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田中貴奈さんの「宝井理人漫画ランキング」

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更新日: 2020/06/13

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ランキング結果

1花のみやこで

花のみやこで

引用元: Amazon

作者宝井理人
ジャンル女性漫画
出版社大洋図書
連載ihr HertZ Series

儚さに胸が締め付けられる。

「花のみぞ知る」のスピンオフである本作だが、「花のみぞ」が花の美しさを表すとするならば「花のみやこで」はその儚さを表しているように思う。互いに想いあっているのに思うがゆえに伝えられない想い。最後の何度も引いたおみくじにはつい涙腺が緩み、いまだに読むたび泣いてしまうから。

2テンカウント

テンカウント

引用元: Amazon

作者宝井理人
ジャンル-
出版社新書館
連載ディアプラス(2013年8月号~2017年12月号)
巻数全6巻

倒錯的な不透明さ

初めて氏の作品を見たのがこれだったが、登場人物たちの透明感のある絵に対しての内心の見えなさ、その不透明さにあとが気になってしまう作品だったため。また、直接的性行為に及ぶまでに時間がかかったものの、それまでの工程が倒錯的でありエロティシズムを感じるから。

3セブンデイズ(漫画)

セブンデイズ(漫画)

引用元: Amazon

作者原作:橘紅緒 / 作画:宝井理人
ジャンル-
出版社-
連載-

圧倒的青春感

男性向けと女性向けを明確に分けるのは恋愛と友情の間に揺れる感情描写であると思うが、この作品は特にその描写が素晴らしいから。月曜日の一番最初に告白してきた相手と付き合い、週末には別れる。しかしながらその1週間の中で感情が変化していくのがとても面白く、爽やかな清涼感を読後は感じるところがとても良いから。

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