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1位嫌われ松子の一生(映画)
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3位下妻物語
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あらすじ・スト-リー | ロリータファッションをこよなく愛す女子高生・龍ヶ崎桃子。田園風景が広がる茨城県下妻市に住み、ロリータ服を買う際は代官山まで足を運んでいた。ロリータ命であるがゆえに、服を買いたい一心で海外の高級ブランドの偽物を売るという商売に手を出すほど。ある日、そのパチモンを買いたいと地元のヤンキー娘・白百合イチゴが現れた。容姿から中身まで、まったく正反対の2人だったが、次第に友情が芽生え始め......。 |
---|---|
制作年 | 2004年 |
上映時間 | 102分 |
監督 | 中島哲也 |
メインキャスト | 深田恭子(竜ヶ崎桃子)、土屋アンナ(白百合イチゴ)、樹木希林(桃子の祖母)、宮迫博之(桃子の父)、篠原涼子(桃子の母)ほか |
主題歌・挿入歌 | Hey my friend / Tommy heavenly6 |
公式サイト | - |
誰にも共感できない。
役所広司演じる元刑事の藤島は娘の加奈子が行方不明になったことを知りその行方を捜します。色々な人に聞き込みをしているうちに今まで知らなかった加奈子の本性があきらかになり彼も危ない連中の騒動に巻き込まれたりします。実は加奈子が行って来た悪いことにはある理由があったのですが父親は真相にたどり着けるのかといったストーリーですが、嫌な奴らがわんさか出てきます。藤島は乱暴だし、刑事も嫌な感じ、加奈子の友達もみんな性格が悪そうに見えます。裏社会の関わっては行けない人達と関わりのある加奈子が1番怖いのですが、ある目的があってのことなんですよね。そう考えると加奈子以外の人達もみんなある目的があって残酷なことをしていたのです。残酷すぎてグロいシーンは見るのが辛かったです。監督自身も言われていた通り本当にグロかったです。
人間の狂気を垣間見ることができるシーンがたくさんあります。ちょっとぶっ飛んだ物が観たいときには良いんじゃないかなと思います。
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重い映画。
松子という女性の一生を描いた映画です。教師として真面目に働いていた松子は自分の生徒が起こしたことが原因で、教師を辞めることになってしまいます。辞めた後はトルコ風呂で働いたり愛人になったり捕まったり、色々な展開が待っています。それでも真面目に生きていく彼女ですが、最後は理不尽な目に遭い、本当に惨めで見ているのが辛かったです。
松子が恋愛をして有頂天になっている時はミュージカル調になり明るく表現されているのですが、上手く行くんだろうかという心配が拭えません。
見ながらどこから間違っていたのか、どうやったら最悪な展開を避けられたのか、色々考えてしまいますが、結局のところ松子は父親に愛されたいという思いが強かったのです。
心にぽっかり穴が空いていてそれでも懸命だったのだと思います。
ですが、愛されたい人に愛されないというのはどうしてもその後の生き方に影響してしまいます。
父親に笑ってもらいたい為に大人になっても変顔を見せ続ける松子。
段々笑わなくなる父親がリアルで切なかったです。ですが、父親も本当は松子のことを愛していました。ただ、それが彼女に伝わらなかったんですよね。松子は真面目で何事にも一生懸命ですが、不器用でタイミングが悪いところがあります。そんな彼女は嫌われ者などではなかったのです。
重くてめったになかない私でも泣いてしまう映画でした。永谷美紀さんの演技はもちろん、柄本明さんや伊勢谷友介さんの演技も見応えがありました。