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2位百器徒然袋 風
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引用元: Amazon
『百器徒然袋――風』(ひゃっきつれづれぶくろ かぜ)は、講談社から刊行された京極夏彦の妖怪探偵小説集。百鬼夜行シリーズ「番外編」となる3作品を集めたミステリー中編集。 タイトルは鳥山石燕の画集『百器徒然袋』から採られ、題材となる妖怪も同著から取り入れられている。
さらに追加で榎木津礼二郎が堪能出来る
捜査をしない探偵榎木津礼二郎のさらなる活躍が見られるまさかの第二弾です。第一弾の内容もかなり濃い目でしたが第二作も失速することなく、探偵は駆け抜けていきます。容姿端麗眉目秀麗頭脳明細傍若無人の向かう所敵なしの探偵がちらりと見せる素顔もご褒美でした。
3位鉄鼠の檻(小説)
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引用元: Amazon
『鉄鼠の檻』(てっそのおり)は、日本の小説家・推理作家である京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説。百鬼夜行シリーズ第四弾である。第9回山本周五郎賞の候補作となった。
禅についての知識が深まる
このシリーズ全てに言えることだけれども毎回色んな事象に関する解説を滔々と語ってもらえる。例えば神父と牧師の違いや神話の神様の成り立ち、なぜ人を殺してはいけないのかなんてことまで。今回は禅やら悟りやら決して言葉では理解できないということを学べたのが興味深かったので選ばせて頂きました。学べないこともあることを学びました。
4位魍魎の匣(小説)
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引用元: Amazon
『魍魎の匣』(もうりょうのはこ)は、京極夏彦の長編推理、伝奇小説。百鬼夜行シリーズの第2弾。第49回日本推理作家協会賞受賞作。2007年12月22日にこれを原作とする映画が公開された。さらに、2008年10月から12月までテレビアニメが放送された。
覗いてはいけない世界を覗いてしまった
とある偏愛をする登場人物の描写が凄すぎて、その登場人物の深淵を覗きこんだような感覚に陥った作品。さらに恐ろしかったのは自分まで彼の偏愛に対しておぞましいと思わずそれもまた一つの愛の形だったのだろうか、などと思わされてしまうくらいにその登場人物が魅力的だったこと。
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榎木津礼二郎が堪能出来る
一連の作品のサイドストーリー的な本なので、初めて京極夏彦を読まれる方にはオススメしづらい、いやしたい、もしするならシリーズ全てを是非とも踏破して頂いたその上でこちらをお読み頂いて語り合いたい本です。
メインストーリーでも十二分に存在感を放っている登場人物がさらなるスポットライトを浴びて語られ、快刀乱麻と言っていいのかわかりませんが捜査をしない斬新な探偵が大暴れする作品です。