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感動アニメ作品は本当に数々の名作がある中で、2010年代に放送されたわりと新しい作品の中から、アニヲタおっさんの心にグッと刺さった作品をご紹介します♪
ランキング結果
1位四月は君の嘘(アニメ)
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引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 一11歳の冬一早熟の天才ピアニスト・有馬公生は母親を失ったショックから演奏をするとピアノの音が聴こえなくなるというトラウマを背負ってしまう。以来、少年は次第にピアノから遠ざかっていく。ピアノと母親を失った彼の日常はモノトーンのように色をなくしてしまっていた。そんなある日、公生を子供の頃から見てきた幼なじみ澤部椿は、あるクラスメイトを紹介する。クラスメイトの名前は宮園かをり。彼女はコンクールに出場するヴァイオリニストだった。楽譜を超え、自分なりのスタイルで課題曲を演奏するかをり。その奔放な演奏を見て、モノトーンだった公生の世界がカラフルに色づきはじめる。(公式サイトより引用) |
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話数 | 全22話 |
制作会社 | A-1 Pictures |
監督 | イシグロキョウヘイ |
メインキャスト | 花江夏樹(有馬公生)、種田梨沙(宮園かをり)、佐倉綾音(澤部椿)、逢坂良太(渡亮太)、早見沙織(井川絵見)、梶裕貴(相座武士)、茅野愛衣(相座凪) |
公式サイト | https://www.kimiuso.jp/ |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:配信中 Hulu:なし dアニメ:配信中 |
放送時期 | 2014年 |
2位月がきれい
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引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 小説家志望の文芸部員、小太郎。茜は陸上部で短距離走専門。中学3年になり、初めて知り合った2人。家族と食事に出かけたファミレスで出くわしたり、運動会の用具係で一緒に作業したりが続き、互いを意識し始める。(公式サイトより引用) |
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話数 | 全12話 |
制作会社 | feel. |
監督 | 岸誠二 |
メインキャスト | 千葉翔也(安曇小太郎)、小原好美(水野茜)、田丸篤志(比良拓海)、村川梨衣(西尾千夏)、筆村栄心(山科ろまん)、金子誠(小笠原大地)、熊谷健太郎(金子翼)、広瀬裕也(永原翔)、石井マーク(稲葉保仁)、千菅春香(今津美羽)、鈴木美園(佐藤節子)、石見舞菜香(宮本心咲) |
公式サイト | https://tsukigakirei.jp/ |
放送時期 | 2017年 |
甘酸っぱすぎる初恋。言葉の選び方と音楽が最高な良作♪
■“学園恋愛モノ”って聞くとまぁよくある展開だと思いがちだけど、これは本当に純愛作品でなんだか遠く懐かしい自分の記憶の中にある青春アルバムの1ページをめくっていくような感じ。忘れたキュンキュンを思い出させてくれる。
■1つのシーン毎にとっても大切に作られていて、臨場感や心のドキドキとかの表現がめちゃくちゃリアル。小太郎と茜の恋愛ベタというかはっきり言えない性格とか、間やセリフの数とかが本当にリアリティが高くてとってもいい。太宰治の小説の一文を小太郎が語るシーンは本当に言葉の選び方が美しすぎる!
