1分でわかる「マーロン・ブランド」
”20世紀最高の俳優”マーロン・ブランド
マーロン・ブランドは、1924年4月3日生まれ、アメリカ出身の俳優。演技指導者の元で演技を学び、ブロードウェイの舞台でデビューを果たします。その後、映画『男たち』(1950年)でスクリーンデビューし、翌年に彼が出演した舞台の映画版『欲望という名の電車』で同役を演じ、一躍脚光を浴びることに。型破りな演技やファッションは異彩を放つ存在であった彼は、ポール・ニューマンやジェームズ・ディーン、エルヴィス・プレスリーといったのちの著名人にも多大な影響を与えました。
マーロン・ブランド出演の代表的な映画
ブランドがもっとも注目を集めたのは、1953年の映画『乱暴者』。暴走族を題材とした作品で彼は族のリーダーを演じ、ブランドものの革ジャンにジーンズでオートバイにまたがる姿が若者の憧れの的となりました。彼が出演した作品はほかにも、アカデミー賞主演男優賞を受賞した『波止場』(1954年)といった名作があります。
『ゴッドファーザー』で復活!
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ゴッドファーザー(映画)
(引用元: Amazon)
一度は、金銭トラブルや映画会社・監督とのトラブルが原因で、作品への出演が減り俳優として没落した彼。しかし、1972年の大人気シリーズ1作目となる『ゴッドファーザー』への出演でトップスターとしての地位を取り戻します。その後もトラブルメーカーではあったものの、同作でみせた圧倒的な演技力が評価され、唯一無二の俳優として名声を確立しました。
これしかないだろう
好きな映画を語る時に必ずタイトルがあがるであろう不朽の名作「ゴッドファーザー」。
高校生の頃、「名作と言われているし、とりあえず見とくか」的なノリで観たが、正直あまりおもしろいと思えず、途中で寝てしまった。
だが、社会人3年目の頃、たまたまもう一度観る機会があったのだが、そのときにやっと魅力がわかった。
マフィアという裏社会を描き、組織のボスとその一族の生涯を世代を渡って描く壮大さ。受け継がれる意思・・・。
そもそもカットや演出、マーロン・ブランドはじめ出演陣の圧倒的演技力、映画としての完成度が高すぎる。
人気が落ちていたマーロン・ブランドを復活させた彼の代表作といえるだろう。
じろうさん
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