1分でわかる「イタリアの世界遺産」
イタリアは世界最多54か所もの世界遺産を保有
ヨーロッパの経済大国・イタリアは、世界最多となる54か所(文化遺産49、自然遺産5)もの世界遺産を保有しています。2018年7月には、開催された「世界遺産委員会」において、タイプライターなどを製造するオリヴェッティ社の企業城下町として発展した工業都市イヴレアが「20世紀の工業都市イヴレア」として文化遺産に登録。自国が持つ世界遺産保有数世界一を更新しました。このほかにも各地に点在する世界遺産を目的に、毎年多くの観光客が訪れています。
「ピサの斜塔」が直立するのは4000年後!
イタリア中部に位置する世界文化遺産「ピサのドゥオモ広場」には、世界的に有名な「ピサの斜塔」があります。地盤沈下した土地に作られたことで傾いているこの塔は、1990年から2001年に行われた工事によって、傾きが約4度まで改善。引き続き改修が進むものの、完全に真っすぐになるのは2018年の段階で"約4000年後"とのことです。