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1位シカゴ7裁判
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公式動画: Youtube
制作年 | 2020年 |
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上映時間 | 130分 |
監督 | アーロン・ソーキン |
メインキャスト | エディ・レッドメイン(トム・ヘイデン)サシャ・バロン・コーエン{アビー・ホフマン)、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(ボビー・シール)、ジェレミー・ストロング(ジェリー・ルービン)、ジョセフ・ゴードン=レヴィット(リチャード・シュルツ)ほか |
主題歌・挿入歌 | Hear My Voice / セレステ |
公式サイト | https://www.netflix.com/jp/title/81043755 |
2位オードリーとデイジー
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公式動画: Youtube
制作年 | 2016年 |
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上映時間 | 98分 |
監督 | ボンニ・コーエン、ジョン・シェンク |
メインキャスト | デイジー・コールマン、ジム・フォール、デラニー・ヘンダーソン、ペイジ・パークハースト、ダーレン・ホワイトほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | https://www.netflix.com/jp/title/80097321 |
10代で集団レイプを受けた少女2人の悲しすぎる運命
性的暴行を受け、その一部始終を携帯電話で撮影された上にネット上で拡散されてしまった2人の10代の少女の人生を追ったドキュメンタリーです。
事件の残酷さ、そして狭い地域内で起きた事件だからこそ、被害者がさらなるセカンドレイプを受け、追い詰められていくという現実が本当に恐ろしい。レイプが彼女たちの精神状態に及ぼした影響は本当に深刻で、14歳で兄の友人たちにレイプされ、その後被害を訴えたがために非難を浴びて、挙句には家に放火までされてしまったデイジー・コールマンさん。彼女は映画の中で、気丈に自身の体験を語り、2017年に性的暴行予防を訴える団体Safe Before Anyone Else(SafeBASE)を設立するなど前を向いていた姿がとても印象的でした。
でもそんなデイジーは、2020年の8月に自ら命を絶ちました。胸にどうしようもないほどの痛みを抱えながら、彼女が世界に発信したかった言葉の数々を、ぜひ皆さんに観て聞いて、そして感じて欲しいです。
3位トランスジェンダーとハリウッド:過去、現在、そして
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公式動画: Youtube
制作年 | 2020年 |
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上映時間 | 107分 |
監督 | サム・フェダー |
メインキャスト | - |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | https://www.netflix.com/jp/title/81284247 |
トランスジェンダーがメディアでどのように扱われてきたのかを知る
映画やテレビドラマなど映像メディアの1世紀にわたる歴史において、トランスジェンダーがいかに表象されてきたか」を検証したドキュメンタリー映画。ハリウッド映画を中心に、初期のモノクロサイレントフィルムから2010年代までの映画やテレビ番組を引用しながら、トランスジェンダー当事者の俳優、ライター、歴史家、プロデューサー、映画監督らが問題点を指摘し、出演作や個人的な経験と絡めながら語ります。
トランスジェンダーの人が抱える苦しみって、私のように女性として生まれて、女性として人生を歩んできた人間には本当に想像をすることすらできないことだと思います。だからこそ、そういった方々の気持ちを知ることはなかなかできない。
草なぎ剛さんが主演した映画『ミッドナイト・スワン』が公開されたとき、一部のトランスジェンダーの方がある部分の描かれ方に対して批判の声を上げました。そして中には、「草なぎ剛が演じるべきではない。トランスジェンダーの役はトランスジェンダーに演じさせるべき」という意見がありました。「そういう意見もあるのか」と私は、自分の勉強不足を痛感しました。
映画というのは、数時間でたくさんの人の人生に触れることができます。自分たちが今まで知ることができなかった、トランスジェンダーの方々がこれまで経験してきた嫌がらせや、辛さ、を知り、改めて何が正解かをきちんと考えることが大切なんだと思います。
4位13th -憲法修正第13条-
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公式動画: Youtube
