みんなのランキング

ny4649さんの「太宰治の書籍ランキング」

4 1
更新日: 2019/07/03

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

1人間失格(小説)

人間失格(小説)

引用元: Amazon

『人間失格』(にんげんしっかく)は、小説家・太宰治による中編小説。『ヴィヨンの妻』『走れメロス』『斜陽』に並ぶ太宰の代表作の1つである。 他人の前では面白おかしくおどけてみせるばかりで、本当の自分を誰にもさらけ出すことのできない男の人生(幼少期から青年期まで)をその男の視点で描く。この主人公の名前は、太宰の初期の小説『道化の華』に一度だけ登場している。

人生について。

主人公はきっと太宰さん自身。 幼少からずっと苦悩の中でもがきながら生きてきた主人公の葛藤。大人になるにつれ益々それが色濃く人生は辛いものだと感じ、その反面、強く生きていこうと感じる作品でした。歳をとるにつれて、感じるものが違ってくる作品です。

2走れメロス(小説)

走れメロス(小説)

引用元: Amazon

『走れメロス』(はしれメロス)は、太宰治の短編小説。処刑されるのを承知の上で友情を守ったメロスが、人の心を信じられない王に信頼することの尊さを悟らせる物語。

友情。

教科書に載っていました。人間の弱さに立ち向かうメロスの葛藤に共感が持て夢中になって読めました。真っ裸で走ってきたという最後の終わり方が太宰治らしくて良いです。友情は何にも変えられないものだと感じる作品です。

3パンドラの匣(小説)

パンドラの匣(小説)

引用元: Amazon

『パンドラの匣』(パンドラのはこ)は、太宰治の長編小説。 「健康道場」という名の結核療養所を舞台に繰り広げられる恋愛模様を通じて、青年・ひばりの成長を描く。

恋情の表現

主人公・ひばりと看護師・竹さん、マア坊の三角関係が爽やかで清々しさすら感じました。若い恋情を様々な表現で表しているところが良い。私が若い頃はこのような青春がなかったのでなんとなく切ないが、羨ましく思う。

4お伽草紙

お伽草紙

引用元: Amazon

『お伽草紙』(おとぎぞうし)は、太宰治の短編小説集。「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」の4編を収める。 1945年(昭和20年)10月25日、筑摩書房より刊行された。初版発行部数は7,500部、定価は3円30銭だった。

後味の良い作品です

太宰の自意識や感情が面白おかしい会話でこってり味わえるとても愉快な一冊です。登場人物たちのやりとりがリアルな生活臭に満ち溢れるものになっていて、面白い。明るく可笑しい雰囲気でテンポよく進む物語は、小気味よいです。

5きりぎりす

きりぎりす

引用元: Amazon

「おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました。……」 名声を得ることで破局を迎えた画家夫婦の内面を、妻の告白を通して印象深く描いた表題作など、著者の最も得意とする女性の告白体小説「燈籠」「千代女」。著者の文学観、時代への洞察がうかがわれる随想的作品「鴎」「善蔵を思う」「風の便り」。他に本格的ロマンの「水仙」「日の出前」など、中期の作品から秀作14編を収録。

あとがき

歳をとるにつれ、生への表現が変わっていく様が太宰治の良さ所だと感じます。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる