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2位ぼくは麻理のなか(漫画)
引用元: Amazon
作者 | 押見修造 |
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ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 双葉社 |
連載 | 漫画アクション(2012年6号~2016年18号) |
巻数 | 全9巻 |
意外な結末にびっくり
いきなりあこがれの女の子の姿になってしまう主人公、という設定のストーリーですが意外な方向に話がどんどん進んで行き、結末は本当にびっくりの展開でした。少しこれまでの作品とは話の感じが違う気がしましたが、それでも独特の切なさにあふれていてぐっときます。
青春の暗部をドラマティックに描いている
中二病感満載のキャラクター設定とストーリー展開なのですが、一つ一つのシーンでのキャラの心情や表情などが胸に突き刺さって痛いほどです。誰しも思春期の頃にはこのようなドロドロとした感情を抱えていると思いますが、それらがとてもドラマティックに美しく表現されています。
母親の強烈なキャラクターに圧倒された
主人公の母親の狂気的な愛情と執着がストーリーが進むにつれて加速していき、恐怖心がつのるほどでした。主人公の少年がお母さんから自由になれる日はやってくるのかと思うとすごく切なく悲しくなります。どこか作者の自伝的要素があるようにも思えて、いつもどきどきしながら読んでいる作品です。