1分でわかる「柔軟剤」
1960年代から進化し続ける柔軟剤
柔軟成分によって繊維を柔らかくすることで、衣類の肌触りを良くしたり、静電気の発生を抑えたりできる柔軟剤。どの家庭でもおなじみの存在ですが、初めて売られたのは1962年の「花王ソフター」でした。発売当時は洗濯ものを柔らかくしたり、帯電防止を謳う商品が中心でしたが、2000年代後半からは芳香性を重視した商品が国内メーカーから販売されるようになりました。現在では、匂いの種類や香りの持続性だけでなく消臭・防臭効果に力を入れた商品も増え、各家庭のニーズに応えるラインナップを誇っています。
柔軟剤の使い方と選び方のポイント
柔軟剤の機能だけ求めるなら無香料
服やタオルをふわふわにしたいけど、匂いがあるのは苦手という人に好まれている無香料タイプ。合成香料を使っていないため、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心です。「ファーファFree& 香りのない柔軟剤」(NSファーファ・ジャパン)や、「ダウニー フリー&ジェントル」(P&G)などをはじめ、無香料だけでも多くの商品が展開されています。
しっかり香るアロマタイプ
着た時やすれ違ったときに、いい匂いがするアロマタイプは大人気。華やかなフローラルや爽やかなハーブ、優しく香る石けんなど、ラインナップが豊富です。また、持続性があり匂いの移り変わりを楽しめるのも魅力。「ランドリン 柔軟剤 クラシックフローラル」(ネイチャーラボ)や、「フレア フレグランス ジェントルブーケ」(花王)など、人気商品が多数販売されています。
嫌な匂いを防ぐ消臭・抗菌タイプ
部屋干し後の生乾き臭や、汗・タバコといった生活臭を防ぐなら消臭・抗菌効果に力を入れた商品。匂いでごまかさない無香料タイプから、芳香性も両立したアロマタイプまで、さまざまな商品が展開されています。「ソフラン プレミアム消臭 ウルトラゼロ」(ライオン)や「ラボン ラグジュアリーリラックス」(ネイチャーラボ)など、機能性に優れた人気商品が盛りだくさんです。
甘すぎない香り
甘い香りの柔軟剤が好きですが、海外のものは強すぎて苦手。この商品は程よく香り、長期保管するオフシーズンの洋服でも香りが続いてくれます。タオル類は柔らかく乾き上がります。価格もリーズナブルなので普段使いに最適です。
春らんまんさん
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