外国映画のようなおしゃれな作風で人気の漫画家・オノ・ナツメ。繊細で独特なタッチの絵柄と、テンポの良いストーリーで多くのファンを虜にしてきました。今回は「オノ・ナツメの人気漫画ランキング」をみんなの投票で決定します!アニメ化もされた話題作『リストランテ・パラディーゾ』(2005年)や『ACCA13区監察課』(2013年)といった完結作品から、月刊誌にて連載中の『BADON』(2019年)まで、すべての作品に投票可能です!あなたがおすすめする、オノ・ナツメの作品を教えてください!
最終更新日: 2020/07/24
このお題は投票により総合ランキングが決定
オノ・ナツメは、1977年7月9日生まれの漫画家。高校卒業後に同人活動を開始し、その後、イタリアへ留学。帰国後に描いた『LA QUINTA CAMERA(ラ・クインタ・カーメラ)』(2003年)が、雑誌に掲載されたことをきっかけにデビューを果たしました。時代劇やSF、BL(ボーイズラブ)まで、幅広いジャンルの漫画を手掛けており、外国のアートのような特徴的な画風と、緊迫感溢れるストーリー展開で人気を集めています。
代表作は、老紳士が従業員のローマの小さなレストランが舞台の『リストランテ・パラディーゾ』(2005年)や、民間組織で結成された架空の組織・ACCAを舞台に、男たちの生き様を描く『ACCA13区監察課』(2013年)など。これらをはじめとする作品の数々は、テレビアニメ化されることが多く、ファンを増やし続けています。
このランキングでは、オノ・ナツメが手掛けたすべての漫画作品が投票対象です。「小野夏芽」、「basso」名義の作品もOK。あなたがおすすめしたいオノ・ナツメの作品に投票してください。
ランキングの順位は、気軽に参加可能な3つのボタンによる投票と、自分の順位を決めて公開・投票するマイランキングの合計ポイントで決定します。マイランキングの方がポイントは高く、順位に及ぼす影響は大きくなります。
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1位さらい屋 五葉
2位リストランテ・パラディーゾ(漫画)
3位ACCA13区監察課(漫画)
4位GENTE〜リストランテの人々〜
5位BADON
1位さらい屋 五葉
2位リストランテ・パラディーゾ(漫画)
3位ACCA13区監察課(漫画)
4位GENTE〜リストランテの人々〜
5位BADON
条件による絞り込み:なし
日本にはいない絶滅危惧種の老紳士!
オノナツメさんが実際に訪問したイタリアで老紳士お振る舞いが素敵だったことから生まれたこの漫画。
日本にはこんな素敵な老紳士がいないのでどっぷりとハマってしまいました。
キャラクターも個性豊かですが、ありふれた日常をドラマ化するというのがとても匠でした。
また、スピンオフ作品のGENTEも3巻構成と短めですが、キャラクターの過去やリストランテを取り巻くお客さんの話が盛り込まれており、非常に読む価値ありです。
ダンディなおじさま図鑑
ローマのリストランテが舞台の群像劇を描いた漫画で、主人公・ニコレッタを除き、登場人物がほとんど老紳士です。この斬新な設定に惹かれました。歳をとっても色気のある男性って憧れます。従業員の老紳士が全員、老眼鏡をかけていることもあり眼鏡好きにはたまらない作品です。歳が大分離れた人を好きになったニコレッタの恋路がどうなるのかどきどきしました。
老紳士だからこその魅力
老紳士だけのリストランテというコンセプトにまず魅力を感じました。
そして、登場する老紳士たちがかなり魅力的で、もしもこんな店があったなら必ず行くのに、と思いました。なかでも、本当は優しいのに、いつも小言を言ってくるルチアーノというキャラクターがとても魅力的なんです。
老人が従業員のリストランテ!
