私が初めて読んだいにお作品の「うみべの女の子」ですが、こちらの2巻をゲットする為には少し時間がかかりました。何故か通販で購入するという選択肢は頭に無かったので、ついに本屋で見つけた時はとても嬉しかったです。そして、「うみべの女の子」2巻が売ってないけれど遠い本屋に来たんだから何か買って帰ろう！と勢いで購入したのが「素晴らしい世界」です。内容を全く知りませんでしたが、同じ漫画家さんの作品という理由で即座に選びました。家に帰って読んでみると、全く面白く感じず、すぐに読むのを止めて、それから何年もの間本棚に眠っていました。そんなこちらの漫画を再び読む事になったきっかけは去年の大掃除です。その時には買った事すら完全に忘れていました。暇つぶしという軽い気持ちで読み始めたのですが、購入当時の思春期だった自分と、成人した自分、当たり前ですが価値観も変化している事、そしてほとんど手をつけていない漫画だった事もあり、一気に読み進める事が出来ました。面白かったです。内容もそうですが、いにお作品が自分の中で理解出来てちゃんと心に沁みる！！そんな自分の変わり様が、自分のことながら可笑しかったです。年月が経つと感じ方も変わるんだなあと実感出来た作品です。

お湯さん(女性・20代)

2位(90点)の評価

浅野いにお漫画ランキングでの感想・評価

どうしてここから今みたいになったの

デビュー作で、まだ浅野先生が希望を持っていた頃の作品。
浅野先生のハッピーエンドを見たくない人にはおすすめできないけど、逆に浅野先生のハッピーエンドを見たい人にはおすすめ。
浅野先生作品をここから初めるのとここで終わるのとでは印象が変わるのではないかと思う。

おはようさん(女性・30代)

5位(75点)の評価

浅野いにお漫画ランキングでの感想・評価

短編連作で読みやすい！

短編連作マンガで、サクサクと読みやすい作品です。浅野いにおといえば少しブラックな漫画も多いのですが、これは少し心がほっこりするような、でもちょっとだけ悲しいような、そんなお話が多い作品です。別作品のストーリーにも少し繋がる部分なんかもあったりして、色々な浅野いにお作品を知ってる人にはより楽しめる作品だと思います。