティはマニラ空港から国内線で1時間半、セブからは40分。
学生の街として知られ、安い物価と治安の良さ、そして豊富な自然が高く評価されています。この町の魅力は、フィリピン政府やフォーブスが、リタイヤ後に暮らしやすい場所ランキングTOP5に選ばれたこともあるほどで、ダイビングを含め魅力に取り憑かれたリピーターが何度も訪れているようです。
ドゥマゲッティといえば、国定公園に指定されているアポ島が有名です。
マラタパイの港に向かい、アポ島まではボートで1時間ほど。
アポ島には手つかずの自然が今もそのまま残り、透明な海や珊瑚の美しさは世界随一とも言われています。世界のベスト10にも選ばれたことがあるダイビングスポットで、クマノミ城と呼ばれるクマノミの大群、巨大なテーブルサンゴなどを見ることができます。
運が良ければ、バラクーダの群れやホワイトチップリーフシャークなどが見られることも。
また、シキホール、スミロン、オスロブなど、人気ポイントへのアクセスに便利なことから、欧米では有名なダイビングスポットとなっています。
6位マクタン島
セブ島ダイビングの王道エリア
セブ島のお隣にあるマクタン島。セブ空港や高級リゾートホテルやカジノなどがあります。島周辺を始め、オランゴ、ナルスアン、ヒルトゥガン島などの有名ポイントにもアクセスできるという便利な立地。マクタン島を拠点にいろいろなポイントで潜ることも可能です。
観光地として栄えているためアフターダイブも十分楽しめます。
近場のポイントはボートで5~30分以内と便利。また、島の東海岸はドロップオフとなっているため、近場でも外洋の魚にも出会えます。
私はセブ島留学中に、オープンウォーターもアドバンスもマクタン島で取りました☺️
7位オスロブ
ほぼ確実に野生のジンベイザメが見れる珍しい場所
セブ島の南端に位置し、セブ市内から車でおよそ3時間。
絶対にジンベイザメをみたい!という場合はお勧めのポイントです。
オスロブは世界的にみてもとても珍しい、野生のジンベイザメの餌付けに成功した場所として有名です。
餌付けと言っても、1匹に対する餌の量は1日の摂取量の10%(2.5kg)と決められていて、個体識別をして観察を始めてからは、数匹が入れ替わりで訪れていることがわかり、餌付けにより居ついているのではないということが分かっているそうです。
実際にここで潜りましたが、8mぐらいはあるジンベイザメが数匹水面に向かって垂直になり、餌を食べている姿を下から見ることができます。水面からシュノーケルで見ることもでき、捕食の際に口を大きく開けているところを見ることができます。
たまにダイバーの横を大きな巨体が横切って泳いできたりもするので、とても貴重な体験ができました。
また、リロアンが近いので、リロアンでマクロや沈船を楽しめます。
オスロブ周辺は何もないので、リロアンを拠点にするといいかもですね。
8位アニラオ
レアなマクロ生物天国
マニラから車で2〜3時間。
プロカメラマンも認めるレアなマクロ生物の宝庫です。
アニラオには何度かお邪魔していますが、ウミウシパラダイスと言っても過言ではなく、いろいろなウミウシを発見することができ、まさに宝探しのように目を皿のようにして、ウミウシを探しまくっていました(笑)
大物はあまり見られないと思われがちですが、ギンガメアジ、バラクーダやロウニンアジなどの光物、 ナポレオン、レオパードシャークなどはコンスタントに出現します!
だいたいは目の前から船が出港できるようになっていて、ポイントまで5〜20分なので船酔いも安心。また、多少海が荒れてても出航できます。
リゾートとダイビングショップ一体型のお店が多く、まとめて頼めるので楽ちん!
ただ娯楽は何もないので、カードゲームやボードゲームなどを持参するといいでしょう。
9位エルニド
フィリピン最後の秘境
マニラから国内線で1時間15分、セブ島から1時間40分。
パラワン島の北東に位置しており、まだダイバーの数は少なく1998年にフィリピンでも最大級の海洋保護区に指定されています。
プランクトンが多く透明度は通常15~20メートルほどと多少悪いのですが、 お魚の餌となるプランクトンが多いため、45種のカラフルな珊瑚と197種の魚類、5種類のウミガメ、大物ではクジラ、ジュゴン、イルカ、マンタなど、マクロから大物までいろいろな生き物に出会えます。
ダイブサイトは30ほどあり、エルニドビレッジからボートで30~50分圏内。
ダイバーがまだ少なく秘境とはいえ、ダイビング体制はちゃんと整っているので安心です。
10位プエルトガレラ
世界で最も美しい湾のひとつ
ミンドロ島北端に位置するプエルトガレラは、マニラから車で2時間半、さらにボートで約1時間。
「世界で最も美しい湾のひとつ」と認定されたリアス式のプエルトガレラ湾や、「第二のボラカイ島」と称されるホワイトサンドビーチが点在し、マニラから気軽に行けるリゾート地です。サバンビーチ沿いにはレストランやバー、ダイビングサービスが数多く点在しています。
ダイビングポイントは30カ所以上もあり、マクロ・ワイド・ドリフト・沈船・サンゴ礁・ナイト等、初心者から上級者まであらゆるダイバーを飽きさせません!
また、インドネシアのアンボン、レンベに匹敵するマックダイブ(砂泥地で擬態している生き物を探すダイビング)のポイントとして注目を集めています。
欧米人には人気の隠れ家エリアで、世界中のダイバーを魅了してやまないダイビングの聖地です。
世界有数の沈船ポイント
マニラから国内線で約1時間。
ジュゴンの生息域としても知られています。
ブスアンガ島のコロンは第2次世界大戦時の旧日本軍の沈船が数多く沈む世界的に有名なレック(沈船)ポイントです。
波や潮の影響を受けにくい内湾のため、原型をとどめた船が多く残っています。
全長152メートルの日本船籍の輸送船が沈んでいるポイントなども。
さらには、温泉が湧き出る温泉湖でのダイビングもあり、一風変わったダイビングをしてみたいダイバーにはオススメのエリアです。
サメやマンタ、ギンガメアジ・バラクーダの群れといった大物・ワイド、もちろんマクロまで、マルチなダイビングを楽しめるのもブスアンガの海の特徴です。
その他、温泉湖ダイブなど普段とは変わったダイビングも楽しめるエリアです。