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1位よろずや平四郎活人剣(小説)
引用元: Amazon
『よろずや平四郎活人剣』(よろずやへいしろうかつじんけん)は、藤沢周平作の日本の時代小説。1983年に発表された。 1998年にNHKにて金曜時代劇『新・腕におぼえあり』のタイトルで、また、2007年にはテレビ東京にて『よろずや平四郎活人剣』のタイトルでそれぞれテレビドラマ化されている。
2位蜜蜂と遠雷(小説)
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『蜜蜂と遠雷』は、恩田陸の長編小説である。幻冬舎のPR誌『星星峡』2009年4月号から2013年12月号に、同誌休刊後は同社『PONTOON』2014年1月号から2016年5月号に連載、同社より2016年9月に刊行された。
ピアノに全てをかける若者達の争いが面白い
この作品は、ピアノコンクールを題材にしていますが、この作品を読むまでは、個人的に音楽を題材にした小説はヒットしないと思っていました。音楽を文章で表すのはとてもむずかしいことだと考えていたからです。ただ、この作品は、著者である恩田さんの表現力が素晴らしく、読んでいると実際にその場の情景が見えたり、音楽が聴こえてくるような錯覚を覚えました。出てくる登場人物達も音楽に紳士に取り組んでいる、真っ直ぐな若者達ばかりで感情移入しやすかったです
3位ユージニア
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『ユージニア』 (Eugenia) は、恩田陸による日本の推理小説。第59回(2006年)日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞作、第133回直木三十五賞候補。 『KADOKAWAミステリ』2002年8月号から2003年5月号及び、『本の旅人』2003年7月号から2004年9月号に掲載され、2005年に単行本化、2008年に文庫化された。単行本・文庫本共に、カバーデザインはブックデザイナーの祖父江慎が担当した。
漂鬱々とした世界観が大好きな作品です
過去に地元の名家で起こった大量毒殺事件を振り返る形で話は進んでいきますが、犯人と思われる盲目の少女が、どうやってそんな事ができたのか、何故そんな事をしたのかなどが気になって一気に最後まで読んでしまいました。
主人公の平四郎がとにかく魅力的
剣の腕は立つけど、お人好しでどこか抜けている、藤沢作品にはそんな主人公が多いですが、この作品の主人公、平四郎もまさにそんな感じの人物です。ただ一つ平四郎が他の主人公達と違うのは腕が立つだけでなく弁も立つということです。平四郎は家を出た後、食べていくための生業としてよろずもめごと仲裁といういわゆる便利屋みたいな仕事をしますが、その剣技の冴えと巧みな話術を使って、揉め事を次々と解決していくストーリーは痛快です。