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1位風の谷のナウシカ
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引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 巨神兵が地上のありとあらゆるものを焼き尽くした"火の七日間"から千年。世界は瘴気を発する腐海とわずかに残ったセラミックに覆われ、文明は崩壊し生き残った人類も腐海に住む巨大な蟲に脅かされ衰退の一途をたどっていた。
風の谷は酸の海から吹く風により腐海の侵略を受けることなく、のどかに暮らしてる集落。族長の娘であるナウシカは蟲笛などを用いて、蟲たちとも心を通わせることができる心優しい少女だった。 |
---|---|
原作 | 宮崎駿 |
監督 | 宮崎駿 |
プロデューサー | 高畑勲 |
メインキャスト | 島本須美(ナウシカ)、納谷悟朗(ユパ)、松田洋治(アスベル)、榊原良子(クシャナ)、家弓家正(クロトワ)ほか |
制作会社 | トップクラフト |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:なし
Amazon Prime Video:なし Netflix:なし Hulu:なし |
2位崖の上のポニョ
ポニョの登場シーンは衝撃的!
『崖の上のポニョ』は、物語中にストーリーの説明が一切ないので、内容をちゃんと理解できる人が大人でも少ないんです。それでも、子供がめちゃめちゃハマる作品に仕上がっているのが、宮崎駿さんのすごいところだと思います。
日本のアニメ映画は、説明的なセリフが多いのにも関わらず、テーマが哲学的すぎて理解できない、という作品が多いように感じます。その点「ポニョ」は、ストーリーを説明するセリフこそないですが、セリフ自体でエンターテイメントとして成立させているんです。
『崖の上のポニョ』で1番衝撃的だったのが、半魚人の女の子「ポニョ」が波を走るシーン。ポニョが波の上を走っているんですけど、そこに大きな魚が波に被さるようにやってくるんです。次第にポニョが走っているのが波の上なのか魚の上なのかがよくわからなくなっていう……。「ぶっとんだ作画だなぁ」って思いました。
でも「ポニョ」をつくる前、宮崎駿さんはネタ切れで悩んでいたらしいです。苦難の時期を乗り越えて、『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』とはまた違う作風を打ち出してきた……宮崎駿さんはやはりすごい方だなと再認識しました。
3位となりのトトロ
リアルな描写が心に刺さる
僕のなかで『となりのトトロ』で特に印象に残っているシーンは、幼いメイちゃんが病気で入院しているお母さんに会いに行って、行方不明になるところ。サツキちゃんとお父さんが必死になって探すけど、実はお母さんのところにいた……という場面です。
実は宮崎駿さんもお母さんが病弱で、子供のころにあんまり甘えられなかったようなんです。母親が恋しい幼少時代を体験したからこそ描けるリアリティのあるシーンだと思うと、すごく心に刺さります。
ちなみに『となりのトトロ』と『火垂るの墓』って同時公開だったんですよ。名作と言われる2つの作品を、スタジオジブリは同時進行で作っていたというのだから驚きです。
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漫画原作から映画化にこぎつけた名作
宮崎駿さんは今でこそ「アニメ映画界の巨匠」ですけど、実は不遇の時代がすごく長かった方でした。1980年代はSFアニメの全盛期で、特に「マクロス」や「ガンダム」に代表される「宇宙でロボットが戦う!」ような作品が求められていた時代。さらに「原作がないと映画化できない」という状況もあって企画がなかなか通らず、映画制作に必要な予算がもらえない日々を過ごしたそうなんです。
相当苦しい期間だったようですが、まず宮崎さんは『風の谷のナウシカ』を漫画で描き、いよいよ映画化までこぎつけることになります。ご存知の通り「ナウシカ」は宇宙とロボットをメインに描かれていません。どんなに認められなくて苦しくても、安易に世間のニーズに迎合せず自分を貫く姿勢は、モノづくりに携わる人間としてすごく勉強になります。