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ジャイアントキリングの王道!
ボクシング漫画の金字塔。
この作品を読むとボクシングを始めたくなる男子は少なくないのでは。
構造は少年漫画らしく、最弱が最強を倒すジャイアントキリングストーリー。
主人公の一歩はいじめられっ子でしたが、ボクシングを始めるとどんどん日本ランキングを上り詰めていきます。
最弱の純粋クソマジメ。
応援せずにはいられません。
また、サブキャラの試合も丁寧に描いているのも特徴です。
主人公の一歩と同じくらいのページ数を割いて描いています。
私のベストバウトは「間柴VS木村戦」です。
凡人が才能あるやつに真っ向勝負を挑む!
涙です。
3位YAWARA!(漫画)
引用元: Amazon
作者 | 浦沢直樹 |
---|---|
ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 小学館 |
連載 | ビッグコミックスピリッツ(1986年30号~1993年38号) |
巻数 | 全29巻 |
巻き込まれ型の人間ドラマ
当時女子柔道家の田村亮子さんの活躍と重なって女子柔道ブームを引き起こしたパワー漫画です。
夜19時台でアニメ化もした人気作。
うちの母親まで読んでいました。
私も影響を受けて陸上部なのに家で腹ばい前進の練習をしてたりしました(笑)
『YAWARA!』の特徴は「スポーツ+人間ドラマ」。
人間ドラマの中にスポーツが入っている、スポーツを使って人間ドラマを描いていると言ってもよいと思います。
この人間ドラマを動かしていくのは、主人公の柔ではありません。
柔のおじいちゃんの滋悟郎なんです。
常にこの人が、嫌がる柔に柔道をやらせるために色々仕掛けるものだから、柔は振り回されて人間ドラマが生まれるのです。
主人公以外のキャラが常にドラマの起点になるところが、この漫画の珍しいところです。
主人公の柔は常に巻き込まれ型です。
また、要所要所で恋愛を入れてきてやきもきさせるのもポイントです。
若者の葛藤を描いたスポーツ漫画
スラムダンクの井上雄彦先生による車いすバスケを題材にした作品。
とは言うものの、試合のシーンは多くなく、車いすバスケを主軸とした人間模様がメインです。
問題を抱えた3人の若者の葛藤を描いています。
主人公だけの視点で描くと言うよりも、3人の視点に分けて描かれています。
読んでいる最中の気持ちは「こいつらなんとかうまいこと行って欲しいなあ」。この一念だけで読み進めさせられる漫画です。
この作品で心に残っている言葉があります。
それは、メインキャラの一人である野宮朋美が先の見えない不満だらけの現状を冷静に捉えた一句、
「まだ見えぬ。でも地続きの俺の道」
現状に満足してなくて抜け出したいと思っていても、一足飛びでそこに飛べるわけではない、一歩一歩歩いて行くしかないのだから、信じて今に集中しろ、私はそうとらえました。
井上雄彦先生の作品は名言が多いですね。