四月は君の嘘(アニメ)のSNS情報
四月は君の嘘(アニメ)の詳細情報
あらすじ・スト-リー | 一11歳の冬一早熟の天才ピアニスト・有馬公生は母親を失ったショックから演奏をするとピアノの音が聴こえなくなるというトラウマを背負ってしまう。以来、少年は次第にピアノから遠ざかっていく。ピアノと母親を失った彼の日常はモノトーンのように色をなくしてしまっていた。そんなある日、公生を子供の頃から見てきた幼なじみ澤部椿は、あるクラスメイトを紹介する。クラスメイトの名前は宮園かをり。彼女はコンクールに出場するヴァイオリニストだった。楽譜を超え、自分なりのスタイルで課題曲を演奏するかをり。その奔放な演奏を見て、モノトーンだった公生の世界がカラフルに色づきはじめる。(公式サイトより引用) |
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話数 | 全22話 |
制作会社 | A-1 Pictures |
監督 | イシグロキョウヘイ |
メインキャスト | 花江夏樹(有馬公生)、種田梨沙(宮園かをり)、佐倉綾音(澤部椿)、逢坂良太(渡亮太)、早見沙織(井川絵見)、梶裕貴(相座武士)、茅野愛衣(相座凪) |
公式サイト | https://www.kimiuso.jp/ |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:配信中 Hulu:なし dアニメ:配信中 |
放送時期 | 2014年 |
参考価格 | 1,163円(税込) |
全 65 件中 1 〜 20 件を表示
ピアノが語る壮大なラスト
ずっとピアノを触っていなかった有馬公生が、宮園かをりとの出会いをきっかけにもう一度夢に向かって歩きはじめる作品。
この作品のよさとしてラストの感動シーンが多く挙げられるのだが、個人的にはコンクールの回がとても印象的。
演奏中に公生が心の中で葛藤した結果、「母親に縛られた演奏」から「宮園かをりに届ける演奏」をすることを決断し、見事トラウマから抜け出すことに成功するのだが、演奏直後に指導者の瀬川さんとハグして号泣してしまう。このシーンは母と進まないことを決めるのがどれだけ辛いことだったのかがすぐに分かり、自分も見ていて胸が痛んだ。
自分も現在まで約7年間ピアノをしているのだが、最近は思うような演奏ができずとても悩んでいた。
そんな気持ちを一変させてくれたのがこの作品。
特に主人公の輝いているような演奏には凄い勇気をもらったので、自分にとっては「感謝」という観点でも、とても思い入れがある。
ラブコメ好きの犬season2さんの評価
喪失感
気丈で健気なヒロインに終始圧倒されまくり。
切なくて悲しくて悲しくて愛しくて
悲しい物語。喪失感が半端ない。
救いがあるような、無いような、気付けば涙が零れる。
アニメのあとに漫画を見て欲しい。
文字で見せられる悲しみは一層喪失感を感じる。
たかさんの評価
躍動感と想いが伝わる演奏シーン!
【ポケモントレーナーみゆき・おすすめポイント♪】
物語もとっても素敵ですが、演奏シーンもめちゃくちゃいい!!!
初めて、オーケストラのコンサートに応募したり、CDを買おうと思ったのもこのアニメがきっかけです♪
以上ポケモントレーナーみゆきでした。
宮園かをりの本当の想い
長文ですみませんが最後までお付き合いいただければ幸いです
主人公有馬公生(中学3年生)は11歳のときに母親を失ってからはピアノの音が聞こえなくなる不思議な現象に惑わされてピアノからも遠ざかってきたが、宮園かをりと出会って心動かされ、コンクールに出る物語
かをりは公生がまたピアノをまた始められるようにコンクールに出場できる機会を作ったりする。そんな公生はかをりを好きになって行くが、かをりが渡のことが好きで協力してほしいという内容で知り合ったのでその気持ちを隠して付き合ってゆく
だが、実はかをりが公生に近づいた理由は病気によって自分の余命が少ないことを知っていたからでやりたいことを実践したいと思い、公生にピアノを引いてもらうためや、実は公生が好きだったからということが最後のかをりが書いた手紙に記されている
物語が進むごとにかをりの病気は進行し、公生の伴奏とコンクールで弾いたあとに倒れて病院に運ばれる
かをりは手術をすることを決断し、公生は手術の日にコンクールに出る
そして観客から拍手喝采が上がる
そんな公生とは裏腹にかをりは命を落としてしまう
公生はかをりが生前書いた手紙を見ると今までのかをりの思いが綴られていた
先ほど触れた公生のことが好きだったことやかをりは元々ピアノをやっていたが公生とステージに立ちたいがためにバイオリンに転向したこと、さらに昔偶然一緒になった時の写真も同封されていて、ここは涙なしには見られない
