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Twitterでシェアまえがき
●カニやウニ、アワビなどを使った「高級海鮮缶詰」
●松坂牛や但馬牛などを使った「高級肉缶詰」
●フォアグラやキャビアなど希少価値の高い「高級食材を使った缶詰」
●ホテルや料亭などで提供される「高級料理の缶詰」
●有名フルーツ専門店の新鮮果実を詰め込んだ「高級フルーツ缶詰」
など、主に「高級食材が使われているもの」「手に入りにくい希少価値のある食材が使われているもの」です。
缶を開けるだけで立派な一品料理になるものが多く、家でお酒を飲む時のおつまみや、ごはんのおかずとしても贅沢気分が味わえます。
今回のランキングでは、各地で長年親しまれてきた「ご当地グルメ缶詰」の中から、自分へのご褒美になる缶詰、贈り物にも喜ばれる缶詰を選びました。私がもらったら飛び上がって大喜びする缶詰たちです。
ちょっと値段は高いですが、美味しさと手にした時の感動を重視したランキングです。ぜひ贅沢な逸品を味わってください。
ランキング結果
贅の極み!タラバガニの一番脚肉
日本でも数少ないカニ缶製造会社である宮城県「マルヤ水産」の高級カニ缶です。1950年に創業したマルヤ水産は、2011年に東日本大震災で被災しましたが、現在も宮城県亘理町の自社工場で缶詰の製造を続けています。
こちらの缶詰は、タラバガニの部位で最も美味しいとされる一番脚肉のなかでもしっかりとしたサイズのみを使用。"贅の極み"と言うべき逸品です。
紅ズワイガニ缶詰とのセット品も展開されていて、紅ズワイガニ缶には「一番脚肉」と「赤身脚肉」の2種類があり、味を比較できる楽しみも。手が届きやすい価格で高級食材の食べ比べが出来るのも、缶詰ならではの魅力だと思います。
カニは殻をむくのが大変で、生ごみも多く出て臭いますが、缶詰だとじっくりゆっくり味わえるのが嬉しい限り。ちょっと贅沢ですが、カニを存分に食べたい時におすすめです。
一匹ずつ丁寧に作られたオイルサーディン
創業明治41年、京都にある竹中罐詰の「天の橋立シリーズ」は、一つ一つ丁寧に手作業で製造される人気の缶詰。子持ちししゃもや貝柱など数種類あってどれも美味しいのですが、イチオシは看板商品である「天橋立オイルサーディン」です。
新鮮なイワシを油づけにして、イワシの味を最大限に活かすためにほんのり軽い塩味で仕上げた、自然のままの栄養豊かな缶詰。
蓋を開けるときれいに切り揃えられたイワシが並べられ、つやつやした身の美しさに感動します。
一匹一匹イワシの頭を包丁で落として内臓を取り出し、形をきれいに整えながら一匹ずつ缶に詰めていく……全て手作業で、とても丁寧に作られているのが分かります。
オイルサーディンというと油っぽさが気になるものもあります。しかし竹中罐詰が作るオイルサーディンは、綿の種子を原料とした綿実油が使われているので油っぽくなく、上品な味わい。イワシの美味しさが存分に活かされています。
蓋を開けたらすぐにお酒のおつまみになり、七味唐辛子をかけたり、マヨネーズをのせてトースターで焼いてちょっと醤油をたらしたりしても美味。最後はイワシの旨味たっぷりの油にパンをつけて食べるのがおすすめです。
一日の終わりに「天の橋立オイルサーディン」をつまみながらビールを飲む……最高なのでぜひ一度お試しください!
あとがき
なかなか食べられない食材が家で楽しめる高級缶詰。自分のために選んでもいいですし、贈り物にしてもいいですね。
「今晩食べよう」と思うと、その日一日ウキウキしちゃいますよ。
ウニとアワビの旨みが広がる郷土料理
「ご当地グルメ缶詰」の代表的なものの一つが「いちご煮」の缶詰。一度食べると忘れられない美味しさで、大好きです。
「いちご煮」とは、青森県八戸市とその周辺の三陸海岸の伝統的な料理。ウニとアワビを塩とわずかな醤油だけで味付けした、シンプルな吸い物です。
岩手県三陸地方では古くから最上のお客をもてなす時に出されていたそう。
いちご煮という名前は、赤みが強いウニの卵巣の塊が、野イチゴのように見えたことが由来だそうです。
この缶詰は、開けた瞬間に磯の香りがして、ウニとアワビの旨味がたっぷり入った汁が驚くほど美味しく、深い味わいに感動します。
そのままでいただくのが一番贅沢な食べ方ですが、 お米の炊き汁に使って炊き込みご飯にしたり、茶碗蒸しにしたりするのもおすすめですよ。
インターネットや岩手県のアンテナショップ、物産展などで購入できるので、ぜひ食べてみてください。
私は毎年のように岩手県三陸地方に行くので、三陸の応援の気持ちも込めて現地で購入しています。