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びんぼーじんさんの「サスペンス・ミステリー小説ランキング」

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更新日: 2020/04/12

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ランキング結果

1暁の死線

暁の死線

引用元: Amazon

『暁の死線』(あかつきのしせん、原題:Deadline at Dawn)は、コーネル・ウールリッチがウィリアム・アイリッシュ名義で1944年に出版したミステリー小説。『幻の女』同様に、あるリミットまでを描いた作品で、本作では早朝に出発する長距離バスの出発時刻がリミットとなっており、『幻の女』の章題が死刑執行までの日数なのに対し、時刻の表示になっている。1946年にアメリカ合衆国で映画化された他、日本でもたびたびテレビドラマが製作、放映されている。

サスペンスと泣き

たぶん今では知らない人のほうが多いでしょう。
かつてウィリアム・アイリッシュといえば、サスペンス小説の巨塔だったものです。
本作は、殺人の疑いをはらすために、一組のカップルが、夜明けの締切り時刻までに犯人を捜し出そうとあがくお話です。
故郷行きのバスに間に合うかどうか、ラストまでハラハラドキドキ、そしてほろりと泣かせられる、個人的に1位のミステリーです。

2オリエント急行の殺人

オリエント急行の殺人

引用元: Amazon

『オリエント急行の殺人』または『オリエント急行殺人事件』(オリエントきゅうこうのさつじん、オリエントきゅうこうさつじんじけん、原題:Murder on the Orient Express)は、アガサ・クリスティによって1934年に発表された長編推理小説である。著者の長編としては14作目、エルキュール・ポアロシリーズとしては8作目にあたる。日本語初訳は『十二の刺傷』の題名で刊行された。 その奇抜な結末から著者の代表作の1つに挙げられている。

あっと驚く真犯人

ヨーロッパを横断するオリエント急行の車内で殺人が起こり、居合わせたポワロが推理するという話です。
あまりにも有名なミステリーです。
映画にもなりました。
推理のはてに明かされる真犯人には、あっと驚かされました。
まさに剛腕というほかはありません。
ミステリーファンなら一度は読んでおきたい作品だと思います。

3葉桜の季節に君を想うということ

葉桜の季節に君を想うということ

引用元: Amazon

『葉桜の季節に君を想うということ』(はざくらのきせつにきみをおもうということ)は、歌野晶午の長編推理恋愛小説。2004年のあらゆるミステリーの賞を総なめにした。

あっと驚くトリック

ミステリーを読む楽しみのひとつに、あっと驚かされるということがあります。
本作は、いわゆる叙述トリックがみごとに決まった佳作です。
軽快に話が進んでいき、ふむふむと油断していると、ラストで衝撃のトリックが明らかになります。
みごとにだました著者も快感でしょうが、だまされた読者も快感というミステリーではないかと思います。

4火車(小説)

火車(小説)

引用元: Amazon

『火車』(かしゃ)は、宮部みゆきのミステリー小説、およびそれを原作としたテレビドラマ作品、映画作品。 社会問題としての消費者金融のありかたをテーマとしており、サラリーマン金融やカード破産などの借財と多重債務をめぐる取り立てに翻弄される女の生き様を、彼女のことを追い求める刑事の視点から描く。

直木賞選考委員会の選考ミス

直木賞候補になりましたが、落選した作品です。
宮部みゆきはのちに「理由」で直木賞を受賞します。
しかし、個人的にはこの「火車」で直木賞を取るべきだったと思います。
賞としては山本周五郎賞を受賞しています。
クレジットカードで破滅する女性のお話ですが、女性自身は出てこない形式なのが興味深いです。

5姑獲鳥の夏

姑獲鳥の夏

引用元: Amazon

『姑獲鳥の夏』(うぶめのなつ)は、京極夏彦の長編推理小説。「百鬼夜行シリーズ」の第一弾である。京極夏彦が本作を講談社に持ち込みをしたことでメフィスト賞創設のきっかけとなったデビュー作品である。2005年に実相寺昭雄によって映画化された。

イメージの奔流

本作が登場したとき、世の読書人たちが大騒ぎになったものです。
個人的には、いくつかのシーンのイメージが強烈で、すごいと思いながら読みました。
ニ十カ月も妊娠したままの妊婦、なんて奇々怪々の事象を、この作家以外にだれが扱うでしょうか。
めまいのする坂道、ふらりと思い出す少女凌辱、など、妖しい魅力がいっぱいです。

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