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1位永遠の0(映画)
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 大学生の佐伯健太郎と出版社に務める姉の慶子は、実の祖父が終戦間際に特攻で戦士した海軍航空兵・宮部久蔵だと知らされる。それから6年後、慶子から新聞社主宰の終戦60周年記念プロジェクトのアシスタントを頼まれる。そのプロジェクトを遂行するため慶子と健太郎は、わずかな手がかりをもとに海軍従事者を訪ね歩くことに。久蔵を知る者たちの語ることはそれぞれまったく異なり、調べるほどにその人物像は謎に包まれていた。戸惑いつつも2人は、国のために命を捧げるのが当然だった戦時下の日本と、そこに生きた人々の真実を知っていく。愛する妻のため必ず生きて帰ることを信条にしていたはずの久蔵がなぜ特攻を選んだのか、終戦から60年を経て、各々の壮絶な生き方と封じられていた事実を明らかにする。 |
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制作年 | 2013年 |
上映時間 | 144分 |
監督 | 山崎貴 |
メインキャスト | 岡田准一(宮部久蔵)、三浦春馬(佐伯健太郎)、井上真央(大石松乃)、吹石一恵(佐伯慶子)、風吹ジュン(佐伯清子)ほか |
主題歌・挿入歌 | 蛍 / サザンオールスターズ |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:なし Amazon Prime Video:配信中 Netflix:なし Hulu:なし |
2位火垂るの墓
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 太平洋戦争の真っ只中である、昭和20年。神戸では、B29の爆弾が毎日、空から降り注いでいた。避難するために母と離れ離れとなった、幼い兄妹の清太と節子。母を亡くし、頼れる相手もいなかった二人は、誰の力も借りずに、二人だけで生活を始める。貧しいながらも、笑顔を忘れずに、今を生きるため一生懸命だった。笑い声が絶えないなか、まるで二人の写し鏡のように夏の蛍が明るく照らす。食べるものもなく少しづつ元気がなくなっていく二人は……。 |
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原作 | 野坂昭如 |
キャラクターデザイン | 近藤喜文 |
監督 | 高畑勲 |
プロデューサー | 原徹 |
メインキャスト | 辰巳努(清太)、白石綾乃(節子)、志乃原良子(母)、山口朱美(未亡人)ほか |
制作会社 | スタジオジブリ |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:なし<br>Amazon Prime Video:なし<br>Netflix:なし<br>Hulu:なし |
一度は観るべき映画
戦争孤児である14歳の兄と4歳の妹が必死に戦争の前後を生き延びようとする物語。
物語は終始暗く切なく悲しい話であり、鑑賞後もしばらく気分が晴れないほどの衝撃がある。
だけれども避けてはいけない、一度は観なくてはいけない映画だと思う。
同じような戦争が二度と起こらないよう後世への教訓のために、そして戦後見事に先進国へと発展を遂げた日本の強さを忘れないために。
自分の子供が理解できる年ごろになったらまた一緒に観ようと思います。
ディズニーの隠れた傑作
戦乱の中国。どの家も一人、男子を入隊させなければならないが、ムーランの一家には年老いた父親しかいない。
そこでムーランは男になりきり、父親の代わりに入隊する。
失敗続きで全く使い物にならないムーランであったが、必死の努力で力を認められるようになり、戦争でも活躍を果たす。
途中女性だとバレてしまう波乱もあったが、またも活躍し、戦果を挙げる。
家族のために命をかけて努力をし、報われたムーランの姿に涙せずにはいられません。
そしてその努力の日々の中で芽生えた隊長への恋心。
頑張れ、頑張れ、そう言いながら観てしまう映画です。
アメリカから見たサムライ像
武士道ってかっこいい。素直にそう思える映画。
本当に日本人てこんな感じ?という疑問はさておき、アメリカから見たTHEサムライ像はこうだったんだ、と興味深く感じます。
きっと少し違和感を感じるのは現代の日本人が武士道の精神を忘れてしまっているからなんでしょう。
今やハリウッド俳優として活躍している渡辺謙さんや真田広之さんらの殺陣シーンは迫力があって見ものです。
5位この世界の片隅に(アニメ)
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あらすじ・スト-リー | 18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた『大和』も呉を母港としていた。見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。 |
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制作年 | 2016年 |
上映時間 | 129分 |
原作 | こうの史代『この世界の片隅に』 |
キャラクターデザイン | 松原秀典 |
監督 | 片渕須直 |
プロデューサー | 真木太郎 |
メインキャスト | のん(北條すず)、細谷佳正(北條周作)、尾身美詞(黒村径子)、小野大輔(水原哲)、岩井七世(白木リン)ほか |
主題歌・挿入歌 | みぎてのうた / コトリンゴ |
制作会社 | MAPPA |
公式サイト | https://konosekai.jp/ |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:なし Hulu:なし |
何度か観て伏線を回収できる
終戦前後の日本の人々の暮らしを描いた物語。
戦争を通して幾度としてとてつもない苦難を強いられるが、努めて淡々と日常をこなしていこうとする人々の姿には、日本がどうして戦後ここまで発展したのかという疑問の答えに繋がる強さを感じます。
この主人公の一家だけが特別なのではない、みんなそうだったのだ、というのはその淡々と日常をこなしていく姿からも想像できます。
戦争って悲しいものだな、と改めて感じる作品です。
また、物語のあちらこちらに伏線が散りばめられているので、定期的に観て回収していけるとなお更、色々と考えることのできる映画だと思います。
彼は臆病者なんかじゃない
国のために死す、それこそが英雄と讃えられ、胸を張って特攻隊へと出撃していく戦闘員たち。
その中でただ一人、特攻隊を拒否し続け航空戦でも遠巻きに眺めているだけの宮部(岡田准一)。
臆病者と周りから疎まれた彼の生きざまを探っていくうちに、その彼の頑なさは臆病からくるものではなく、とてつもなく固い決意からくる強さであることが分かっていく。
彼の心の葛藤が痛いほど伝わってきて、もやもやしてどうしようもない気持ちになる。
家族を大切にしよう、と心の底から考えさせられる作品です。