■舞台となる川越の町や京都、学校など本当にリアルな設定なのでより作品の中に入り込みやすく、とにかく描写がメッチャきれい。図書室のシーンが何度も出てくるけど、本棚の1冊1冊の背表紙や本の高さ、色使いまでもがリアルで実際にその場所にいるかのように見えてくる。本当に丁寧に作られた作品。
■挿入歌に往年の名曲を採用しているのがとにかくシビレル!東山さんが歌う名曲の数々が作品のテイストにぴったりで最高。3話の挿入歌で村下孝蔵の「初恋」が流れた時は涙出た。
3位ヴァイオレット・エヴァーガーデン(アニメ)
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引用元: Amazon
話数 | 全13話 |
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制作会社 | 京都アニメーション |
監督 | 石立太一 |
メインキャスト | 石川由依(ヴァイオレット・エヴァーガーデン)、子安武人(クラウディア・ホッジンズ)、浪川大輔(ギルベルト・ブーゲンビリア)、遠藤綾(カトレア・ボードレール)、内山昂輝(ベネディクト・ブルー)、茅原実里(エリカ・ブラウン)、戸松遥(アイリス・カナリー)ほか |
公式サイト | http://tv.violet-evergarden.jp/ |
動画配信サービス | U-NEXT:なし Amazon Prime Video:なし Netflix:配信中 Hulu:なし dアニメ:なし |
放送時期 | 2018年 |
「愛してるの意味」複雑で難しいテーマだけど琴線に触れそっと涙する作品
■美しいビジュアルのヴァイオレットが壮絶な過去を辿った後に手紙を代筆する自動手記人形となり、様々な人と関わりながら「愛してる」の意味を探すというストーリー。そう目新しいものには感じられないけど、シンプルながらも1話1話のエピソードの完成度がめちゃくちゃ高い。
■特に心理描写の繊細さが際立っていて、他人の感情を理解できないが少しずつ理解しようとする健気なヴァイオレットの姿にいつしか心打たれてしまう。物語の作りこみ方が本当に感動もの。最後の方のエピソードはそれぞれ思うこともあるかと思うけど、全体を通して優しさと儚さに包みこまれる素晴らしい作品。
■ネットが主流になっている今だからこそ『手紙』の温かみを知ることができ、どこか現代に通じるものがあるテーマがより作品の魅力を深めている。手紙の1文字1文字に込められた気持ち。時間をかけて言葉を選び伝える手紙というアナログなコミュニケーションツールの素晴らしさがよく分かり、家族や恋人、愛する人に手紙を綴ってみたくなる。
■あえて言わなくてもアニメファンならば誰もが思うことだけど、さすがの京アニの作画クオリティ。特筆すべきなのはキャラクター描写もさることながら、背景の描写の美しさ。切り取ったシーンはどれも美しすぎる絵画のようで本当に素晴らしい。
■OP曲のTRUEさんの「Sincerely」がもう冒頭から心を震わせられる。力強い歌声と儚い歌詞が何とも琴線に触れ、そっと涙がこぼれてくるような感情が湧いてくる。本編とともにOPから感動できる。
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感情の繊細な表現が見事!「人を想うって何だろう」と切なく胸が締め付けられる
■公生、かをり、椿、亮太の4人の学園生活という超簡単に纏めたらシンプルで王道な設定だけど、この作品の素晴らしいところはそれぞれのキャラクターの人生背景を見事に多面的に描き切っているところ。
■仲間内で見せる明るいキャラクターや前向きな気持ち、時には後ろ向きな姿勢。一方で心に秘め決して言語化したくないような揺れ動く感情。「恋」「信頼」「友情」と物語が進むにつれ、外面と内面の繊細な変化が見事に表現されていて、いつしか見ている自分が彼らの物語に入り込み心揺れ動かされることに気付く。
■感情の変化をセリフで直接的に表現する方法や、BGMでキャラクターの心情を表現することが一般的な中で、君嘘ならではの他作品にない素晴らしい演出が「音の使い方」。揺れ動く公生やかをりの心情をピアノとバイオリンで表現し、言葉がなくても「音」と「間」で彼らの内面が感じられる演出が本当にすごいと思う。
■幼少期の母との思い出に苦しむ公生。病気と闘いながら一瞬一瞬を生き抜くかをり。幼馴染でずっと公生と寄り添ってきた椿。スポーツ万能のモテチャラ男子・亮太。「どんだけキャラ背景が深いんだよ!」と思う中で、彼らが物語を通して伝えてきたのは『生きるとは』『幸せとは』というなんとも深く考えさせらるテーマ。このギャップが作品の世界観にドハマリさせられる最大の理由なのかもしれない。