主人公がクズ
もうこういう主人公が嫌いで嫌いで、こののび太みたいな卑怯者の優柔不断な主人公が物語を台無しにしています。
もう少しでも主人公が男らしければ、評価は180度変わっていたと思いますが、どうしてもこの主人公が許せません。
ヒロインも突っ込みどころ満載で、え?川に飛び込んで大丈夫なの?むしろそのせいで…とかまぁここら辺はまだ我慢できますが、結末も合いません。
何か主人公を変えて、悲劇の部分を無くした方が名作になりそうな気がするんですが、僕だけでしょうか…。
くまざささんの評価
可愛い絵で
ハーピーエンド感漂う爽やかな始まりとテンポの良さ、キャラクターの個性が上手く合わさっていてストーリーに引き込まれます。徐々に変わっていく主人公を応援したくなるような作品にも関わらずラストえーとなるようなラスト。なんだか腑に落ちない感はあったもののそれでも面白いし絵は美しい。
ゲストさんの評価
Piano and violin
Being traumatized by his childhood, Kosei Arima was still can't get enough of his nightmare indicted by his mother. As soon as Kaori appears, things would turn upside down like a roller coaster ride, with the melody of being melancholic to joyful spring, this anime let us hear the emotions of overcoming the fears and be move forward.
11位(73点)の評価
涙が止まらないけれど春はくる
春、中学三年生になった有馬公生は、母を失ったショックからピアノが弾けなくなっています。公生の幼馴染の椿は親友のかをりが、公生の幼馴染の渡亮太への告白をしたいと持ち掛けてきます。
しかし、それこそがかをりの嘘の始まりでした。本当は公生に近づきたい、最期の時を公生のそばで過ごしたい、バイオリンの伴奏を公生に弾いてもらいたいと。
自由奔放で、はっきりとものを言うかをりに、公生は振り回されていきます。嫌々ながらももう一度ピアノに向き合うことにした公生。公生はかをりと演奏をするために、もう一度鍵盤に向かいます。
しかし、かをりには残された時間はなく、公生と一緒に出るはずだったコンクールの日、急激に悪化し、病院へと搬送されてしまいます。
手術を受けるか、それともこのままあきらめるか。しかし、すでに、かをりには手術を乗り切るだけの力は残っていませんでした。
公生の運命を懸けたピアノのコンクールの日、かをりも自分の命を最後の手術に懸けます。しかし、公生の演奏中、彼女は帰らぬ人となってしまいます。
かをりが亡くなった後、かをりの父から託された手紙に、彼女がどれほど公生を思っていたかがつづられ、公生はかをりの存在を改めて感じます。
そして四月。かをりと出会った春がやってきます。かをりのいない春が。
感情の繊細な表現が見事!「人を想うって何だろう」と切なく胸が締め付けられる
■公生、かをり、椿、亮太の4人の学園生活という超簡単に纏めたらシンプルで王道な設定だけど、この作品の素晴らしいところはそれぞれのキャラクターの人生背景を見事に多面的に描き切っているところ。
■仲間内で見せる明るいキャラクターや前向きな気持ち、時には後ろ向きな姿勢。一方で心に秘め決して言語化したくないような揺れ動く感情。「恋」「信頼」「友情」と物語が進むにつれ、外面と内面の繊細な変化が見事に表現されていて、いつしか見ている自分が彼らの物語に入り込み心揺れ動かされることに気付く。
■感情の変化をセリフで直接的に表現する方法や、BGMでキャラクターの心情を表現することが一般的な中で、君嘘ならではの他作品にない素晴らしい演出が「音の使い方」。揺れ動く公生やかをりの心情をピアノとバイオリンで表現し、言葉がなくても「音」と「間」で彼らの内面が感じられる演出が本当にすごいと思う。
■幼少期の母との思い出に苦しむ公生。病気と闘いながら一瞬一瞬を生き抜くかをり。幼馴染でずっと公生と寄り添ってきた椿。スポーツ万能のモテチャラ男子・亮太。「どんだけキャラ背景が深いんだよ!」と思う中で、彼らが物語を通して伝えてきたのは『生きるとは』『幸せとは』というなんとも深く考えさせらるテーマ。このギャップが作品の世界観にドハマリさせられる最大の理由なのかもしれない。
アニメ研究家・フリーアナウンサー
中倉 隆道さん (男性・40代)
1位(100点)の評価