赤塚不二夫や藤子・F・不二雄と並ぶ歴史的漫画家といえば石ノ森章太郎。特撮作品の原作者としても知られていますが、今回みんなの投票で決めたいのは「石ノ森章太郎の漫画作品人気ランキング」です。代表作の「サイボーグ009」や「仮面ライダー」をはじめ、セリフを少なくして絵での表現にこだわった「ジュン」、テレビドラマ化もされた「HOTEL(ホテル)」などのランクインが予想されます。あなたのおすすめ漫画はどれですか?
最終更新日: 2020/06/19
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マンガ版は奥が深い
キカイダーと言えば、実写特撮ヒーローで有名ですよね。でも私のお勧めはマンガ版です。主人公のジローは不完全な良心回路を持ち、苦悩します。ラストはハカイダーに服従回路を取り付けられ、まさしく善と悪の心を持ったロボットに。ただ服従回路をつけたことで心のタガが外れてしまい、今まで使えてなかった技や力でハカイダー達を瞬殺するんですけどね。こちらは是非漫画版もみてほしいですね。
衝撃過ぎるラスト
特撮作品としても有名な(石ノ森先生には、もちろんそういう作品が多いのですが)キカイダーですが、漫画版は衝撃過ぎるラストも含めて個人的に大傑作だと思っています。現在は電子書籍等でも手軽に読めますので詳細な記述はしませんが、特撮版を知っていれば知っているほど呆然とすること請け合いです。なお漫画版では、ちょうど真ん中を過ぎた頃からゼロワンも登場します。
不完全ならではの美
ロボットであるキカイダーには、人間の心をまねた良心回路が埋め込まれているのですが、この良心回路の存在がキカイダーこと「ジロー」の魅力を際立たせています。完全ではない、不完全だからこその危うさや脆さに惹きつけられます。
悲しきヒーロー
仮面ライダーとはまた違った人造人間の姿を描く作品。非常に印象的だったのは、宿敵のライバルであったハカイダーの存在です。
最近もハカイダーをメインとした実写版がえがかれるなどかなり印象的。
ライバルがここまでインパクトげある数少ない作品。
良心回路という発明
機械に良心回路を組み込んで心を持たせようとするも不完全なまま完成してしまい良心回路が完全ではないキカイダーの体は半分は透明なデザインになっているというのが斬新で不思議なカッコよさがある漫画だと思いました。
時代に合わせた進化
仮面ライダーと聞いて、わからない日本人は世代を関係なくいないのではないでしょうか。昭和、平成、令和と時代に合わせた進化、いや、マッチングをしてきたからこそ。石ノ森先生の意思が直接入っていようがいまいが、全てのライダーがすばらしいです。
変身ものヒーローの代名詞!
「仮面ライダー」その名を聞いて心がときめかない男性はいないのではないでしょうか。バッタがモチーフになった異形のスタイル。カスタマイズされたバイクに乗ってさっそうと登場するさまはまさにヒーローの中のヒーロー。シリーズが現在までも続いている息の長さも素晴らしいです。
事模様とは思えないストーリー
家の積み漫画に埋まってたのをたまたま見つけて読んだ。
これ本当に仮面ライダーなのか??と思うほどストーリーが濃く、陰鬱な雰囲気が漂ってる感じ。
ちょっと過激な表現が多かったけどめちゃめちゃかっこいい。
石ノ森時代劇の代表作
岡っ引きの見習い兼下働きを勤める左武と、盲目の按摩で居合いの達人である市を主人公とし、江戸市中の様々な事件や日常を描いた時代劇です。
初期の頃は捕り物を中心としたアクションに比重が置かれていましたが、やがて人情ものあり、ミステリーあり、ホラーありと、さまざまな物語が展開されました。
時代劇としても、物語の面白さとしても完成されいて、お勧めします。
ホテルを舞台にした人間ドラマの傑作
ホテルを舞台にしてあらゆる人間ドラマが表現されている本作。石ノ森章太郎といえばSFマンガの巨匠というイメージですが、こんな社会派ドラマも描けるのか!!と驚かされます。ホテルマンたちへの愛情とすべての人間に対する優しい視点がたまりません。
特撮版とはまったく違うイナズマン
「ある日、超能力を覚醒させられた主人公が、世界を支配しようとする超能力者の集団『新人類』に立ち向かう」という設定は同じですが、他の部分では特撮版とはまったく異なるのが漫画版イナズマンの最大の特徴だと考えます。なにせ、主人公の名前からして違っていますし。イナズマン自体のデザインも、漫画と実写の違いを抜きにしてもかなり異なっています(それでもどちらも『イナズマン』だと分かるのはさすがだと思います)。