こちらの作品はローマのリストランテで巻き起こる物語で、そのリストランテは従業員が老紳士ばかりという設定が面白かった。こういう漫画は見たことがないです。しかし老人がとても魅力的に描かれていて惹きこまれました。このお店に行ってみたいと思いました。
オノナツメの代名詞
ヨーロッパの街並みとおいしい料理、小粋な演出が揃ったハイセンスの塊のような漫画です。イケオジブームの走りでもあり、オノナツメが広く知られるようになったきっかけの作品でもあると思います。この漫画を読むとイタリアに旅してみたくなります。
世界観全開
女性向けのストーリーなのですが、出て来るのが初老のオジサマばかりという難易度の高い作品集。ですが、おじさま達が粋で格好良くて、とにかくオシャレ!オノナツメさんワールド全開と言った作品で、最初はオノさんらしいアンニュイなイケメンがいないのかとガッカリしていましたが、読み終わるとこれぞオノワールド!と引き込まれていました。舞台はイタリアなのですが、いつもフランス映画を連想してしまう、オシャレで粋な作品です。
絵がおしゃれ
オノナツメ先生の作品に初めてであったのはこの漫画のアニメでした。絵がとてもおしゃれで、最初観た時は衝撃的でした。登場するイタリアの人々や風景、供されるおいしそうな料理の数々に魅了されたものです。その後、書店やネットで先生の絵を見かけると見入ってしまうようになりました。
オジさま萌え
もう老眼鏡の紳士がたまりません!
クラウディオが一番ですが、その他のキャラもみんなそれぞれ魅力的で何度読んでも楽しめます。
オルガとニコレッタの母娘の関係もどんどん素敵になっていくのも最高です。
ぜひ続きが読みたくなる作品です。
作りこまれた世界観に惚れ惚れ
架空の国のお話ですが、細部まで設定が作りこまれていて、お話としてとても面白いです。ジーンとニーノの気を許した者同士の緩い会話がとってもセンスがあって好きです。
色々な思惑が複雑に絡み合い、ジーンの出生やニーノの正体など気になることが多すぎて、最後まで目が離せない展開が続きました。
とある国のお話から政治の絡む深い話に
なんといっても、世界観の深さです。
実際にの都市ではなく、架空の話なのですが、さまざまな州を舞台に政治の絡んだ話がリアリティがあって引き込まれます。
序盤はすんなり入り込めるのですが、読んでいくにつれて話がややこしくなっていく感はあります。
全体的な雰囲気が気に入りました。
主人公の少し気楽そうな性格が、私の好みにかなりピッタリでよく読むようになりました。制服のデザインがそれぞれ区の特徴を表していて、地味に面白いです。10時と15時のおやつも意外と私の気持ちを引き付けます。
架空の国のお話
この物語は作者が作り上げた架空の都市で起こる話ですが、作者のイマジネーション力に圧倒されました。政治の話でもあり深く少し難解なところもありますが読みごたえがあっていいですね。キャラクターの会話などもセンスがあって好きです。
オノナツメ入門編
オノナツメ作品の中でもかなりキャッチーでとっつきやすい題材の漫画だと思います。ですがセンスの良さやお洒落なおじさまなどのオノナツメ要素もあり、組織物としての醍醐味も押さえた幅広い層に受け入れられそうな漫画です。
ファンタジーっぽいけど現実味がある
ファンタジーっぽくそれぞれの国が描かれているのだけれど、とても丁寧に細部まで考えられていて構成がしっかり作りこまれている印象です。リアルさも兼ね備えられていて「ファンタシーなんだけれど夢物語ではない」といった感じが親近感がありました。いつものことながら主人公が若くてキラキラしているだけの人間ではなく、大人の重みもありかつサラッとした性格なのがとても魅力的です。また、謎解きの要素が秘められているのもミステリ好きにはたまらない点です。
眼鏡紳士がよりどりみどり!!!
何といっても色々な性格の眼鏡紳士が沢山登場するところがたまらないです!
