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2位ぼくのメジャースプーン
引用元: Amazon
『ぼくのメジャースプーン』は、辻村深月による日本の小説。講談社ノベルスより刊行された。2007年には、第60回日本推理作家協会賞長編及び連作短編部門にノミネートされた。
知っている人にたくさん出会える一冊!
辻村深月の初期作品は、キャラクターが作品を超えて登場することで有名です。こちらの作品には「凍りのくじら」で出てくる人も登場しますし、違う作品で大きな謎を残す人物の秘密が描かれてもいます。辻村ワールドが大好きな人は、あっと驚く仕掛けがいっぱい見つけられるでしょう。
「スロウハイツの神様」のチヨダコーキが書いたラノベが読めるなんて感動!
こちらの作品は「スロウハイツの神様」という別作品に登場する小説家・チヨダコーキが執筆したという設定で辻村深月が書いているラノベです。微妙に文体が違うのに、どこか辻村節が見え隠れしています。そして辻村ファンなら絶対に読みたいコーちゃんのラノベが実際に読めるなんて、感動しかありません!
4位冷たい校舎の時は止まる(上)
引用元: Amazon
雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。
伝説はここから始まった!
辻村ワールドが始まった一冊です。すべてがつながっている初期作品の世界観はここがスタート。小説内には辻村深月というキャラクターが登場し、SF(少し、不思議)で最後の最後でどんでん返し、名前トリックもあり、など辻村深月といえばこれ!という特徴がぎゅっと詰まっています。
ぞっとするようで美しいミステリ
この作品は辻村深月の作品の中でもダークな空気が圧倒的な作品です。様々な人の視点が入り乱れ、一体何が本当に起こっているのかわからなくなっていきます。読み進めれば進めるほどどんでん返しが起きて、一体どうなるのか最後まで全く予想できません。
辻村深月といえばドラえもんですが、ドラえもんが特に溢れているのがこの作品です!
辻村深月といえば、ドラえもんの映画の脚本を担当するほどのドラえもん好きで有名です。いろいろな作品でドラえもん要素や、ドラえもんのコンセプトであるSF(少し、不思議)が登場しますが、こちらの作品は特にドラえもん愛が詰まっていて、まさに辻村深月!という感じです。