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2位天 -天和通りの快男児-
引用元: Amazon
作者 | 福本伸行 |
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ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 竹書房 |
連載 | 近代麻雀ゴールド(1989年~2002年) |
巻数 | 全18巻 |
登場キャラクターたちの魅力
今となっては、スピンオフ作品の「アカギ」のほうが知名度が高くなってしまったが、大元のオリジナルはこちら。個性派ぞろいの強豪雀士たちと主人公との対決を軸に、数々の人間ドラマが描かれる。途中、中だるみするが最終話に向けた単行本のラスト3巻は死をテーマにした永久保存版レベルの完成度。個人的に共感するところが少なくなかった。
途中までは文学作品を超えていた
個性的すぎる絵、かつてなかったネームと擬音、そして奇想天外な話の設定などなど漫画史に残る快作。1位にしなかったのは後半やや話の展開と小細工のネタに疑問符がついたためだが、それは前半が凄まじすぎたから故。今でもたまに読み返すが、枠役どもクズさ加減がやはり秀逸。
掲載誌を誤って打ち切られた秀作
たった5巻で終わってしまったが、更生施設にぶち込まれた主人公による脱出ゲームは後の冗長な作品群とは大違いの抜群のスリルに溢れている。主人公の涯のキャラクターに一本筋が通っているところが魅力だった。出来れば10巻くらい読みたかった作品。
5位アカギ 〜闇に降り立った天才〜
引用元: Amazon
作者 | 福本伸行 |
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ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 竹書房 |
連載 | 近代麻雀(1992年4月号~2018年3月1日号) |
巻数 | 全36巻 |
8巻までは素晴らしかった
やはり外せない代表作。アカギの年齢が中学生頃の序盤はストーリーも主人公も剃刀のような切れ味だった。鷲巣戦に入る頃まではトンデモない傑作になると思っていたが、まさかその後あんなに長く続くとは、誰が予想したであろうか。まあ、鷲巣が地獄で彷徨うあたりは笑えたが。
傑作中の傑作
ダラダラ引き延ばしがなかった頃の、福本伸行本人がちゃんと絵を描いている頃の大傑作。例えば、音楽のアルバムにも収録曲に駄曲が全くない傑作という作品があるが、この漫画はまさにそれに相当するつまらない話が一つもないすべてが面白い作品。確かVシネマにはなっていたが、出来ればアニメ化もしてほしかった。話の時代設定から今それを実現するのは難しいか。男なら誰でも銀さんに憧れるはず。