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1位Arma 3
引用元: Amazon
ジャンル | FPS・TPS |
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対応機種 | PC |
プレイ人数 | 1人~ |
対象年齢 | 18歳以上 |
発売日 | 2013年9月12日 |
メーカー | Bohemia Interactive |
公式サイト | https://arma3.com/ |
2位ファークライ 4
引用元: Amazon
ジャンル | FPS・TPS |
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対応機種 | PS3、PS4、Xbox 360、Xbox One、PC |
プレイ人数 | 1~4人 |
対象年齢 | CERO:Z(18歳以上のみ対象) |
発売日 | 2014年11月18 |
メーカー | ユービーアイソフト(UBI) |
公式サイト | ubisoft.co.jp/farcry4/ |
ミン様!!ミン様!!!ミン様!!!!
偉大なる指導者、パガン・ミンを讃えよ!!
このゲームをシミュレーション枠で存在してもいいものか、それを少し迷いはしたが、次のナンバリングタイトルであるFarcry5がノミネートされていたのでいいだろうと考えた。
FarCry4の舞台は架空の国、キラットだ。キラットは山間の小国で、かつてのクーデターに乗じた傭兵集団によって首脳がすげ変わった独裁国家だった。
かつての傭兵集団の長にして、国王パガン・ミン。そしてそれに対抗する土着の反抗勢力、ゴールデン・パス。この二つがキラットを構成する要素である。
主人公、エイジェイ・ゲールはキラット生まれである母の遺言を元に、弔いの為にこのキラットを訪れる。キラットがどんな地なのか、キラットと自身の因縁を何も知らぬままに…さて、このゲームに出てくる登場人物に関しての話をしよう。
そう、ミン様かミン様以外か、だ。私はこのFarcry4において唯一信頼できる、真の通った人間はパガン・ミンその人だけだと考えている。何故か?登場人物たちが皆、嘘と私欲に塗れているからだ。
嗜好がどうであれ、なんであれ。真実を述べ、真摯に向かい合い、自らの言を実行しようとする人はミン様だけだった。だからこそ傍目にはイカれた独裁者、カリスマに溢れる狂人でしかないミン様をこそ、このゲームで一番愛しているのである。
このゲームおけるテーマは【人を信じることの難しさ】にこそあるのだろうと私は考えている。主人公は先の述べた通り、何も知らないまっさらな状態から始まる。言うならば純粋なのだ。
自身が取り入れられる情報は主観的な情報と、接した人間から与えられる偏った一面の情報のみである。これがゲームだから、と言えばそれまでなのだが「その意味も分からず人に言われたまま行動する」。この状況は無知な人間が騙されるに至る下地として整っている。
分かりやすい正義が本当に正義ではないというのは現実の常である。ゲームや物語的な絶対的な正義は、現実において想像することのない虚像なのである。
まだプレイしていない諸兄においてはこの言葉の意味を、是非自身の目で確かめてほしい。
3位Construction Simulator 2015
ジャンル | シミュレーション |
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対応機種 | PC |
プレイ人数 | 1人~ |
対象年齢 | - |
発売日 | 2014年12月19日(日本) |
メーカー | Astragon |
公式サイト | simulator.zoo.co.jp/cs2015/introduction.php |
The・謎シミュレータ
このゲームをプレイした人がまず陥るのは「何をすればいいんだこのゲーム」という状態だろう。このゲームに用意されているのは、建築機械を用いた仕事ただそれだけである。愚直なまでの建築機械シミュレータなのである。
トラックに乗り込み、ショベルを運び、仕事として依頼された地面を掘って、必要なものを埋めて、邪魔な土を処理場へ運ぶ。ただただそれの繰り返しである。
しかしこのゲームが面白いとランキングに入れたのはその建設機械の操作性の緻密さにある。初見には余りに難解なその操作性だが、仕事を繰り返し、続ける内にどんどんと上達していくだろう。そう、本来の仕事のように。
最初はその難解さにただただ苛立つだろう。しかし、徐々に思ったように重機を操作できるようになる快感と、それを通り越したときの不思議な達成感となぜかやめられない中毒性。それをこそ、私は語り、諸兄らに唆したい。
土、掘らないかい?
最も愛された戦場シミュレーション
Arma3はSteamで配信されている戦場シミュレータゲームだ。数多くの武器・兵器が使用可能で、プレイヤーは用意されたリソースを元にAIを搭載したCPUを配置、目標を設定して様々なシチュエーションを作り出すことができる。
そしてこのゲームを最も愛されたと銘打つ所以はMODの豊富さにある。
一番簡単な物ではユーザーメイドのミッションから、複雑な物であればゲームの根幹となる治療システムや弾道落下、風速での偏差を追加するものまで。
様々なMODが生み出され、ユーザーたちは自身が好きなものを取り入れ、独自の楽しみ方を構築している。
使用MODが一致していればオンラインCooPも同時に楽しめる仕様なため、友人とも一緒にプレイ可能で、オンライン上の同じMODが好きな同志と繋がることもできる。
私のお勧めはMOD【BreakPoint】と【EXILE】である。
BreakPointはゾンビの跋扈する荒廃した世界で生存者同士がリソースを奪い合い、殺しあうことを目的としたMODで人気ゲーム【DAYZ】とよく似た世界観を体験できる。
EXILEでは世界にMMORPG的な資産の概念などを追加でき、探し出した装備を売り買いすることで個人的な財産を所有することができる他、建築資材と土地の所有権を購入することで自身の領地、拠点を手にすることができる。
そのまま遊ぶなら、ただただ詳細な戦争シミュでしかないだろう。勿論それだけでも十分よくできたゲームだ。しかし、プレイヤーの趣味嗜好次第で様々な顔を見せる、それがこのゲーム一番の魅力なのだ。