オノメツメさんの絵柄はどの作品も特徴的なのですが、特にこのヨーロッパ系の男性の描写はこの方の絵柄にぴったりマッチしていて、どのキャラも魅力的です。
内容も日本人特有のネチネチした恋愛ではなく、キャラごとに複雑な恋愛模様があるのにどれもサラッとしているというか、後腐れのない関係性が描かれていて、それまで日本的な恋愛漫画ばかり読んでいた私にとっては、衝撃的でした。
かっこいい大人の恋愛が沢山詰まった作品で、私は大好きです。
知られざる物語
この作品は、リストランテ・バラディーゾとリンクしている作品なので、すんなりと世界観に入ることができました。
そして、リストランテ・バラディーゾでは語られなかった様々な物語を知ることで、2つの作品の魅力がグッと倍増しました。
悪い男たちの更生物語
刑務所で知り合った4人が更生し、高級たばこ店を作るお話。
選んだ理由としては、オノナツメさんらしい作風、世界観があふれでているところです。
この作品はACCAというお話のスピンオフなのですが、ACCAほど入り組んだ話ではないのですんなり入り込めます。
それぞれのキャラクターの過去やそこから再起して生きるつもりが、いろんなトラブルに巻き込まれたりしてとても面白いです。
紳士な煙草
大好きなACCAの世界観を引き継いでいているのが魅力的です。こちらもミステリ感があり、これからの展開にわくわくします。主人公が訳ありの大人たちで、愛すべき欠点になっているのに親近感がわきます。
ニューヨークが舞台の人情物語
相変わらず絵はとてもおしゃれでかっこいい。ニューヨークの警官たちの日常を切り取り、一人一人の心理描写がていねいに描かれています。どのキャラも好きで選べません。そして無性にベーグルやドーナツが食べたくなります。
時代物のおすすめ
この作品の前にさらい屋五葉という作品も出ていますが、同じ義賊の話で更に渋さが増し、時代物らしさを掘り下げた漫画となっています。正反対の性格の二人が悪人から財宝を盗むというダークヒーロー的ストーリーは読んでいてスカッとします。
短編集
始めてオノナツメさんの作品に出会ったのが、この短編集でした。漫画というにはオシャレな画風でイラスト集のようです。それぞれ、あまり幸せとは言えない主人公が多いのですが、淡々と、しかし少し優しい世界が描かれています。一筋縄にはいかないフランス映画のような世界観です。
煙草を極上のアイテムに変えた作品
この中に収録されているグッバイ・シガレット。この作品を読むまで、私はどちらかというと煙草に対して、あまり良いイメージは持っていませんでした。
ですが、この作品で描かれた煙草の描写は、おしゃれで気品があり、たしなむことは最高の贅沢だと感じました。
煙草が、これほどまでに極上のアイテムになったことに驚かされた作品です。
素朴で懐かしい、幸せな日常の食べ物がつまってる
大人の色気は抑え目に、ほのぼのする家族の風景や日常の食べ物が登場します。誰でも食べたことのあるものばかりで、読みながら、自分なら何が食べたいかなと、昔の記憶をたどって思わず考えてしまいます。これを読みながらおやつを食べるのが至福の時間です。
色気のある時代劇
誘拐組織「五葉」の頭目・弥一と偶然出会い、用心棒をすることになった侍・政が知らず知らずの内に、自分も「五葉」の一員となって色々な騒動に巻き込まれる話で、
とにかく頭目の弥一が格好いいです。着流しから煙管からすべてに色気を感じました。
絵柄が魅力的!
絵柄がとても魅力的な漫画で惹きこまれました。流行りの細い線ではなく特徴的で個性があります。江戸時代の話で誘拐組織というものがあるというのも面白かった。弥一の動きがとてもかっこよくて惚れ惚れしました。いい漫画だと思いました。
五葉に関わる人々がどこまでも面白い
どのキャラクターも個性的で深い人間像を持っているところです。特に好きなのは居酒屋の店主である梅造。彼のぶっきらぼうで情け深い性質、娘を愛する良い父の姿、おたけ関連でたまにかっこわるくなる瞬間など、一番好感が持てる人物です。そんな彼の盗賊だった過去と今に繋がる経緯を知った時に、ますます胸をうたれて好きになりました。
時代物とのマッチング
江戸の人情劇なのにどの人物もおしゃれで艶っぽいです。絵柄からは退廃的な雰囲気も漂います。それにしても、パッと絵を見ただけですぐにオノナツメとわかるってすごいなと思います。作者のセンスにしびれつつも、個人的には外国が舞台の方が合う絵柄かなと思ってしまいます。それぐらい、「リストランテ~」の印象が大きいのかもしれません。
裏稼業の用心棒
内気だが凄腕の剣士である政之助がとにかく魅力です。
いつもは頼りない表情をしていてオドオドしている政之助がいざとなったら格好いい剣士に変貌します。
そのギャップがたまりません。
弥一とのコンビもよく、とても尊い二人です。
独特の作画とストーリーに魅了されます。
オノ・ナツメさんの作品は、ストーリー設定が独特で先が読めないです。読んでいるうちに世界観にハマって行きます。頭目の弥一が一番のお気に入りで、冷たさと温かみのある表情が好きです。時代劇で実写化しても流行ると思います。