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宮永 篤史さんの「イカの駄菓子ランキング」

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更新日: 2020/11/22
宮永 篤史

駄菓子屋いながき 店主

宮永 篤史

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まえがき

自分が好きな駄菓子ももちろんですが、駄菓子屋いながきでもすごく売れ行きの良い物をチョイスしました!

ランキング結果

定番の「赤」に対して、着色料無使用の「しろ」!

これを「よっちゃんイカ」と呼んでいる人も多いのではないでしょうか?

昔は30円くらいで当たり付きだったカットよっちゃん。今は50円前後でクジもなくなってしまったのですが、どの駄菓子屋にも置いてある、イカの駄菓子の定番中の定番商品です!

実はカットよっちゃんは複数種類ありまして、お馴染みなのは赤い身のイカが入ったタイプだと思います。宮永が特に気に入っているのがこの「しろ」。赤い身の方よりも若干固めで、酢が立ちすぎていないあっさり目の味わいです。

これ以外にも黄色いジャケットの辛口味、ピンク色のジャケットの甘辛味など、個性豊かなラインナップになっていますのでぜひ食べ比べて、ご自身のベストを探してみてください!

わずかに入る刻まれたスルメが確かな存在感!

「いか太郎」という名前ですが、実は中身のほとんどが魚肉シートなんです。細切りのスルメがわずかに入っているのですが、イカの駄菓子かと言われるとちょっと邪道にあたるかもしれません(笑)。

それでもイカの駄菓子として推せる理由は、「カットスルメ入り」という表現。「メインじゃないけど入ってるよ!」という正直さと、そして何より味付けの良さです!

粘度の高い調味液は、なんともいえない甘じょっぱさ。食べ進めて魚肉シートに紛れたスルメを噛むと「あ!いまイカに当たった!」と、確かな風味と多幸感を得られます。割合が少ないからこそ、口の中で出会えた時の喜びは格別です!

約10円で買える、最安のイカ系駄菓子!

イカの駄菓子は原材料の高騰で値上がりの一途になってしまっているのですが、この品物はずっと約10円のままを維持しているイカ系駄菓子最安の逸品です!

約10円とあってサイズはかなり小ぶりなのですが、スルメとしては硬すぎずしょっぱすぎず、しっとりとした食感とあと引く味わいが特徴。1箱50枚入りで個別包装されているのですが、みなさんだいたいまとめ買いをされるので、店のゴミ箱がこれの袋だらけになっている事も多々あります。

駄菓子屋をしているとついつい売り物をつまみ食いしてしまう事があるんですが、この駄菓子は駄菓子屋いながきの被つまみ食い率ナンバーワン商品です!(笑)

イカ1パイまるごと食べるボリューム感!

イカの駄菓子は部位ごとに細かく分けられ、それぞれに合った味付けや売り方になっているのですが、この「よっちゃん 網焼するめ」は、なんとイカ1パイそのままの姿がスルメになっている品物です!

駄菓子としてはちょっと値段が張るんですが(店舗によりけりですが90円前後)、頭の先から足の先までという圧倒的なサイズ感で子供から大人まで見た目でも味でも満足させてくれます。

ハサミでカットしながら各部位をそれぞれ楽しむも良し、頭から、時には足から延々と齧りつくも良し。硬い食感と低炭水化物という要素から、ダイエットにもおすすめです!

あとがき

イカを使った駄菓子は、原材料の高騰が続いていることが響いてかメーカーが製造を止めたり、売値に跳ね返って昔のイメージよりも値段が高くなってしまっている事がしばしばです。

でも、イカの駄菓子は駄菓子としてだけではなく酒の肴としてもイケますので、大人の皆さんにも市場を支えていただけると、製造メーカーや駄菓子屋さんも嬉しいと思います!

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