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ぽてとさんの「住野よるの書籍ランキング」

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更新日: 2020/04/06

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まえがき

君の膵臓をたべたいで大きく話題となった住野よるさん。個人的にはその豊かな感性にいつも刺激されています。この人ならではの視点で描かれた世界観をお楽しみいただけると思います。

ランキング結果

1君の膵臓をたべたい(小説)

君の膵臓をたべたい(小説)

引用元: Amazon

著者住野よる
ジャンル文学
出版社双葉社
発売日2015年6月19日
メディアミックス漫画「君の膵臓をたべたい」
映画「君の膵臓をたべたい」(2017年)
アニメ映画「劇場版アニメ 君の膵臓をたべたい」(2018年)
公式サイトhttps://www.futabasha.co.jp/introduction/2015/kimisui/index.html

感動を超える驚きの展開

映画化もされ、非常に人気の作品ですが、感動を超えるのが最後の驚きの展開。当たり前の日常なんてないし、未来は、人生は予測不可能だと示されています。

2また、同じ夢を見ていた(小説)

また、同じ夢を見ていた(小説)

引用元: Amazon

250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。 その著者、住野よるの第二作目が、待望の文庫化。 友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、 アバズレと罵られる女性、一人静かに余生をおくる老女。 彼女たちの“幸せ"は、どこにあるのか。 「やり直したい」ことがある、“今"がうまくいかない 全ての人たちに贈る物語。

だんだんと、物語が進むにつれて見えてくる構成

主人公のなんでもよくできる「賢い」女の子は人との付き合い方が苦手ですが本人は全くそのつもりはありません。自分だけが賢くて同級生はみんなバカだと思っているから。でも、3人の年の違う「友達」と幸せとは何かについて考えていく中で、変化が見られます。すこしずつ、気づくようで気づかない関係の中、最後にそっと種明かしがあります。

3行きたくない(小説)

行きたくない(小説)

引用元: Amazon

恋人との別れ話を見ていて―幼馴染に頼まれた僕に訪れた出会い(「ポケット」加藤シゲアキ)。私の家に毎夜違う知らない「友達」がやってくる。ある時から、同じ人が何度も現れるようになり(「コンピレーション」住野よる)。加藤シゲアキ、阿川せんり、渡辺優、小嶋陽太郎、奥田亜希子、住野よるが夢の競演。誰だって「行きたくない」時がある。そんな所在なさにそっと寄り添う、一瞬のきらめきを切り取った書き下ろし短編集。

6人の作家からなる短編集

6人の作家のうちの一人が、住野よるさん。様々な「行きたくない」が描かれています。行きたくない、という言葉が持つネガティヴじゃない一面も見つかるかもしれません。

4よるのばけもの

よるのばけもの

引用元: Amazon

夜になると、僕は化け物になる。 寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。 ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。 誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、 なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。 280万部超の青春小説『君の膵臓をたべたい』の著者、 住野よるの三作目が待望の文庫化!!

ファンタジーの表層をしたリアルな社会の描かれ方

テーマが「いじめ」と重いのですが、教室の中で起きる社会の縮図のようなものが描かれています。主人公は夜にだけなぜか化け物の姿になってしまうのですが、ある日その姿のまま忘れ物を取りに教室にいくと、クラスでいじめられている子と出くわします。

5麦本三歩の好きなもの(小説)

麦本三歩の好きなもの(小説)

引用元: Amazon

『君の膵臓をたべたい』の住野よる史上 いちばんキュートな主人公、登場! 「朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。 好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しい」 図書館勤務の20代女子、麦本三歩の なにげなく愛おしい日々を描いた傑作日常小説。

柔らかい日常短編集

麦本三歩という一人の図書館に勤める半人前司書を主人公としたお話。登場人物以外の人は「怖い先輩」「おもしろい先輩」など、主人公目線の呼び方で通っているところが素敵だと思いました。

あとがき

最後までお読みいただきありがとうございました。

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