1分でわかる「石ノ森章太郎」
“漫画の帝王”と称された石ノ森章太郎
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仮面ライダー(漫画)
(引用元: Amazon)
手塚治虫や赤塚不二夫などに並ぶ“漫画界の神々”のひとりである“石ノ森章太郎”は、「仮面ライダーシリーズ」をはじめとする特撮作品の立役者でもあり、「サイボーグ009」や「HOTEL」、「マンガ日本経済入門」といったSF漫画から学習漫画まで幅広く手掛けた漫画家としても知られています。その活躍ぶりから"漫画の帝王"と評されました。
生涯に手掛けた770作品が、“最多出版作品数”でギネスに認定!
石ノ森章太郎が遺した全作品を網羅した“石ノ森章太郎萬画大全集”が、「一人の著者が描いたコミックの出版作品数が世界で最も多い」として、2008年にギネス世界記録に認定されました。全集は770タイトル500巻で、総ページ数は12万8000ページにもおよび、初めて単行本化される作品も含んでいることからファンにとっても重要なシリーズといえます。また、同年にはギネスへの認定がきっかけで彼の生誕70周年を記念し、東京・芝公園のギネス世界記録博物館の名誉館長に就任したことも話題となりました。
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SFマンガの最高傑作
半分人間、半分ロボットに人体改造された9人のサイボーグ戦士たち。人種も年齢も育ってきた境遇もバラバラな9人のキャラクターがとにかく魅力的です。さらに、優れた特殊能力を持ちながら半機械化されたカラダに悩むところなど、人間臭いドラマも多分にあり、そこもたまらない魅力になっています。
ヤスユキさん
1位(100点)の評価
定番にして王道
文字通りの代表作で、ついに未完に終わった作品であることでも有名です。世界の裏で暗躍する、兵器開発並びに販売組織であるブラックゴーストによって改造されたサイボーグたちが平和のために戦う・・・「悪に対抗出来るものは、悪から生まれたものだけだ」という、後の仮面ライダーにもつながる石ノ森ヒーローの元祖でもあります。
長期間にわたって様々なエピソードが描かれましたが、つくづく完結編執筆直前に先生が逝去されたのが残念でなりません。
先生の没後に何とか完結させようと様々な動きはありましたが、やはり実際の作者が描いてない以上、不満が出たのは仕方がないのかもしれません。
是非、「最初(誕生編)から」読まれるのをお勧めします。[続きを読む]
リゲルさん
2位(95点)の評価
サイボーグ各員のドラマが描かれている
サイボーグ009と言えば、実質009が主人公のような作品です。そしてヒロインが003。あとは002か004が名わき役的な感じでしょうか。正直メインの二人だけなんですよねアニメだと。でもこの漫画版は違います。アニメではあまり活躍しない008も活躍します。海専門とはいえ、基本的な能力は人間とかけ離れていますからね。また各メンバーだけのオリジナルストーリーも満載で、009以外もこの漫画を読んで好きになって欲しいですね。
大輔さん
3位(70点)の評価