風の谷のナウシカの詳細情報
あらすじ・スト-リー | 巨神兵が地上のありとあらゆるものを焼き尽くした"火の七日間"から千年。世界は瘴気を発する腐海とわずかに残ったセラミックに覆われ、文明は崩壊し生き残った人類も腐海に住む巨大な蟲に脅かされ衰退の一途をたどっていた。
風の谷は酸の海から吹く風により腐海の侵略を受けることなく、のどかに暮らしてる集落。族長の娘であるナウシカは蟲笛などを用いて、蟲たちとも心を通わせることができる心優しい少女だった。 |
---|---|
制作年 | 1984年 |
上映時間 | 116分 |
原作 | 宮崎駿 |
監督 | 宮崎駿 |
プロデューサー | 高畑勲 |
脚本 | 宮崎駿 |
メインキャスト | 島本須美(ナウシカ)、納谷悟朗(ユパ)、松田洋治(アスベル)、榊原良子(クシャナ)、家弓家正(クロトワ)ほか |
作画監督 | 小松原一男 |
音楽 | 久石譲 |
美術 | 中村光毅 |
主題歌・挿入歌 | 風の谷のナウシカ / 安田成美 |
制作会社 | トップクラフト |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:なし
Amazon Prime Video:なし Netflix:なし Hulu:なし |
参考価格 | 4,060円(税込) |
『風の谷のナウシカ』(かぜのたにのナウシカ)は1984年に公開されたトップクラフト制作の日本のアニメーション映画で宮崎駿監督の長編アニメーション映画第2作。『アニメージュ』に連載していた宮崎の同名漫画(『風の谷のナウシカ』)を原作とする。原作の単行本全7巻から見ると、序盤に当たる2巻目の途中まで連載された時点での作品であり、映画公開後に連載を再開した漫画とは内容が異なる。(引用元: Wikipedia)
キャラクター・登場人物
声優・キャスト
風の谷のナウシカがランクインしているランキング
全 53 件中 1 〜 20 件を表示
生態系の圧倒的な強さ
『風の谷のナウシカ』は、荒廃した世界を舞台にしたお話。ときに人間同士で争うこともあり、自分の正義を守って生きていくキャラクターの描き方が壮大だと思います。
『風の谷のナウシカ』が公開された1980年代は、一歩間違えたら核戦争で世界が滅んでしまうような「終末的思想」があった時代。世界的に環境汚染が問題視されていた時代でもあり、環境破壊への危機感も募っていた頃だったと思います。
でも宮崎駿さんは、地球の生態系には核物質や排気ガスといった有害なものを取り込む強さがあると考えたのではないでしょうか。
さらに、生態系だけでなく、根底にある「人間の強さ」も『風の谷のナウシカ』で宮崎駿さんの主張したかったことではないかと思います。人間がさまざまな知恵を駆使して過酷な環境を生き延びていく様子を描くことで、文明が滅んだとしても、人間の根源にある生命の力強さは変わらないということを伝えてくれているように感じます。
世界的アニメ大作!スタジオジブリの伝説はここから始まった
■あえて語ることもないくらい日本を代表するアニメ制作スタジオの名作!!公開から36年を過ぎた今でも何度でも放送される人気作品で、2019年には歌舞伎化されるなど日本アニメ界の礎を築いたともいえる作品の1つ。多くのアニメクリエーターが本作に多大なる影響を受けたと言われている。スタジオジブリが創設されるきっかけとなった作品。
■アニメ好きでも好きじゃなくても誰もが好きになるキャラクター設定。ナウシカの見どころは、やっぱりナウシカのキャラクター性。純粋で優しく、でも時には戦士のような強さを発揮し、みんなを引っ張るリーダーシップがキャラクターの奥行きを出し、グッと惹きつけさせる素晴らしい設定だと思う。葛藤しながらもまさに身を粉にしながらみんなのために行動する勇気は誰もができることではない。見ている側が勇気をもらえるそんな世界感を作りだしているところが何度見ても引き込まれるポイント!
