【人気投票 1~66位】短編小説ランキング!みんながおすすめする作品は?
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ランクイン数66
投票参加者数90
投票数170
ちょっとした時間に読むのに最適な「短編小説」。1冊で複数の作家が執筆したストーリーを楽しむことができるアンソロジーも数多く出版されています。そこで今回はみんなの投票で「短編小説人気ランキング」を決定!サスペンス・ミステリーの傑作9編が収録された『夜よ鼠たちのために』(1998年)や、人気作家6名による短編恋愛小説集『I LOVE YOU』(2007年)や、ブラックな笑いと鮮やかなオチが魅力の『短劇』(2008年)など、数多くある短編小説のなかで上位に輝くのは!?あなたが面白いと思う作品教えてください。
最終更新日: 2024/10/19
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62位桜の森の満開の下
49.1点(2人が評価)
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満開の桜が見せる禍々しくも美しい幻想譚
「桜の森の満開の下」は、『堕落論』や『白痴』などで知られる坂口安吾による傑作短編小説です。妖しく残酷な女と、彼女に魅了された山賊を中心に、禍々しくも美しい幻想譚が紡がれます。
鈴鹿峠には桜の森の下を通る道があり、花の季節になると旅人はみな森の花の下で気が変になると恐れられていました。この峠に住み着いた山賊は、ある時美しい女を見かけ、亭主を殺して八人目の女房として彼女を家に迎えます。女に心を奪われた山賊は、彼女の命じるままにそれまでの女房を殺し、以後もそのわがままに翻弄されていくのでした。都に住まいを移し、彼女が求めるままに人間の首を集める日々に退屈した山賊は、ふと桜の森を思い出し、女とともに山へ帰ります。ですが満開の桜の花びらは、男におぞましい情景を見せるのでした――。
あまりにも美しいものに見た時に、人の心をよぎる不安や胸のざわめきをすくい上げ、物語へと昇華した「桜の森の満開の下」。本作はどこまでも危険で、そして途方もなく魅力的な小説です。毎年桜の季節になると、この作品を思い出します。[続きを読む]
ライター・書評家
嵯峨 景子さん
1位(100点)の評価