1分でわかる「浅田次郎」
大ベストセラー『鉄道員(ぽっぽや)』を書いた「浅田次郎」
1951年生まれ、東京都出身の作家「浅田次郎」。デビュー作は1991年に発表した『とられてたまるか!』でした。1995年には『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞し注目されます。そして1997年には短編集『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞を受賞。この『鉄道員』は150万部を超える大ベストセラーを記録し、高倉健主演で映画化されるほどの人気作になりました。
『鉄道員』以外にも数多くの代表作が!
浅田次郎は、『鉄道員』以外にも数多くの名作を世に送り出しています。2000年には新撰組を題材に書いた『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞を受賞。ほかにもユーモア溢れる『椿山課長の七日間』(2001年)や、ヤクザの経営するホテルを舞台にした『プリズンホテル』シリーズ、病院のベッドの上で奇妙な体験を重ねる『おもかげ』(2017年)、短編『鉄道員(ぽっぽや)』に収録されていた恋愛短編『ラブ・レター』など、幅広いジャンルで名作を生み出しています。
代表作
高倉健さん主演で映画化もされた不朽の名作。妻が死んだあとも娘が死んだあとも、鉄道員を続けてきた一人の男の物語『鉄道員』を表題作に、8作品の短編集が収録されている。レビューでは必ず涙の文字が出てくるほどに、感動作が数多い。なかでもやはり鉄道員はぜひ読んでほしい名作。死んだ娘とのやりとりでほろりと泣かされた。
和輪羽さん
2位(90点)の評価
鉄道員以外も名作揃い
タイトル以外の短編はいづれも名作。 ココロ揺さぶられます。 めちゃくちゃ泣かされました。 泣きたい人にも泣かない自信がある人にも勧めたい一冊。
ルルさん
1位(100点)の評価