■現実世界の戦争や自然破壊などの問題がアニメに生かされているような作風なので、単なるファンタジー作品で終わらないメッセージ性の強さが強烈なインパクトを残している。後に公開される『天空の城ラピュタ』もジブリ作品としては根強いファンを抱える人気作だけど、ラピュタには無くナウシカにあるのが社会や世相がどこかに感じられるところ。アニメにそれが必要かどうかは個人の見解が分かれるところだけど、個人的にはどこか製作者のメッセージが強く感じられるものがあってもいいと思っているから、ジブリ作品の中で最高の名作だと思う。
最高作品
宮崎駿のアニメで漫画にもなっているのはこれだけ。上演直ぐに評価が良くなかったものは、ナウシカとカリオストロの城だけれど、今ではどちらも高評価でこの二作品が無くては宮崎駿は、今のように自分で好きな作品を作れるまではなって居なかったかもしれない。
そして、ナウシカの漫画を読むことで10倍楽しめます。アニメでは悪役として登場していたクシャナ姫が漫画では、切ない重要人物になっていくのがとっても良い。
漫画では、ナウシカの彼氏的存在も出てきて最後は二人がうまくいってくれないだろうかと思いながら読んでいた感動の時間。
この映画の冒頭が魅力的。セリフこそボツボツとしかないけれど、巨大な虫の世界に引き入れられる。
そして、毒が充満している世界に息をのむ。毒は肺だけでなく手足を石にして最後は死んでいく、そんな世界観にどっぷり入ってしまう作品は、素晴らしい。
映画は映画で、漫画には無い着地点で終わっているのが素晴らしい。
王蟲は、ダンゴ虫がモデルとか、モスラがモデルとか言われているけれど、これだけ巨大になって、主人公のナウシカが恋焦がれているのを見てると、見ている私たちも、巨大なダンゴ虫の王蟲に恋してしまう。
何度見ても、この作品は素晴らしい。
左目さんの評価
音楽が神
ジブリの中でもこれが一番音楽が素敵だと思います。「ナウシカ・レクイエム」は思わず口ずさんでしまう特徴的なメロディが魅力的。「鳥の人」は壮大なイメージがあって、ナウシカの世界観にぴったり。ストーリーも感動的ですが、泣いてしまうほどに心に響くのは、音楽の影響も大きいと思います。久石譲さんに感謝!!
ほなさんの評価
原点にして頂点。
宮崎駿監督のすべてが、ここにあると思います。
もっと言えば「シュナの旅」なんでしょうけど。
子供の時に見て衝撃を受けました。今でも宮崎作品のなかでナンバーワンです。
世界観・シナリオ・キャラクター、そして音楽。なにもかも素晴らしい。
漫画も全部読みました。
おひとりさま天国さんの評価
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漫画原作から映画化にこぎつけた名作
宮崎駿さんは今でこそ「アニメ映画界の巨匠」ですけど、実は不遇の時代がすごく長かった方でした。1980年代はSFアニメの全盛期で、特に「マクロス」や「ガンダム」に代表される「宇宙でロボットが戦う!」ような作品が求められていた時代。さらに「原作がないと映画化できない」という状況もあって企画がなかなか通らず、映画制作に必要な予算がもらえない日々を過ごしたそうなんです。
相当苦しい期間だったようですが、まず宮崎さんは『風の谷のナウシカ』を漫画で描き、いよいよ映画化までこぎつけることになります。ご存知の通り「ナウシカ」は宇宙とロボットをメインに描かれていません。どんなに認められなくて苦しくても、安易に世間のニーズに迎合せず自分を貫く姿勢は、モノづくりに携わる人間としてすごく勉強になります。
ロボットクリエイター・経営者
青木 俊介さん (男性)
1位(100点)の評価