1分でわかる「戦争映画」
平和な時代に生きるからこそ見ておきたい「戦争映画」
アクションを取り入れながら再現されている、歴史上の戦争を題材とした“戦争映画”は世界的にも人気の映画ジャンルのひとつと言えます。近年は圧倒的多数がアメリカ制作で、アメリカが関係した20世紀以降の近代戦争が題材となるケースが多いのが特徴。また、日本では第二次世界大戦後も実話を題材にした戦争映画が数多く制作されており、おもに戦争に至る政府及び軍部の苦悩や、困難な作戦に臨む将兵を描いた作品、戦争を否定されるべきものとして捉えた作品など、そのジャンルは多岐にわたります。
歴代ナンバーワンに輝いた戦争映画は?
2015年に全米で拡大公開されるほど人気となったクリント・イーストウッド監督の映画『アメリカン・スナイパー』が全米興行収入約300億円を記録。しばらく全米歴代1位を保持していた、スティーブン・スピルバーグ監督作品『プライベート・ライアン』(1998年)の約259億円を塗り替え、戦争映画史上最高のヒットとなりました。
戦争のリアルとフィクションを融合させた名作
第二次世界大戦におけるアメリカ軍の「ノルマンディー上陸作戦」を描いた作品で、そこに参加していた一人のアメリカ軍兵士を見つけ出し、本国へ連れ帰るという任務を任された兵士たちの話しとなっていますが、冒頭の激しい戦闘シーンが凄まじく、迫力やその生々しさに戦争の悲惨さがあらわれています。
映画的なストーリーが面白いのは言うまでもないのですが、リアリティにこだわった映像づくりが見どころで、莫大な予算をつぎ込むことのできるハリウッド映画ならではの戦争映画だと思いました。
jineさん
2位(95点)の評価
史実が元です。
ライアン4兄弟の内3人が戦死したので残りの末っ子だけは無事に連れ帰りましょうな内容です。
史実は若干違っていて、フレデリック(ライアンのモデル)は配属場所もはっきりわかっていたので捜索部隊は結成されておらず、自力で帰国してます。
それと兄の1人の戦死は誤報でこれまた帰国を果たしています。
それでもやはりプライベートライアンは大好きな映画です。
まふ。さん
2位(95点)の評価
脳裏に焼き付いて離れない戦争映画の名作
ノルマンディー上陸作戦を描いた冒頭の20分ほどの映像は極めて残酷だが、映像としては圧倒的でこれを超えるものはない。上陸前の緊張感や灰色の空、無残にもバタバタと倒れていく兵士たちの衝撃はすさまじいと同時に戦争を経験したことのない自分にも「これは現実だ」と感じました。戦争の悲惨さを学ぶにはこれくらいの無慈悲さがないと伝わらないと思うので、若い頃に必ず見てほしい映画です。
RUIさん
1位(100点)の評価