みんなのランキング

よっぺいさんの「京極夏彦おすすめ作品」

0 0
更新日: 2020/06/01

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

1百器徒然袋 雨

百器徒然袋 雨

引用元: Amazon

『百器徒然袋――雨』(ひゃっきつれづれぶくろ あめ)は、講談社から刊行されている京極夏彦の妖怪探偵小説集。百鬼夜行シリーズ「番外編」となる3作品を集めた中編集。タイトルは鳥山石燕の画集『百器徒然袋』から採られ、題材となる妖怪も同著から取り入れられている。

榎木津礼二郎が堪能出来る

一連の作品のサイドストーリー的な本なので、初めて京極夏彦を読まれる方にはオススメしづらい、いやしたい、もしするならシリーズ全てを是非とも踏破して頂いたその上でこちらをお読み頂いて語り合いたい本です。
メインストーリーでも十二分に存在感を放っている登場人物がさらなるスポットライトを浴びて語られ、快刀乱麻と言っていいのかわかりませんが捜査をしない斬新な探偵が大暴れする作品です。

2百器徒然袋 風

百器徒然袋 風

引用元: Amazon

『百器徒然袋――風』(ひゃっきつれづれぶくろ かぜ)は、講談社から刊行された京極夏彦の妖怪探偵小説集。百鬼夜行シリーズ「番外編」となる3作品を集めたミステリー中編集。 タイトルは鳥山石燕の画集『百器徒然袋』から採られ、題材となる妖怪も同著から取り入れられている。

さらに追加で榎木津礼二郎が堪能出来る

捜査をしない探偵榎木津礼二郎のさらなる活躍が見られるまさかの第二弾です。第一弾の内容もかなり濃い目でしたが第二作も失速することなく、探偵は駆け抜けていきます。容姿端麗眉目秀麗頭脳明細傍若無人の向かう所敵なしの探偵がちらりと見せる素顔もご褒美でした。

3鉄鼠の檻(小説)

鉄鼠の檻(小説)

引用元: Amazon

『鉄鼠の檻』(てっそのおり)は、日本の小説家・推理作家である京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説。百鬼夜行シリーズ第四弾である。第9回山本周五郎賞の候補作となった。

禅についての知識が深まる

このシリーズ全てに言えることだけれども毎回色んな事象に関する解説を滔々と語ってもらえる。例えば神父と牧師の違いや神話の神様の成り立ち、なぜ人を殺してはいけないのかなんてことまで。今回は禅やら悟りやら決して言葉では理解できないということを学べたのが興味深かったので選ばせて頂きました。学べないこともあることを学びました。

4魍魎の匣(小説)

魍魎の匣(小説)

引用元: Amazon

『魍魎の匣』(もうりょうのはこ)は、京極夏彦の長編推理、伝奇小説。百鬼夜行シリーズの第2弾。第49回日本推理作家協会賞受賞作。2007年12月22日にこれを原作とする映画が公開された。さらに、2008年10月から12月までテレビアニメが放送された。

覗いてはいけない世界を覗いてしまった

とある偏愛をする登場人物の描写が凄すぎて、その登場人物の深淵を覗きこんだような感覚に陥った作品。さらに恐ろしかったのは自分まで彼の偏愛に対しておぞましいと思わずそれもまた一つの愛の形だったのだろうか、などと思わされてしまうくらいにその登場人物が魅力的だったこと。

5巷説百物語

巷説百物語

引用元: Amazon

『巷説百物語』(こうせつひゃくものがたり)は、角川書店から刊行されている京極夏彦の妖怪時代小説集。「巷説百物語シリーズ」の第1作目。1997年より角川書店が発行する妖怪マガジン『怪』創刊号より作品の連載が開始され、1999年の第伍号まで連載されたものを収録している。

後半の展開が爽快すぎる

短編が連なって展開していくのだが、前半のうちに事件は毎度解決する。そして後半ここからの事件のもう一つの顔が暴かれていくのが毎回毎回楽しみ。主人公が訳のわからないまま巻き込まれて行くのでそこもとても感情移入しやすく読みやすい。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる