1分でわかる「ティム・バートン」
空想の天才、監督ティム・バートン
ティム・バートンは、1958年8月25日生まれのアメリカ人映画監督。学生時代をカリフォルニア芸術大学で過ごし、卒業後にウォルト・ディズニー・スタジオにアニメーション実習生として勤務。そこでの才能を見出され、1982年の映画『ヴィンセント』で監督デビューを果たします。以来、奇抜な映像センスと独自の世界観で、ディズニー作品をはじめとする幅広い映画ジャンルを手掛けています。
ティム・バートン作品の常連キャスト
ティム・バートン監督作品では、バートンが信頼をおく常連キャストによる個性的なキャラクターが見どころ。公私ともに友情を築いている名俳優ジョニー・デップや、バートンと恋愛関係にあった女優ヘレナ・ボヘム=カーターなど、ゴシック調の奇抜な特殊メイク・衣装を着こなすカメレオン俳優が勢揃い。バートンの理想とするファンシーな世界観を見事演じきっています。
鬼才ティム・バートンの映画作品
ティム・バートンが細部までこだわった美しい映像作品は、まるで夢のように幻想的。大人気DCコミックスの初となる実写映画『バットマン』(1989年)、両手がハサミの人造人間と少女の恋愛模様を描いた『シザーハンズ』(1990年)、クリスマスの定番ミュージカルアニメーション『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993年)など、ティム・バートンならではの魅力が詰まった名作が多数です。映画ファンから根強い人気を誇る、ファンタジーとユーモアが融合した『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)、ディズニーの人気作品を実写化した最新映画『ダンボ』(2019年)も見逃せません。
ティム・バートンとジョニー・デップのコンビを決定づけた作品
最初は当時ファンだったウィノナ・ライダー目当てに見た映画ですが、人造人間のエドワードを演じたジョニー・デップの演技にすっかり魅了されてしまいました。ティム・バートンとジョニー・デップの初のコンビとなった作品ですが個人的には1作目からすでに最高傑作が出来上がった感じです。
さがりふじさん
1位(100点)の評価
切ない傷付けたくない恋心
ティム・バートン作品でも人気を博す作品。ジョニー・デップ演じる主人公のエドワードの切ない恋心の描き方がとても心に刺さります。ティム・バートンの世界観が存分に出ているのも監督のファンには堪らないです。短所ではなく、長所を見出だす大切さとその幸せを考えることができます。
らーまささん
1位(100点)の評価
マイノリティのための映画
はみ出し者だった過去のあるティム・バートン。この映画でも「変わり者の個性を受け入れ肯定する」という彼の姿勢が伺える。主人公のエドワードを嫌う人もいるけれど、他者と違う彼を愛する人もちゃんといる。ピュアなラブストーリーと見せかけて、マイノリティ応援映画なのだと勝手に思ってます。
マルコさん
2位(85点)の評価