渇き。の詳細情報
制作年 | 2014年 |
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上映時間 | 118分 |
原作 | 深町秋生『果てしなき渇き』 |
監督 | 中島哲也 |
脚本 | 中島哲也、門間宣裕、唯野未歩子 |
メインキャスト | 役所広司(藤島昭和)、小松菜奈(加奈子)、清水尋也(『ボク』)、妻夫木聡(浅井)、オダギリジョー(愛川)ほか |
制作 | 依田巽、鈴木ゆたか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 1,500円(税込) |
感想・評価
全 13 件を表示
橋本愛さん本人らしい役
普段演技をされていない時の彼女はちょっと中二病感のある雰囲気だと私はイメージしています。そんなイメージとぴったりハマった役でした。主人公の魅力的すぎて危険ですらある所に気付いているのに、それに逆らえないというか、嫉妬心も混じりながらも憧れているというような役でした。実際に知り合いな訳ではないので、これは個人的な妄想ですが、橋本さんは夢見がちでなりたい自分というのが居るのだと思います。しかし実際にそれになれているのかというと、よく分かりません。彼女が自分らしい言動を取っても世間は彼女の思うような受け取り方をしてくれないような気がします。また、それにより少し損をして見えるけど自身の事を変えないという意思の強さと、上手くやりわたっていけるタイプでは無い所が見えると思います。そんな、言い方を変えると強気でプライドが高いけど弱い面がある所が、役と通じていて、彼女本人かと思うほどでした。
誰にも共感できない。
役所広司演じる元刑事の藤島は娘の加奈子が行方不明になったことを知りその行方を捜します。色々な人に聞き込みをしているうちに今まで知らなかった加奈子の本性があきらかになり彼も危ない連中の騒動に巻き込まれたりします。実は加奈子が行って来た悪いことにはある理由があったのですが父親は真相にたどり着けるのかといったストーリーですが、嫌な奴らがわんさか出てきます。藤島は乱暴だし、刑事も嫌な感じ、加奈子の友達もみんな性格が悪そうに見えます。裏社会の関わっては行けない人達と関わりのある加奈子が1番怖いのですが、ある目的があってのことなんですよね。そう考えると加奈子以外の人達もみんなある目的があって残酷なことをしていたのです。残酷すぎてグロいシーンは見るのが辛かったです。監督自身も言われていた通り本当にグロかったです。
人間の狂気を垣間見ることができるシーンがたくさんあります。ちょっとぶっ飛んだ物が観たいときには良いんじゃないかなと思います。
グズ役だけどカッコいい。
時系列がバラバラで難解なストーリーだったが、好きな人は好きなのだろう。豪華俳優陣がチョイ役で続々と出演しており、中でも妻夫木聡とオダギリジョーは存在感ありだった。
かっきのたね子さんの評価
小悪魔的な小松奈々最高
小松奈々の映画デビュー作でありながら、6人もの俳優とキスシーンがあった衝撃作。
圧倒的な演技力と存在感で、小松奈々にはまるきっかけとなりました。
「愛する娘は、バケモノでした。」というこの映画のキャッチコピーがピッタリであり、”加奈子”は小松奈々にしか演じることはできないと思っています。
わたしも小松奈々に騙されたい☺
汐 里さん(女性・20代)
2位(94点)の評価