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1位うみべの女の子(漫画)
引用元: Amazon
作者 | 浅野いにお |
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ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 太田出版 |
連載 | マンガ・エロティクス・エフ(2009年7月vol.58~2013年1月vol.79) |
巻数 | 全2巻 |
大人になってから、沁みる
私が初めて読んだいにお作品の「うみべの女の子」ですが、こちらの2巻をゲットする為には少し時間がかかりました。何故か通販で購入するという選択肢は頭に無かったので、ついに本屋で見つけた時はとても嬉しかったです。そして、「うみべの女の子」2巻が売ってないけれど遠い本屋に来たんだから何か買って帰ろう!と勢いで購入したのが「素晴らしい世界」です。内容を全く知りませんでしたが、同じ漫画家さんの作品という理由で即座に選びました。家に帰って読んでみると、全く面白く感じず、すぐに読むのを止めて、それから何年もの間本棚に眠っていました。そんなこちらの漫画を再び読む事になったきっかけは去年の大掃除です。その時には買った事すら完全に忘れていました。暇つぶしという軽い気持ちで読み始めたのですが、購入当時の思春期だった自分と、成人した自分、当たり前ですが価値観も変化している事、そしてほとんど手をつけていない漫画だった事もあり、一気に読み進める事が出来ました。面白かったです。内容もそうですが、いにお作品が自分の中で理解出来てちゃんと心に沁みる!!そんな自分の変わり様が、自分のことながら可笑しかったです。年月が経つと感じ方も変わるんだなあと実感出来た作品です。
映画のまんま!だがそれが良い
浅野いにお作品の中で最も有名な作品で、浅野いにおさんの名を知らしめた作品である「ソラニン」。私は最初映画の方を観ました。宮崎あおいさんと高良健吾さんの魅力も相まって、義務教育も終わっていない私でも楽しく観れました。その後に、漫画の方を読んだのですが、内容が映画のまんまで驚きました。映画の再現性の高さ!とても原作の漫画をリスペクトして作られたものだったんだなと後から分かりました。そしてそんな原作の漫画ですが、私がそれまで読んできた他のいにお作品と比べると、かなりキャッチー内容になっていると感じました。意味の分からなさが無い、誰が読んでも理解できる仕様になっているなと思います。個人的に映画の方が好きなのですが、それは原作があってこそです。私にとって好きな映画の生みの親として、大切な作品です。
初めて買った、いにお作品
浅野いにおさんといえば、「ソラニン」が有名だと思います。「ソラニン」は映画を漫画より先に観た事があったのと、アジカンさんのよく聴いていたソラニンという曲を作詞したのがいにおさんだと知っていたので、どういった作風なのか把握してたつもりでした。そんな時に当時憧れの気持ちで一方的にフォローしていたTwitterの方が、「うみべの女の子」について呟いていたのがこの本を読むきっかけとなりました。近い年齢の憧れている方が読んで衝撃を受けた漫画…ぜひ読みたい!とすぐに行動に移したのを覚えています。近所の本屋を探し回って、やっと手に取ることが出来ました。そしていざ読んでみると、分かるような分からないような内容でしたが、でもとにかくお洒落な雰囲気を醸し出していて、そしてそんな漫画を所有している事だけでなんだか嬉しかったですし、いにおさんの作品が理解出来るようになりたいなと思った事が懐かしいです。1、2巻とありますが、2巻の方が好みです。今でも高校生になった小梅みたいな子に憧れてしまいます。こちらを購入したのは思春期真っ盛りでしたが、その時読んで思った事を忘れたくないなと感じる思い出のある作品です。