石ノ森先生の作品は、基本的に超能力者が最強であることが多いのですが、本作は敵も味方も超能力者だらけであるだけに、「最強同士の不思議な戦い」が描かれているのが最大の特徴でしょう。なお、中盤あたりにキカイダーのエピソードもあります。(こちらは、キカイダーの最終回読了後にお読みになることをお勧めします)
特撮版との違いも含めてお勧めします。
クローンを扱った作品
ギルガメッシュという漫画を3位に選んだのはこれはかなりマイナー漫画ですがアニメにもなっていてクローン人間を扱った作品で今でこそ当たり前になったクローン技術を漫画で扱っていて時代を先取りした漫画ですごいと思ったので3位にしました。
詩を書くロボット
「ある日、警視庁にロボット刑事が配属され、ベテランの老刑事が無理矢理コンビを組まされる」。
ロボット刑事の漫画版は、基本特撮版と同設定です(各エピソードは漫画版独自のものです)。しかし、漫画版では主人公であるロボット刑事Kへのロボット差別、それによって深く悩むK、そしてKが詩を書く場面に多くが割かれています。
「苦悩するロボット」が好きな方には、特にお勧めします。
なおロボット刑事の冒頭は、おそらくアイザック・アシモフの『鋼鉄都市』を下地にしたものだと思いますが、『鋼鉄都市』の主人公(人間)が相棒のロボットについて複雑な悩みを持っているのに対し、『ロボット刑事』の場合はロボットであるKが人間について深く苦悩する、というのが作家性や文化性の違いが見えるようで、これまた面白いところです。
セクシーな「サイボーグ009」
少年マンガのサイボーグ009ではけっして描かれなかったセクシーな場面が描かれている大人版の「サイボーグ009」です。武器がオッパイに内蔵されているという設定も秀逸で、乳首からビーム砲や弾丸が飛び出し描写が面白い!
定番にして王道
文字通りの代表作で、ついに未完に終わった作品であることでも有名です。世界の裏で暗躍する、兵器開発並びに販売組織であるブラックゴーストによって改造されたサイボーグたちが平和のために戦う・・・「悪に対抗出来るものは、悪から生まれたものだけだ」という、後の仮面ライダーにもつながる石ノ森ヒーローの元祖でもあります。
長期間にわたって様々なエピソードが描かれましたが、つくづく完結編執筆直前に先生が逝去されたのが残念でなりません。
先生の没後に何とか完結させようと様々な動きはありましたが、やはり実際の作者が描いてない以上、不満が出たのは仕方がないのかもしれません。
是非、「最初(誕生編)から」読まれるのをお勧めします。
サイボーグ各員のドラマが描かれている
サイボーグ009と言えば、実質009が主人公のような作品です。そしてヒロインが003。あとは002か004が名わき役的な感じでしょうか。正直メインの二人だけなんですよねアニメだと。でもこの漫画版は違います。アニメではあまり活躍しない008も活躍します。海専門とはいえ、基本的な能力は人間とかけ離れていますからね。また各メンバーだけのオリジナルストーリーも満載で、009以外もこの漫画を読んで好きになって欲しいですね。
SFマンガの最高傑作
半分人間、半分ロボットに人体改造された9人のサイボーグ戦士たち。人種も年齢も育ってきた境遇もバラバラな9人のキャラクターがとにかく魅力的です。さらに、優れた特殊能力を持ちながら半機械化されたカラダに悩むところなど、人間臭いドラマも多分にあり、そこもたまらない魅力になっています。
人間味あるサイボーグ作品
石ノ森章太郎と言えば、サイボーグ009だと思います。スピード感ある絵のタッチが、とても好きです。当時では、他に類を見ない作品だったと思います。サイボーグなのに、人間味ある感情が面白いです。冷戦やベトネム戦争を題材にしている部分もあるので、以外に内容が重い作品です。
未来感
昭和にサイボーグ、ロボットがどのように人間と共存するか?また、超能力や、神秘的なものとの戦いなど非常にバラエティに富んだ内容で、子供の頃必死で見ました。何回も作品が作られては割り切って漫画以外でもいまだに見ています。
サイボーグだけどちょっと人間臭い
これも積み漫画から発掘。
冷戦とかベトナム戦争が舞台になったり、神話などを題材にしているらしい(気が付かなかった)。読んだのがだいぶ昔だから久々に読み返したくなった。
サイボーグたちの葛藤を描いた傑作
サイボーグたちが自分達が人間でない事を悩みながらも人間を守るために行動する姿を見てカッコよさを感じました。