制作年 | 2016年 |
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上映時間 | 100分 |
監督 | エイヴァ・デュヴァーネイ |
メインキャスト | - |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | https://www.netflix.com/jp-en/Title/80091741 |
ブラックライブズマターをより理解するために観てほしい一作
女性監督エバ・デュバーネイが、アメリカに現在も根強く残っている人種差別問題と歪んだ刑務所制度が生み出した「制度的人種差別」に鋭く切り込んだ社会派ドキュメンタリー。
1865年に制定された奴隷制を禁止する修正法「合衆国憲法修正第13条」はすべての人に自由を認めるはずのものだったが、「犯罪者は例外」という言葉が抜け穴となり、黒人が犯罪者として逮捕されやすい現状を招くこととなった現実。「黒人というだけで刑期が長く、刑務所からも出られない。アメリカが作り上げた「大量投獄システム」の標的にされ続けてきたアフリカ系アメリカ人たちの苦難の歴史を、政治家や活動家、学者、元受刑者たちへのインタビューを交えながら明らかにしていきます。
アメリカでは、現在も黒人差別の問題が根強く残り、「ブラックライブズマター」という言葉が最近でも大きく取り上げられました。テレビでも人種差別問題に関するトピックスが語られていましたが、中には貧富の差などに対する不満を黒人が爆発させたという間違った報道もありました。
そこで私がお手伝いをしている別府ブルーバード劇場で、人種差別を題材にした映画『私はあなたの二グロではない』を上映したことがあります。そこから少しでもたくさんの方々に現在アメリカで問題になっている黒人差別問題を知っていただこうとYouTubeチャンネルに2人の専門家を招き根本にある問題を語っていただいたところ、私自身寝耳に水だったことが「制度的人種差別」という言葉です。
この制度的人種差別がどういうことか。何よりもわかりやすく学ぶことができるのが、この作品です。奴隷制がなくなった後、アメリカではどのように黒人差別が起きたのか。興味がある方は、ぜひこちらのドキュメンタリーを観てみてください!
5位アメリカン・マーダー: 一家殺害事件の実録
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公式動画: Youtube
制作年 | 2020年 |
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上映時間 | 83分 |
監督 | ジェニー・ポップルウェル |
メインキャスト | - |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | https://www.netflix.com/jp/title/81130130 |
アメリカで起きた殺害事件の真相に迫っていくドキュメンタリー、人間って怖すぎ!
こちらはおまけの5位! 特に何かを学べるわけじゃないのですが、よくある警察の実録モノかな? なんて思って観たらとんでもないドキュメンタリーで本当にびっくりして、ここ最近で一番衝撃的な作品だったのでご紹介したいと思います!
この作品は2018年に米コロラド州で起こった殺人事件を題材にしたドキュメンタリー。当時妊娠15週目だった34歳の母親シャノン・ワッツと、彼女の3歳と4歳の娘が殺された事件。この事件発生から、犯人逮捕までの衝撃的な顛末を、ドラマ部分や関係者へのインタビュー映像などは一切なく、警察での映像や、本人や友人、夫とのメッセージのやり取り、フェイスブックに投稿された映像などなど、実際の映像だけを編集して事件の核心へと迫っていくすごすぎるドキュメンタリーなんです。
ちなみに私は、終盤の真犯人が明らかになっていくシーンで思わず「うそでしょ!」と声が出ました。人間って本当に怖い!を心から痛感する。めちゃくちゃすごい衝撃でした。
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あまりにも面白すぎて「なんで配信なんじゃい!」と突っ込みたい!
一部の劇場では上映していた本作。いや、もう正直全国公開してもらいたいくらいの衝撃的な面白さです。でも裏を返せばこの傑作をNetflixで観られちゃうなんて本当に贅沢!
「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー脚色賞を受賞した鬼才のアーロン・ソーキンが自らメガホンを取った作品。1968年、シカゴで開かれた民主党全国大会の会場近くで行われた、ベトナム戦争に反対する平和的なデモ活動の首謀者とされた7人の男(シカゴ・セブン)が暴動をあおった罪で起訴され、裁判にかけられた実話を映画化した作品です。
膨大なセリフ量で有名なアーロンが書きあげた圧倒的な脚本を見事に演じ切った、「ファンタスティック・ビースト」シリーズのエディ・レッドメイン、ジョセフ・ゴードン=レビット、サシャ・バロン・コーエン、マイケル・キートン、マーク・ライランス、ジェレミー・ストロングという豪華なキャスト陣が見せる白熱の裁判劇。アメリカ大統領選真っ只中に公開された本作に込められた意義は、鑑賞した人間だけが見出せるはずです。