狂気の悪役、ジョーカーの魅力
歴代ジョーカーは5名!映画『バットマン』シリーズ
1966年に公開されて以来、世界で大人気のアメコミ映画『バットマン』シリーズ。そんなバットマンシリーズで、毎回話題になるのが悪役・ジョーカーの存在。漂白されたように白い顔、真っ赤に裂けた口……。悪魔のような残忍な犯罪を繰り返し、バットマンを窮地に追いやる史上最悪なヒールでありながら、その狂気に魅了される映画ファンが多数存在します。
初代ジョーカー「シーザー・ロメロ」
これまでに実写版ジョーカーを演じた俳優は5名。1966年公開の映画『バットマン』でジョーカー役を務めたのは、大御所俳優シーザー・ロメロ。TV版『バットマン/怪鳥人間バットマン』と同様、いまとはガラッと作風の違う、明るくコミカルなジョーカーを演じています。
2代目ジョーカー「ジャック・ニコルソン」
1989年公開の『バットマン』(ティム・バートン監督)では、鬼才ジャック・ニコルソンがジョーカーに! ニコルソンならではの発想と見事な演技力で、ジョーカーに「残忍で暴力的」なイメージが定着。悪のカリスマが誕生した作品として称賛されました。
#3代目ジョーカー「ヒース・レジャー」 2008年公開の『ダークナイト』(クリストファー・ノーラン監督)では、現在も"ジョーカーのカリスマ"として絶賛されるヒース・レジャーが怪演。得体のしれない不気味なジョーカーを演じ、狂気じみた世界観を演出しました。ヒースは撮影終了後の2008年1月22日に、薬の過剰摂取で死去。死後、ダークナイトの演技でアカデミー助演男優賞を受賞しました。
4代目ジョーカー「ジャレッド・レト」
2016年映画の『スーサイド・スクワッド』(デヴィッド・エアー監督)が公開されると、俳優ジャレッド・レトによる、超セクシーな色気漂うジョーカーが話題に! ジョーカーになりきりすぎた結果、共演者に「生きたネズミ」「豚の死体」を送った逸話も。彼女であるハーレイ・クインとの歪んだ愛情に、病んでるけどかっこいい!の声多数。
最新作ジョーカー「ホアキン・フェニックス」
ファン待望! いよいよ2019年10月4日(金)に日米同時公開される最新作『ジョーカー(JOKER)』(トッド・フィリップス監督)では、主演にホアキン・フェニックスが君臨。ジョーカー誕生の衝撃的な真実を明かす内容で、アカデミー賞は確実とされ、いま最も注目されている映画として話題です。
ヒースレジャーといえば
コメントにもたくさんの人が書いてくれていることと思うが、やっぱりヒース・レジャーといえば、この作品のジョーカーよな。という感じだ。彼の演じるジョーカーを歴代最高に推す声も少なくない。
「俺はおまえを殺したくない。おまえは俺を完成させてくれるからだ」
などと言いながら、あらゆる犯罪を巻き起こし、民衆を恐怖のどん底に突き落とす、ダークナイトのジョーカーは、いつでもいつまでもかっこいいだろう。
ほろけいさん
1位(100点)の評価
ダークナイトのジョーカーが最強なんや
2008年に公開された『ダークナイト』。
バットマン自身が、本当に正義の味方といえるのか……と自問自答していきます。
「クリスチャン・ベール」が演じるバットマンと激しい戦いを繰り広げる今回のジョーカー役は、「ヒース・レジャー」。
頬の上までさけた口と、不適な笑みが怖い怖い怖い!
狂気を感じるほどの役づくりにより、史上最高のジョーカーと呼び声が高くなっています!!
くしゃくしゃに乱れた緑色の髪形に、白塗りの顔、不気味な深い紫色のスーツ、奇妙な笑い方……どこをとっても狂気のカリスマだわ。
まつ育中
ギャル志望さん
1位(100点)の評価
こだわった役作り
非の打ちどころのない狂気に染まった「悪」が完璧に再現されている。
ジョーカーが牢獄で高らかに拍手をするシーンやハービーの前でレイチェルの名前を思い出せないシーンなんか"ヒース・レンジャー"のアドリブという話だから本当にすごい。
バッドマンとハービーがどうなるのか、どうなっていくのかすべてが初めから計算通りだったんじゃないかと思うと、恐ろしいけどめっちゃ面白い。
まぐろさん
2位(95点)の評価